【埼玉】川越の台所「川越市場」は、小江戸の町歩きとセットで行ってみよう！

川越市場とは？

川越総合地方卸売市場は1994年に埼玉県川越市に作られた卸売市場です。日本各地の生鮮食料品が集結し、埼玉県南西部の台所的な存在です。毎週土曜日の午前中のみ一般開放されていて、業者以外の一般客も利用が可能。「川越市場」と呼ばれてこよなく愛されています。東京ドーム4個分の広大な敷地での朝市は、築地・豊洲より熱いと話題です。

市場にはどんな商品があるの？旬の青果がお手頃価格

川越市場内で売られているのは、旬の野菜・果物や水産物、総合食品。旬の野菜や果物といった青果は、百貨店やレストラン、割烹料理店などに卸している鮮度も品質も抜群の物が手ごろな価格で購入できる十話題です。箱売りで特別特化の果物も多いので、自宅用だけでなくおすそ分けしたり仲間と分け合ったりしてもいいですよ。「食育ショップ」では季節ごとのイベントも行われています。

自家製漬物も食べてみたい

川越市場でぜひ行ってほしいのが漬物専門店！何と常時50種類もの漬物を扱う店、十一屋ジャパンは人気の漬物専門店です。おすすめは季節の変わり漬物。春には桜を使った浅漬けや特選ふき味噌、夏にはザーサイの浅漬けや下田なす、秋には柿すりおろし大根や秋ごぼう漬け、冬になますや千枚漬けなど。店頭にずらりと並ぶ漬物は、どれにしようか迷ってしまうほどですよ。

さすが市場！水産物では三枚おろし無料サービス

川越市場には養殖魚から天然魚まで新鮮な魚がずらりと並んで、いかにも市場らしい眺めが楽しめます。川越中央魚類は、えぼ鯛やのどぐろといった珍しい魚の干物が替える店。川越マルニ水産はマグロの中落ちが1パック500円など、破格の限定品を販売する行列が絶えない店です。一般開放日である土曜日限定で、購入した魚を三枚おろしにしてくれる魚さばき処もあるのが嬉しいですね。

乾物だって揃う！

野菜や鮮魚などを買う予定のない人でも、日持ちする乾物なら日持ちもするのでおすすめです。昆布やワカメ、煮干しや花鰹など出汁を取るのに普段使いできる乾物は、日常使いできるリーズナブルな物が豊富。国産にこだわっているのも嬉しいですね。ワンランク上の日高昆布や三陸ワカメ、九州枕崎の花鰹なども手に入りますよ。

鮮魚を手に入れたら海藻もつまに欲しくなる

普段スーパーでは手に入らないような海藻が売られているのも川越市場の魅力!吉田海藻は、その名の通りの海藻専門店。一押しの三陸産ワカメは高級料亭などにも卸している一級品です。乾燥ワカメと比べて高価な生ワカメですが、肉厚のワカメはぜひ食べたい一品ですよ。鮮魚を買ったらつまにもこだわってみるのもいいですね。

ベテランの目利きで勝負の精肉

市場というと鮮魚のイメージが強いですが、川越市場では精肉売り場が人気です。精肉店・アンデス食品は、定期的にタイムセールを行っていて人だかりの絶えない人気店。店頭でステーキ肉などの試食を行っている店も多いので、見て周るだけでお腹いっぱいになるほど。大きなパックに入った肉は、冷凍保存したり仲間と分けたりして楽しみましょう。

明治に創業したこだわりと伝統の調味料

土曜日以外は多くの飲食店や旅館などを営む食のプロが集まる川越市場には、玄人向けの調味料も多く売られています。ここでしか買えないものもあるので、調味料の店を覗いてみるのもおすすめです。明治40年創業の山本商店では、約40種もの醤油が手に入ります。一般小売店では見かけない商品も数多く並ぶヤスノでは、何と1ガロン（約3.8ℓ）のタバスコが売られていて面白いですよ。

