一度は食べたい岡山名物！おすすめグルメ＆喜ばれるお土産まとめ10選

更新日: 2023年11月23日

仕事でも旅行でも、日本全国各所を訪れた際の楽しみといえば、観光はもちろん、おいしいグルメもそのうちの1つです。さらにお土産を購入すれば、自分にも贈る人にも、喜ばれること間違いなし。中国地方南東部にあり、瀬戸内海に面する岡山は、温暖な気候と、その豊かな自然に育まれた海の幸、河川と広大な農地で作られる果物や野菜が豊富で、それらを使ったおいしい料理やご当地グルメがたくさんあります。今回は、その岡山を訪れた際に、必ず一度は食べておきたいおすすめグルメ、自分用にも贈っても喜ばれるお土産をまとめて紹介します。

深堀記事

迷ってしまうほど種類豊富なおすすめグルメ

岡山といえば、まず思いつくものはきび団子ですが、迷ってしまうほど種類豊富なグルメがあります。広大な農地があることから、もも（白桃）・ピオーネ・マスカットなどは、日本一の生産量を誇り、品質の高さから人気です。郷土料理やご当地B級グルメも豊富で、代表的なものに祭り寿司・・ママカリ料理・カキオコ・デミカツ丼・ひるぜん焼そばなどがあります。

おすすめ1：岡山生まれの桃の女王！「清水白桃」

日本一の生産量を誇る桃のなかでも、もっとも有名なものが桃の女王といわれる清水白桃です。白桃は岡山県で明治時代に発見された品種。清水白桃の発祥は岡山県岡山市北区佐山で、昭和7年に偶然発見されました。収穫時期と旬は7月下旬から8月上旬。特徴は、大玉で美しいフォルム、とろけるようにやわらかな果肉、まさに甘露ともいえる上品な甘みです。

清水白桃はネット通販でも買える！販売所も紹介

短い期間しか味わうことができない清水白桃。入手困難な印象がありますが、生産者からの産地直送、大手販売サイトをはじめとしたネット通販、スーパーや百貨店など、多くの手段で購入可能です。等級があり、最高品質の「ロイヤル」、贈答用におすすめの「キング」、手ごろな価格の「エース」、「加工用」にわけられ、価格が変わります。

清水白桃に栄養や効用はあるの？

清水白桃をはじめとした桃には、たくさんの栄養や効用があります。桃の主成分は果糖で、分解合成の必要のない成分で、即エネルギーとなるため疲労回復に効果を発揮。ペクチンなどの食物繊維が含まれるため、便秘予防にも役立ちます。カリウムというミネラルも含み、これは塩分を排出する作用があるため、高血圧対策に有効です。

清水白桃のおいしく食べられる期間や選び方と保存方法

清水白桃の収穫時期と旬は、7月下旬から8月上旬。桃の選び方は、形は割れ目を中心に左右対称なものを選びます。香りは、甘い香りが鼻を近づけると立っているもの。保存方法は未完熟のものは常温、熟したものは冷蔵庫に入れますが、日持ちがしないため早めに食べましょう。冷やしすぎると味が落ちるため、食べる1～2時間前に冷やすとおいしく食べられます。

桃の加工品の種類と購入場所

短い期間しか味わうことができない清水白桃を、1年中楽しめるのが加工品です。そのなかには、完熟した清水白桃を漬け込んだコンポートの白桃缶詰。清水白桃の白桃ジャム。お菓子は清水白桃のピューレを入れた白桃くず餅や、果汁を使った桃ドロップス、清水白桃で作った白桃プリンなどがあります。店頭やネットで購入可能です。

おすすめ2：B1 グランプリで2位獲得の「ホルモンうどん」

ホルモンうどんの発祥は定かではありませんが、古くから牛馬の流通拠点で、食肉処理センターがあり、新鮮なホルモンが手に入る津山市のご当地グルメとして有名です。その津山ではホルモン焼きにうどんを足し、シメうどんとして食べたことが始まりといわれています。津山ホルモンうどんは店舗により味付けや食べ方は違いますが、醤油や味噌がベースのタレを、ホルモンとうどんに絡めて焼き上げます。やわらかくジューシーなホルモンが堪能でき、価格も1000円以下でリーズナブルに食べられることが魅力です。津山市内には50店舗以上の津山ホルモンうどんが食べられる店があり、津山ホルモンうどん研究会による、津山ホルモンうどん地図も作成されています。

