【広島】地元 尾道でも人気のラーメン店「朱華園」!特徴とおすすめメニューを大公開

更新日: 2023年11月21日

広島県尾道のラーメン店「朱華園」は、雨の日でも行列ができるほどの人気店です。もはや人気の飲食店という枠を超え、尾道の観光名所の1つとなっています。それもそのハズ、朱華園は尾道を代表する美味しいラーメン店として、テレビや雑誌、ラジオでも引っ張りだこで、地元では知らない人がいないほどです。尾道は有名なお寺や映画のロケ地などの楽しい観光スポットがたくさんありますので、観光の前後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。この記事では、行列ができる人気店「朱華園」の基礎知識やメニューを紹介しますので、ぜひお店選びの参考にしてみてください。

朱華園とは

朱華園とは、広島県尾道市にある中華そば（ラーメン）のお店です。メニューは少なめで中華そば、チャーシュー麺、焼きそば、ワンタン、餃子、ビール、お酒のみ。尾道を代表するラーメンとなっており、澄んだ醤油味のスープと豚の背脂が入っていることが特徴となっています。地元の人にも愛されているお店なので、土日祝日にもなるとかなりの行列です。

尾道ラーメンではなく「中華そば」

朱華園のラーメンは、細かいことを言うと尾道ラーメンではありません。尾道ラーメンは、瀬戸内海で採れた魚介系の出汁が特徴的ですが、朱華園のラーメンには魚介系の出汁は入っていません。創業者も尾道ラーメンではないと否定しています。ですが、醤油スープに中細麺、豚の背脂ミンチという3点の特徴は、尾道ラーメンと共通しています。

朱華園は歴史ある名店

朱華園は、台湾出身の朱阿俊（シュウ　アシュン）氏が戦後の1947年（昭和22年）に屋台から始まったラーメン店です。戦前から尾道には中華そばのお店があり、その中華そばを研究して屋台でスタートしたという記録が残っています。戦前からの味を引き継ぐ人気ラーメン店は全国でも少なく、福島県白河にある「とら食堂」や横浜の「吉村家」くらいです。

数々のメディアにも出演

朱華園は、尾道で行列のできる店として、メディアによく登場しています。日本テレビの情報番組「シューイチ」や、テレビ朝日の旅行番組「朝だ！生です旅サラダ」、テレビ東京の「昼めし旅」など、さまざまな番組に取り上げられています。雑誌やラジオにもよく取り上げられており、見たことのある方も多いのではないでしょうか。テレビで放送された翌日などは、より混雑しているかもしれませんね。

行列必至の人気店なので開店前から並ぶのがおすすめ

朱華園でスムーズにラーメンを味わうには、開店時間（11時）よりも前に、並び始めることをおすすめします。毎日のように行列ができる朱華園は、どうやら10時くらいから並ぶ人が出始めるようです。（時期や季節によって変わります。）時間と気持ちに余裕のある方は、この時間に並び始めても良いかもしれません。土日祝日はかなり混みますので、暑さ寒さ対策は忘れずに用意しましょう。

朱華園の回転率の良さはお客さん同士の協力の賜物

朱華園は、行列ができるお店ですが、回転率は良いと評判です。お店ではイスに座る前にオーダーと会計を済ませること、テーブル席では相席になる場合があること、食べ終わった人はすぐに席を立つことなど、お店とお客さんとの間で、時間を短縮するための工夫や協力がなされています。熱いのが苦手な方など、急いで食べる必要はありませんので、しっかりと味わいましょう。

朱華園中華そばの特徴1あっさり&濃厚がブレンドされたスープ

中華そばのスープは、鶏がらで出汁をとった醤油味です。澄んだすっきりとした色をしていて、味は濃くなく薄くなくちょうど良いと評判です。甘さもありますが、コクがあって飲みやすいので、最後まで飲み干す人も多いとのこと。豚の背脂がたくさん乗っているので、初めて見る人はびっくりするかもしれませんが、脂もうまみがあっておいしいと人気です。

朱華園中華そばの特徴2スープが良く絡む中細麺

朱華園で使っているラーメンの麺は、自家製の手打ち中細麺です。この麺は、スープが良く絡むように、工夫されており、焼きそばも同じ麺を使っています。コシがあり、食べごたえ十分ですが、大盛りはありませんので、要注意です。茹でる前の麺とビニール袋に入ったスープ、チャーシューとメンマなどがパックされたお土産用も販売されています。