江戸時代後期から明治時代にかけて「和紙」と「木蝋」で栄えた内子町。かつては日本だけにとどまらず世界においてもその品質は高く評価され、町に繁栄をもたらしました。その街並みは、今もそのまま伝統的な建造物が残されており「内子町八日市護国地区」は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
地元の土で塗られた浅黄色の土壁と白漆喰の屋敷が並ぶ風景は、温かく落ち着いた雰囲気を漂わせています。まるで、江戸時代にタイムスリップをしたような気分になる内子町。その風情ある内子でおすすめのお店をいくつかご紹介したいと思います。
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■あたらし屋
最初におすすめする内子の雑貨店は「あたらし屋」。内子町の伝統的建物群保存地区の中にある「あたらし屋」は、江戸時代末期に建てられた貴重な建物を使用した風情ある資料館、兼雑貨屋さん&カフェです。明治から大正時代にかけて、内子町で使われていた日用品(教科書や時計等)や店の宣伝手段での一つであった引き札など、様々な資料が展示されており内子町の歴史・文化を知ることができます。
大洲和紙や各種和蝋燭などの民芸品の販売の他、おいしい珈琲などがカウンターでいただけ、ボランティアガイドでもある店主からおすすめの観光スポットなども聞けるかもしれません。
あたらし屋
- 愛媛県喜多郡内子町内子2615
- 0893-44-3104
- 9:00~17:00
- 不定休
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■武工房
2番目におすすめする内子の雑貨店は「武工房」。護国の町並保存地区にアトリエを構える「武工房」。リタイア後に京都で修行を積み、内子町の地で日本の伝統工芸を受け継いでいる素敵な店主が織り成す竹細工は、とても丁寧で丈夫な仕上がりの商品です。バッグや茶托、椅子や茶道具など、様々な商品が並んでおり、漆塗りコップ&茶托のセットはいい味が出ておりおしゃれです。
また、竹が施されたピアスもかわいらしくお土産にもらったら嬉しくなる品ですね。気さくな店主の職人技を眺めながらショッピングできます。
武工房
- 愛媛県喜多郡内子町内子城廻235
- 090-3161-8645
- 9:30~18:00
- 不定休
■大森和蝋燭屋
3番目におすすめする内子の雑貨店は「大森和蝋燭屋」。創業200年の伝統を今もなお守り続ける「大森和蝋燭屋」。すべての商品を職人の手によってひとつひとつ丁寧に作られております。
その工程は、40℃〜45℃に溶かしたハゼの実から採取した「木蝋」を素手ですくい上げ、何度も塗り重ねる「生掛け製法」。蝋燭の切り口はまるでバウムクーヘンのようで、その手の込んだ製法の蝋燭の特徴として、「炎が明るく大きい」「煤が少なく風に強い」「無風の場所での使用では蝋が垂れない」と、あらゆる場面で重宝されます。色・絵などはなく、素朴な趣ある和蝋燭です。
大森和蝋燭屋
- 愛媛県喜多郡内子町内子2214
- 0893-43-0385
- 9:00~17:00
- 火曜日、金曜日(定休日も営業することがあります。要HP確認)
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