おすすめ3：デミグラスソースが絶品の「デミカツ丼」

岡山のご当地グルメの代表といえるのが、ご飯・デミグラスソース・千切りキャベツ・とんかつが盛り付けられた丼物の、デミカツ丼です。考案したのは岡山市にある老舗とんかつ店「味司 野村」の創業者で、現在でもその味が食べられます。そのほかラーメン屋のだて、お寿司のもりや寿司、洋食屋のやまとなどが有名で1000円以下で食べられます。

おすすめ4：備前日生の郷土料理「カキオコ」

備前市日生地区の郷土料理がカキオコです。牡蠣入りお好み焼きのことで、日生焼きや日生風ともいい、季節限定の地ガキが使われています。約15店で1000円前後で食べられ10月下旬～3月の限定メニューであることが多く、生地の表面を埋め尽くすほどの量の牡蠣がのせられていることが特徴です。「五味の市」では、カキフライソフトクリームも食べられます。

おすすめ5：岡山ばら寿司は旬の岡山の幸がたっぷり！

岡山の郷土料理の1つが、ばら寿司です。地域や店によって載せられる具材などが変わり、祭り寿司・隠し寿司・岡山ばら寿司など、名前もさまざま。その岡山ばら寿司には岡山の豊富な旬の食材が使われ、ご当地魚のママカリや貝、根菜・野菜・山菜などが、色あざやかに盛り付けられています。寿司屋や日本料理店、お弁当などで食べられます。

おすすめ6：池田藩の茶会の席に重用された「大手まんぢゅう」

岡山市の菓子舗で大手の名でも親しまれる大手饅頭伊部屋が作る、土産にもおすすめの和菓子が大手まんぢゅうです。池田藩の藩主に寵愛された薄皮の酒饅頭で、備前米を材料とした甘酒を加えた生地のなかに、厳選された北海道産小豆のこし餡が包まれた、甘酒の香りと上品な甘さの逸品。賞味期限は製造日から7日で、店舗とネット通販で購入が可能です。

おすすめその7：「きびだんご」と「きび田楽」どっちがおいしい？

岡山土産の名物きびだんごの由来は諸説あり、安政のはじめに廣榮堂が考案した、吉備津神社の黍団子をヒントとなりできたという、2つの説が主流。吉備津神社の主祭神吉備津彦に、桃太郎が由来しているという説が起こり、きびだんごと関連付けられました。種類も豊富で、名産品のマスカットや白桃のシロップを包んだものなどもあります。きびだんごは、廣榮堂などの和菓子店やネット通販などで購入可能で、価格は500円～1500円、賞味期限は2週間～1ケ月ほどです。全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞を受賞した「きび田楽」も人気の土産で、餅にローストしたクルミが練り込まれ、きな粉がまぶされています。店舗やネット通販で購入可能で、価格は380円～、賞味期限は30日です。

おすすめその8：柚の風味豊かな津山銘菓「桐襲（きりかさね）」

津山銘菓で土産におすすめの「桐襲（きりかさね）」。しっとりした皮に柚の香りが豊かな白あんが包み込まれた饅頭で、1個ずつ手焼きで作られています。津山市内の京御門の店舗やJR津山駅売店、スーパーやホテル、津山市外ではJR岡山駅や岡山空港、スーパーやデパート、ネット通販で購入可能です。価格は約400円～5000円で、賞味期限は20日です。

おすすめその9：ハートの翡翠！瀬戸ジャイアンツ

「グザルカラー」と「ネオ・マスカット」を改良して生まれたのが、瀬戸ジャイアンツ。糖度が18度以上で酸味が少なく、薄皮で皮ごと食べられるため、女性を中心に人気のブドウです。食べられる時期はハウス物が7月中旬～8月下旬、露地物が9月上旬～10月下旬。店舗やネットで購入でき、価格は1房5000円ほどです。

おすすめその10：黄金のミルクから生まれた「蒜山ジャージーヨーグルト」

蒜山高原で飼育されている英国領ジャージー島原産の約2000頭のジャージー牛からとれる、「黄金のミルク」ともいわれる牛乳から作られる蒜山ジャージーヨーグルト。濃厚な旨味とコクのある蒜山ジャージーヨーグルトは、岡山の店舗のほか、オンラインショップで販売されています。価格は1個約120円、賞味期限は18日です。

まとめ

いかがでしたか。岡山には、日本三大名園で国の特別名勝の後楽園や美作三湯（湯原温泉・湯郷温泉・奥津温泉）などの観光地があり、たくさんの人が訪れています。さらに豊かな自然が育む食材や、それらを使った名物グルメやお土産もあり、さまざまな楽しみ方ができます。気になるグルメやお土産がありましたら、岡山を訪れて堪能してくださいね。

グルメのおすすめ記事