米沢名物「牛肉どまん中」は大人気駅弁！どんな弁当？どこで買えるの？など徹底リサーチ

更新日: 2023年11月21日

新幹線や電車での旅行の楽しみのひとつといえば駅弁ですよね。駅弁にはその地方の特産品や名物グルメなどがたっぷり詰められており、おいしさはもちろんのこと、パッケージや見た目などにもこだわりが込められており、楽しみながら食べることができます。この記事では全国にたくさんある駅弁の中から、東北地方を代表する駅弁である「牛肉どまん中」についてを詳しくご紹介します。山形県のブランド牛である米沢牛をたっぷりと使用した「牛肉どまん中」弁当。その歴史や人気の秘訣に加え、実際にお弁当を購入できる場所も合わせてご紹介しています。都内で購入できるスポットなども説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「牛肉どまん中」は米沢の名物弁当

「牛肉どまん中」は、米沢地方を代表する大人気の駅弁です。全国的にも有名なブランド牛である「米沢牛」を堪能できる駅弁となっており、JR米沢駅前にお店を構える「新杵屋」というお店が製造と販売を行っています。昔からある老舗の駅弁ですが、近年の駅弁人気に伴ってさらに知名度が上がっており、東北地方のみならず全国各地に牛肉どまん中のファンがいるといわれています。

「牛肉どまん中」ができたのはいつ？

この人気の駅弁「牛肉どまん中」が生まれたのは、山形新幹線が開通した翌年にあたる1993年（平成5年）です。この時期は、新幹線の開通に伴って、全国的に各地方で名物駅弁を作ろうという動きが強まっており、その流れでこの牛肉どまん中弁当も作られるにいたったとのこと。せっかくならば米沢のおいしいものをアピールしたいという思いのもと、米沢牛を主役にした駅弁が生み出されたのです。

「牛肉どまん中」の製造元は老舗の新杵屋

この「牛肉どまん中」弁当を作りだしたのは、JR米沢駅の駅前にお店を構える新杵屋というお店です。新杵屋はもともと1921年（大正10年）に菓子屋として創業したお店で、昭和に入ってからお弁当販売をはじめた歴史のあるお店となっています。最初に作られたお弁当は「元祖牛肉弁当」というお弁当で、その後さまざまなお弁当が開発された後に牛肉どまん中弁当も作られました。

「牛肉どまん中」という名前の由来は？

この「牛肉どまん中」という個性的な名前はどのようにして付けられたのでしょうか？「どまんなか」というのは実はお米の品種の一種であり、山形県産のオリジナル品種として発売されました。このどまんなか米が発売された年にこの「牛肉どまん中」弁当が考案され、ご飯にはどまんなか米を使っていることもあって、このお米の名前にちなんで名付けられたということです。

「牛肉どまん中」の開発秘話

「牛肉どまん中」にはお店のこだわりが込められており、開発当初、使用するお米についても、上記で紹介したどまんなか米と、はえぬきという品種の両方で試作が行われたとのこと。食べ比べが行われ、お弁当が冷めてもよりおいしく食べることができるのがどまんなか米であったため、こちらのお米が採用されたというエピソードもあります。また、タレも秘伝となっており、レシピは企業秘密なのだそうです。

「牛肉どまん中」の人気の理由1：食べごたえがある

ここからはなぜ「牛肉どまん中」弁当が人気なのか、その人気の秘訣をひとつずつ解説していきたいと思います。最初に紹介する人気の理由は、食べ応えがあるという点です。駅弁はもともと長い鉄道旅のお供という立ち位置もあり、やはりボリューム感は重視したいところ。牛肉どまん中弁当はご飯がぎっしり詰められた上に牛肉がたっぷり乗っているので、食ごたえもあり、男性の方でも満足できる量となっています。

「牛肉どまん中」の人気の理由2：味付けがおいしい

続いて紹介する「牛肉どまん中」の人気の理由は、味付けがおいしいという点です。独自の製法で作られたタレで味付けされた牛肉は、ご飯との相性がぴったりな少々濃いめの味。かみしめるほどに牛肉のうま味も感じることができ、後を引くおいしさです。醤油と砂糖がベースとなった甘塩っぱい味となっており、老若男女幅広い世代に好まれる味付けとなっています。

