【愛媛】松山で絶対食べたい名物鯛めし！出汁の香りがふわっと香る名店12選

更新日: 2023年11月21日

愛媛県松山市は、瀬戸内海に面しており、鯛の養殖が盛んな地域。天然鯛も一本釣りで釣れるので、鯛を使った郷土料理、鯛めしが名物です。かつて鯛めしは神社に献上されたり、漁師が船の中で食べたりと歴史が長く、身近なものとして地元の人にも愛されています。実は鯛めしは松山市と宇和島市とで異なるのですが、松山市は、愛媛県の中でも有数の観光スポットなので、どちらのお店も存在します。炊き込みの鯛めしは鯛の風味がよく、身がふっくらしており、刺身の鯛めしは新鮮な鯛を使っており、どちらも甲乙つけがたい絶品グルメです。この記事では、松山にある鯛めしのお店を12店舗紹介します。

鯛めしが有名な松山ってどんなところ？

松山は、四国の北西部にある愛媛県の県庁所在地です。松山市の中心部には夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場する道後温泉があり、俳人正岡子規の出身地としても有名。愛媛県の気候は、1年を通して割と暖かく、雨が少ないのでみかんの特産地としても有名ですが、真鯛の産地としても有名です。温泉とグルメ、両方を兼ね備えた素敵なエリアなんですよ。

松山鯛めしVS宇和島鯛めし

愛媛県は真鯛の養殖業が盛んなエリアで、全国シェアが約5割。そんな愛媛には2種類の「鯛めし」が存在します。愛媛県の東部、松島市から東のエリアでは、「松山鯛めし」と言われる、丸焼きにした鯛と昆布を米と一緒に炊き込んだものが食べられています。宇和島などがある西部では、「宇和島鯛めし」と言って、鯛の刺身を誰につけてご飯に乗せる食べ方が一般的です。

周辺に鯛めし屋さんが集中！一番町ロープウェイ街とは？

JR松山駅から伊予鉄市内電車に乗り換えて「大街道」を降りたところから、松山城へ続く商店街です。車椅子やベビーカーでの移動に嬉しいバリアフリーとなっており、その距離は500m。両サイドには住民向けのお店（郵便局や病院）などはもちろん、松山土産が買えるお店、現代的なカフェ、松山鯛めし、宇和島鯛めしをはじめとする飲食店が並びます。

おすすめの鯛めし屋さん1:秋嘉

秋嘉（あか）は、焼鯛を昆布などと一緒に炊くタイプの松山鯛めしのお店です。ロープウェイ街の中間あたりに位置するお店で、水曜日がお休み。ランチも夜も営業しており、鯛めしの他には、瀬戸内海で採れた新鮮な魚介類、ご当地グルメとなっているじゃこ天なども味わえます。注文が入ってから土鍋で炊くので、時間に余裕を持って行きましょう。

おすすめの鯛めし屋さん2:かどや

大街道電停から歩いてすぐの所、いよてつ会館の地下1階にあるお店です。明るく入りやすい雰囲気なので、女性一人旅の方でも入りやすく、個室もあるので、ファミリーや接待でも使いやすいお店となっています。真鯛を生で食べる宇和島鯛めしや、麦飯に魚と味噌汁をかけて食べる宇和島さつまめしなどが人気メニューです。地酒も豊富にあるので、夜がおすすめです。

おすすめの鯛めし屋さん3:丸水

ロープウェイ街の中程にある、元祖宇和島鯛めしのお店です。100年以上続く伝統の味が自慢で、真鯛の新鮮な刺身にオリジナルのタレを付けると、口の中いっぱいに松山の良さが広がります。伊予さつまめしや、煮たこんにゃくに鯛のそぼろ、みかんの皮、ネギで表面を覆った「ふくめん」、サメのおつまみ「ふかの湯ざらし」などの郷土料理が味わえます。

おすすめの鯛めし屋さん4:おいでん家

伊予鉄市内電車の線路沿い、大街道電停のそばにある、鯛めし屋さんです。ダイワロイネットホテル松山というキレイで大きなホテルの1階にあり、入りやすくなっています。宇和島鯛めしも松山鯛めしも両方メニューにあるので、一度に両方を味わってみたい方におすすめ。ランチタイムにはお得なセットメニューも用意されています。夜は単品メニューが多く、お酒が飲みたい方にぴったりです。

おすすめの鯛めし屋さん5:味倉

伊予鉄道の道後温泉駅から歩いて1分、道後商店街に入ってすぐの所にある、昔ながらの鯛めし屋さんです。火曜日は定休日ですが、ランチタイムも夜も営業しています。このお店では、松山鯛めしや宇和島鯛めしとは一味違う、味倉（あじくら）オリジナルの鯛めしが2種類、素麺と鯛の煮付けが一緒になったものなど、変わったメニューが人気です。