河口湖でバス釣り！大物ブラックバスを狙うための釣り情報を紹介

河口湖といえば山梨県で有数の観光スポットです。湖と富士山の雄大な景色を見渡せることから、絶景を見に訪れる方や湖畔にある温泉宿を訪れる方など多くいますが、その中には釣りを楽しもうとする方も多くいます。というのも、河口湖は国内でブラックバスが楽しめる数少ない湖の１つだからです。ブラックバスは魚の中でも引きが強く、ルアーフィッシングを楽しめる魚です。そのため遠方から訪れる方も多く、人気の釣りスポットです。今回はそんな河口湖の釣り情報をバス釣りを中心にご紹介します。遊漁券の購入の仕方やポイントもご紹介するので、バス釣りをしてみたいという方は訪れてみてはいかがでしょうか。

河口湖とは？

河口湖は山梨県に位置する湖で、富士山も眺められます。周辺には河口湖オルゴールの森美術館や温泉などがあり、ホテルや旅館なども多いので自然をゆっくり満喫したいという時におすすめのスポットです。そんな河口湖ですが、実はブラックバス釣りのメッカとして釣り好きの間では有名です。時期になるとブラックバスの釣り大会が行われたり、湖畔には駐車場やボート店、トイレもあるので釣り初心者にもおすすめのスポットです。

バスとはどんな魚？

バスはスズキ目で、釣りの引きが激しいことからゲームフィッシングの対象となりやすい魚です。河口湖に生息するバスはブラックバスで、北米原産の淡水魚です。小魚や昆虫を食べる肉食魚で、日本では大正14年に芦ノ湖に放流されて以来、国内の湖でのルアー釣りの対象魚となっています。河口湖でも季節になると放流され、初心者でも釣りを楽しめる魚です。河口湖で釣った場合は原則リリースします。

河口湖のバス定期的放流

河口湖ではバス釣りを楽しむ方のために定期的に放流しています。4月から11月まで1カ月に1回の割合で行なっており、放流場所は3箇所から4箇所です。場所は主に船津のロイヤルワンド、長浜旧村営駐車場、浅川などですが、時期によって変わるので放流を見に行きたかったり、放流後に釣りを楽しむなら河口湖漁業協同組合のホームページを見ることをおすすめします。放流予定日と放流場所が随時、掲載されます。

遊漁料・遊漁税がかかります

河口湖でバス釣りを楽しむ場合、遊漁料・遊漁税がかかります。どこで払うのかというと、湖畔の釣具店やボート店、コンビニ、自動販売機など赤いのぼりが立っているスポットで前売り券を購入できます。販売スポットは50箇所以上あるので初めて訪れるという方でも簡単に購入できます。前売り券の料金は高校生以上は1050円、中学生以下は420円です。さらに入漁税として200円かかります。現場売りの場合、高校生以上は1550円、中学生以下は670円です。

禁漁期間や禁止・注意事項

河口湖に禁漁期間はなく、年間通して釣りを楽しめます。ただ、わかさぎ釣りに関しては10月1日から5月15日までで組合が指定する期間のみです。遊漁時間は日の出1時間前から日没後1時間までで、夜間の釣りは禁止されています。さらに釣りをする際は遊漁券・遊漁税券を必ず購入し、携帯するようにしてください。また産卵保護のため4月1日から6月30日まで禁漁区に指定されるスポットもあるので注意してください。

バスを釣るポイント

河口湖のバス釣りポイントとしておすすめはロイヤルワンドです。放流ポイントの1つなので魚影が濃く、1級ポイントとして有名です。同様に、ロイヤルワンド対岸の浅川も放流ポイントなのでおすすめです。大きめサイズを狙いたいという方には河口湖大橋周辺の産屋ヶ崎がおすすめです。複雑な地盤地形なので大きめサイズが隠れている可能性があります。駐車場やトイレを重視したい方には八杭ワンドがおすすめです。

バスを釣るための釣具

河口湖で使用するバス釣り具には注意事項があります。それはワームの使用禁止です。河口湖でワームを使用すると環境に悪影響を及ぼす可能性があるため、禁止されているのです。使用できるのはラバージグやスピナーベイト、天然素材を使用したポーク系ルアーで、定番はポークルアーのダウンショットリグやスモラバです。フライフィッシングをする場合は専用エリアのみでの利用となります。