「牛肉どまん中」の人気の理由3：彩りが鮮やか

次に紹介する「牛肉どまん中」の人気の理由は、彩りが鮮やかだという点です。普通、肉がメインになったお弁当だと、どうしても茶色の比率が高くなってしまい地味な印象になってしまいがちです。しかしこちらの牛肉どまん中弁当は、中心にパセリが添えられてるほか、おかずとして漬け物やかまぼこ、卵焼きなども入っているため、全体的に華やかな見た目に仕上げられています。

「牛肉どまん中」は3種類の味がある

こちらの「牛肉どまん中」弁当ですが、実は味が3種類あるのをご存じでしたか？一般的なものは上記でも紹介した醤油タレで味付けされたタイプなのですが、ほか塩バージョンと味噌バージョンが販売されており、醤油バージョンとはまた異なる味わいを楽しめます。こちらの塩バージョンと味噌バージョンは限定品となっているため、少々手に入れるのが難しい商品となっています。
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「牛肉どまん中」が買える場所その1：本社工場直売店

ここからはそんな「牛肉どまん中」弁当を購入できる場所を順に紹介していきたいと思います。最初に紹介するのは本社工場直売店です。本社工場直売店は米沢駅の駅前に立地する店舗となっており、できたてほやほやのお弁当を購入できます。また、塩バージョンや味噌バージョンといったレアな味付けの牛肉どまん中弁当を購入することも可能ですよ。そのほかの駅弁や地域の名産品なども販売されているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
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「牛肉どまん中」が買える場所その2：米沢駅

続いて紹介する「牛肉どまん中」が購入できる場所は米沢駅です。JR山形新幹線が乗り入れている駅となっており、駅の改札を出なくてもお弁当を購入することができるので便利。米沢駅ホーム売店ほか、駅構内にあるおみやげ処よねざわなどでも購入できます。こちらでも醤油味ほか、塩バージョン、味噌バージョンを購入できますが、早々に売り切れてしまうこともありますのでご注意を。

「牛肉どまん中」が買える場所その3：福島駅と赤湯駅

次に紹介する「牛肉どまん中」が購入できる場所は、福島駅と赤湯駅です。こちらもJR山形新幹線が乗り入れている駅となっており、米沢以外の東北の別エリアへの移動を検討されているのであれば、こちらを利用するのもひとつの手となっています。福島駅構内にある牛たん屋 福島店ほか、赤湯駅に併設されたNEWDAYS赤湯などで購入できます。

「牛肉どまん中」が買える場所その4：山形新幹線の車内販売

続いて紹介する「牛肉どまん中」が購入できる場所は、山形新幹線の車内販売です。新幹線の中をワゴンで回る車内販売は新幹線の旅の楽しみのひとつでもありますが、こちらでも「牛肉どまん中」弁当を購入することが可能なのです。しかしながら、下りは購入の要望があったときのみの扱いとなっているため注意が必要です。確実に牛肉どまん中弁当を食べたいのであれば、予約をしておくかあらかじめ駅で購入しておくのがベストです。

「牛肉どまん中」が買える場所その5：東京駅

続いて紹介する「牛肉どまん中」を購入できる場所は東京駅です。東京駅構内にある駅弁屋や、東京駅の改札内にある弁当売り場でもこの牛肉どまん中弁当は扱われており、都内にいながらにして米沢の駅弁を味わうことも可能となっています。しかしながらこちらの駅弁は人気が高く、時間帯によっては品切れしてしまうこともあります。入荷の時間など事前に調べておくといいでしょう。

「牛肉どまん中」はイベントでの購入も狙い目

こちらの「牛肉どまん中」弁当ですが、デパートなどで開催される物産展や、駅弁大会といった催事イベントで購入することも可能となっています。これらのイベントは開催期間も短く、なかなかタイミングが合わないと購入するのは難しいものの、自分の生活圏内で目当ての駅弁を買うこともできるので便利ですよ。ぜひ各百貨店などのイベント情報をチェックして、牛肉どまん中弁当の販売情報を調べておきましょう。

まとめ

いかがでしたか？この生地では、米沢地方の人気の駅弁「牛肉どまん中」についてを詳しく紹介しました。その誕生の歴史や、ユニークな名前の由来、お弁当の特徴などを説明しているほか、実際に「牛肉どまん中」弁当が購入できる場所も解説しています。ぜひこちらの情報を参考にして、米沢牛のうま味がたっぷり詰まった「牛肉どまん中」を味わってみてくださいね。山形県産のお米である「どまんなか」も味わって食べてみてください。

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