新鮮な烏骨鶏たまごやピータンが手に入る

普段は見かけない専門店があるのも川越市場の面白さ。ゴールデン・エッグは卵の専門店。岩手や青森県産の卵が超特価で手に入ります。卵のサイズは一般的な物以外にMSやLLなども売られています。特に人気の卵が赤玉の「めんこい玉子」。不定期ですが卵の詰め放題も行われ、多くの人でにぎわいます。温泉卵やウズラの卵、ピータン、烏骨鶏の卵も人気。

場外にはマーケットテラスビュッフェが！

川越市場にある4か所の食堂の中でもメディアに取り上げられるほどの人気なのが、Market TERRACE(マーケットテラス)。市場に集まる新鮮な食材や川越野菜をふんだんに使った料理をビュッフェスタイルで食べられるのです。野菜を中心にした料理の数々は、サラダだけでなくピザやカレーなどボリューム満点な物も多く満足感があります。デザートもすべて手作りにこだわっています。

場内にある食堂元祖わがまま丼の店花いちで海鮮丼

市場で食事といったら思い浮かべるのが海鮮丼!市場の活気あふれる雰囲気を味わいながら、鮮度抜群の魚料理を食べたい人におすすめなのが花いちです。海鮮丼や刺身定食などの鮮魚メニューほのか、カレーやうどんなどの1品料理も豊富です。1番人気は具だくさんの海鮮丼「わがまま丼」。肉や魚はもちろん市場で社長自ら仕入れています。

三陸産の殻付牡蠣を食べるならここ！かき小屋

いま日本全国でブームになっているのがかき小屋。かきの名産地では、海岸に設営された小屋で殻付きのままのかきを炭火で焼いて食べるかき小屋が冬の風物詩。そんな活気あふれる雰囲気や本場の味が川越市場内で楽しめるのが、かき小屋小江戸。三陸産のかきをバーベキュー感覚で焼いて味わえます。単品注文もできますが、90分食べ放題でかきを堪能するのがおすすめです。

ラーメンが食べたい！場内にある幸先

気軽に食べられて満足感もある外食メニューといえばラーメンですが、川越市場にあるラーメン店は味も本格派! 鶏ガラと豚足をベースにした動物系のスープと煮干しやかつおを使った魚介スープを合わせたダブルスープは濃厚な味わい。メニューはこってりとあっさり、つけめんと辛つけめんの4つのみです。麺は管野製麺所の特製麺。土曜日以外でも営業しています。

川越市場へ行きたい！車でのアクセス方法

川越市場は、埼玉県川越市にありますが関越道の川越インターチェンジからすぐなので各地からのアクセスも良好です。川越インターチェンジを降車後、狭山市方面に進んで4つ目の信号のある大袋新田交差点を右折します。その後直進して6つ目の信号・卸売市場入口を左折しましょう。案内看板もあるのでスムーズに向かうことができるはず。

川越市場へ行きたい！電車でのアクセス方法

川越市場の住所は、埼玉県川越市大字大袋650番地。最寄り駅は西武新宿線・南大塚駅です。駅北口から市内循環バス・川越シャトルの乗車し卸売市場バス停で下車します。朝市開催中にたどり着くには10時30分発のバス1本しかないので、乗り遅れないようにしましょう。駅から徒歩の場合は30分ほどかかります。駐車場もありますが、10時過ぎには満車になり周辺道路も大混雑になります。

まとめ

今話題の市場・川越市場について深堀してきましたが、いかがでしたか?卸売市場というと一般に開放されているとはいえ何だか邪魔になってしまうのではないかと心配になってしまいますよね。川越市場はそんな心配は一切無用!毎週土曜日の一般開放日に向けて、様々なイベントも開催されていてウェルカムな雰囲気いっぱい。ぜひ今度の土曜日は川越市場に出かけましょう。

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