地ビール「湘南ビール」を作る蔵元「熊澤酒造」をご紹介！レストランやパン屋、雑貨屋も有

更新日: 2023年11月24日

皆さんは、「熊澤酒造」をご存知ですか？湘南にある老舗の酒造です。老舗でありながらも、新しいことにもどんどん挑戦し、地ビールや、古民家レストラン、パン屋に雑貨屋なども手掛けており、観光や食事などもゆっくりと楽しめるスポットになっています。一見酒造とは関係がないように思える事業も、蔵元ならではのこだわりから生まれており、「熊澤酒造」のお酒とともに楽しめるようになっています。今回は、そんな「熊澤酒造」について、どんな酒造でどのような商品を造っているのか、酒造内の施設や「熊澤酒造」が行っているイベント、アクセス方法などをまとめて紹介します。

熊澤酒造について

「熊澤酒造」は、湘南で1872年(明治5年)創業に誕生した老舗の酒造です。伝統的な酒造りをつないでいた「熊澤酒造」ですが、1993年に廃業寸前に陥り、6代目が昔の辛い日本酒造りとは異なる新しいスタイルへと改革。日本酒造りだけでなく、ビール造りやレストラン、パンから雑貨屋なども展開し、お酒を楽しめる空間を提供しています。

熊澤酒造の日本酒

「熊澤酒造」で外すことができないのが、転機ともなった日本酒「天青」。山田錦・五百万石などのお米から造られる日本酒で、スッキリとした口当たりと奥のほうにあるコクが特徴です。また、創業からの伝統的なお酒としては「曙光」やブルーボトルが高級感を感じさせる「清酒 熊澤」、軽い口当たりで飲みやすい「鎌倉栞」、魚との相性抜群の冷酒「湘南」なども有名です。

熊澤酒造は地ビールも作っている

「熊澤酒造」は、日本酒以外にも「湘南ビール」と言う地ビールも有名です。ビールが有名なドイツから日本の文化に興味を持つマイスターを呼び寄せて、ドイツビールの真似にならないようにと言うプロ意識のもとに研究を重ねて造り出したホップを追求したビールになっています。全国区では販売されておらず、一部地域や直営のレストランでのみの販売です。

酒造見学ができる

「熊澤酒造」では、予約をすれば酒造の見学をさせてくれます。ビール造りの工場は、ガラス張りになっており外から見学が可能。日本酒の酒蔵は、蔵の中、道具などを解説付きで見学することができ、「熊澤酒造」の良さをさらに理解できます。見学は、日によってできないこともあるので事前に確認が必要です。

熊澤酒造にはレストランやパン屋がある

「熊澤酒造」には、「熊澤酒造」で造っている日本酒やビールをはじめ、おいしい料理を楽しむことができるおしゃれな古民家風レストランや、ビールを作る際にできる酵母を利用した素材本来の持ち味を活かしたパンが自慢のパン屋、湘南地域の作家などの作品やヴィンテージ家具や小道具などの見ているだけでも楽しくなるような雑貨が販売されている雑貨屋などがあり、様々な楽しみ方ができます。

蔵元料理 「天青」

蔵元料理「天青」は、大正時代に使用されていた酒蔵を改装した「熊澤酒造」の日本酒とそれに合う和食を楽しむことができるレストランです。蔵元だからこその新酒や秘蔵酒や、米、水、魚、野菜などの持ち味を活かし、麹を使用した蔵元料理を落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと味わうことができ大変人気になっています。

古民家レストラン「MOKICHI TRATTORIA」

古民家レストラン「MOKICHI TRATTORIA」は、「熊澤酒造」の日本酒や地ビールを気軽に楽しむことができるレストランです。築450年の古民家を移築して再建築した重厚感あるおしゃれなて雰囲気の店内で、工場直送の日本酒やビール、併設されているパン屋のパンや作り立てのソーセージなどを味わうことができます。純米酒三味飲み比べは、特に人気です。

地下や2階もある「mokichi wurst cafe」

「mokichi wurst cafe」は、東北地方の築200年の古民家をそのまま移動させ利用したカフェ。地元で採れた四季折々の有機農家の野菜を使用したグルメや、併設されている食肉加工場で作られたばかりのウィンナーやベーコン、併設パン屋のパンなどを、日本酒やビールとともに楽しめます。また、カフェなので、オリジナルブレンドのコーヒーなども味わうことができ、人気です。

蔵元ならではのパンが並ぶ「mokichi baker & sweets」

「MOKICHI Baker & Sweets」は、ビールを作る際に出るビール酵母を使用したパンが並ぶベーカリー。蔵元ならではの雰囲気になっており、販売されているパンは「熊澤酒造」の日本酒やビールと相性抜群です。また、水の代わりに湘南ビールを使用して仕込んだパンやケーキもあり、人気となっています。売り切れ次第終了なので、早めの来店がおすすめです。

カフェには食肉加工場が併設している

「熊澤酒造」のカフェには、食肉加工場が併設されており、ドイツ製法を基本としたハムやソーセージなどを造っています。肉本来のうまみをしっかりと引き出しており、「熊澤酒造」のお酒との相性も抜群！カフェでは出来立てのソーセージやハム、スパイスのきいたローストポークなどが楽しめます。また、テイクアウトもあるため、お土産などにピッタリです。

見るだけでも楽しいお店「okeba gallery & shop」

「okeba gallery & shop」は、創業当時からある倉庫を改装した雑貨ショップ。湘南地域の作家やアーティストの作品をはじめ、ヴィンテージ家具や古道具などの「熊澤酒造」ならではの商品なども販売されています。2階には、絵本なども置かれており、子どもにも人気。家族そろって楽しめるショップになっています。

熊澤酒造には毎年恒例のイベントがある

「熊澤酒造」では、毎年恒例で「オクトーバーフェスト」が開催されています。だいたい10月の前半の3日間で開催され、入場料金を払うとチケット10枚とグラスを受け取ることができ、チケットでお酒や料理を購入する仕組みです。毎年訪れる人は、グラスを持参するとチケットが1枚もらえるのでお得です。また、前売り券を購入すれば、「熊澤酒造」直営レストランで使用できる500円券がついてくるのでこちらも大変おすすめです。

熊澤酒造へのアクセス方法は？

「熊澤酒造」へは、公共交通機関を利用する場合は、最寄り駅がJR相模線の香川駅になっています。駅からは、駅を背にして右へ歩き、右側にある踏切を渡って歩道のない道をまっすぐに進みます。少しすると「熊澤酒造」の看板が現れ、もう少し進むと入口にたどり着き、約10分の道のりになっています。

まとめ

いかがでしょうか？湘南の老舗酒造「熊澤酒造」。日本酒はもちろんのこと、地ビールにも力を入れており、そのこだわりのお酒が大変評判です。そんなお酒を思う存分楽しめる施設やサービスなども充実しており、子どもからお年寄りまでみんなが一日中ゆっくりと楽しめる環境が整っています。駅からのアクセスも抜群な飲み魅力です。「熊澤酒造」に訪れて、素敵な時間を過ごしてみませんか？

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