釣りに足りないものがあったらここで！

河口湖に到着してから釣り具を揃えたい場合、買い足したい場合は湖畔近くに釣具店があります。おすすめは「ベイト&タックルキャリル」という釣具店です。707号線の乳ヶ崎北交差点を河口湖方面に曲がったところに位置するお店で、バス釣りに必要なポークルアーが種類豊富に揃っています。さらに近々の釣果情報も教えてくれるので釣りをする前に一度訪れるといいでしょう。定休日は水曜日です。

餌釣りもあり？

河口湖でバス釣りを楽しむ時の定番といえばルアー釣りですが、なかなか釣れないという時は餌釣りが効果的です。そもそもなぜルアー釣りが定番なのかというとルアーを動かして釣り上げること自体がバス釣りの醍醐味で、餌を使えば簡単に釣れてしまうからです。餌釣りの餌として効果的なのは生きた餌です。ミミズやエビ、小魚、昆虫などを生きたままつけるとすぐにバスが食いついてきます。

バス意外に釣れる魚の紹介

河口湖で釣りを楽しむなるとバス釣りが有名ですが、それ以外の魚が釣れる場合もあります。バス以外の大物として知られているのがニジマスです。青緑色に黒の小さな斑点がついており、体の中央に虹色の帯状模様があります。ルアー、餌釣り、フライなど様々な方法で釣れます。他にもフナやコイ、オイカワも生息しており、釣れます。そして河口湖では冬季に釣れる小魚として有名なワカサギも期間限定で釣れます。

やっぱり冬はワカサギ？

河口湖の釣りというとポピュラーなのはバス釣りですが、冬はワカサギ釣りが有名です。氷上の寒い環境下でするイメージがありますが、河口湖にはシーズンになるとドーム船があるので、温かい室内で安心して釣りを楽しめます。ドーム船は河口湖漁協ドーム船や河口湖ドーム船、浅間丸ドーム船があり、5cmから11cmのワカサギが数十匹から数百匹も釣れます。冬に河口湖で釣りを楽しむならワカサギ釣りがおすすめです。

ワカサギなら家族で楽しめる！

釣りというと難しいイメージがありますが、ワカサギ釣りなら簡単です。ワカサギ釣り専用の竿は短く、軽いので子供も持ちやすく家族で楽しめます。電動なら子供でも釣り上げられるほどで、河口湖ならドーム船もあるので温かく、寒い冬場も安心です。さらに初めての釣りでも餌を小まめに変えるだけで続々と釣れるので、子供も釣りの楽しさを体感できます。家族みんなで釣りを楽しむならワカサギ釣りはぴったりです。

釣りを楽しめるボートレンタル

河口湖は湖畔でも釣りが楽しめますが、ボートで湖上から楽しむ方法もあります。それがボートレンタルです。おすすめはKBH河口湖ボートでのレンタルです。ボートハウスは富士山を眺められる絶景ポイントに位置しており、ボートの他に釣り具もレンタルできます。遊漁券も購入できるので、もともと釣りを楽しみに来る方はもちろん、観光ついでに釣りをしてみたいという方も気軽に楽しめます。

駐車場やトイレはあるの？

河口湖で釣りをするとなると気になるのは駐車場やトイレです。河口湖湖畔には遊漁税・入漁料で作られた駐車場やトイレが点在しており、無料で利用できます。駐車場入口には「遊漁税駐車場」という看板や「釣り人専用駐車場」という漁協駐車場看板が出ており、気軽に利用できます。ただ、レンタルボート店などの駐車場は有料の場合もあるので中止してください。また、トイレの位置は利用状況によって変わる場合があります。

河口湖へのアクセスは？

河口湖までは関東から数時間でアクセスできます。ポピュラーな方法は車で、東京方面から向かう場合は東名高速道路を御殿場ICで降りて、東富士五湖有料道路を走り、富士吉田ICで降りると河口湖に到着します。また、中央自動車道を利用する場合は大月JCTを経由して河口湖ICで降りると到着します。電車でアクセスする場合はJR中央線の大月駅から富士急行線に乗り換え、河口湖駅で下車します。

まとめ

このように河口湖はブラックバス釣りのメッカで、駐車場やトイレも完備でブラックバスに必要な釣り具も周辺の釣具店で揃うので、初めてのブラックバス釣りの方も気軽に楽しめます。湖畔には温泉や飲食店、観光スポットもあるので釣りだけでなく河口湖観光も楽しめます。関東から気軽にブラックバス釣りに行くなら河口湖がおすすめです。遊漁券なども湖周辺のコンビニなどで購入できるので簡単に釣りを楽しめます。

エンターテインメント・遊ぶのおすすめ記事