京都の名物を堪能したい！定番7商品や絶対に立ち寄りたい京都グルメの名店6選を紹介

更新日: 2024年4月19日

国内旅行の候補地として、必ずといっていいほど名前が挙がるのが古都・京都ではないでしょうか。古の時代には日本の首都であったことから、京都には17件の構成資産からなる世界遺産「古都京都の文化財」をはじめとした、歴史的建造物がたくさんあり、年間4〜5千万人の観光客が訪れます。その京都は食文化も歴史があり、京野菜をはじめとした豊富な食材と、それらを使った京料理や郷土料理、和菓子など、おいしい名物グルメがたくさんあります。今回は、数ある京都名物のなかでも、おすすめの定番の7商品と、絶対に立ち寄りたい京都グルメの名店6店を紹介します。

■京都

京都が「千年の都」と呼ばれるようになったのは、794年に平安京が置かれたことが始まりです。京都御所などが置かれ、経済や文化の中心となり発展。17件の構成資産からなる世界遺産「古都京都の文化財」をはじめとした、おすすめの歴史的建造物がたくさんあり、年間4〜5千万人の観光客が訪れ、外国人観光客も多く約350万人が京都に宿泊しています。

京都にはおいしい食べ物がいっぱい！

日本でも有数の食文化を誇る京都には、観光に来た際に食べておきたいグルメがたくさんあります。旬の食材や伝統的な京野菜を使った京料理。このしろ寿司や西京漬けなど、海産物を使った郷土料理。茶の湯の文化がある京都には、宇治抹茶はもちろん、見目麗しい和菓子もたくさんあります。和食を想像しがちな京都ですが、フレンチやイタリアンも多くおすすめです。

京都の定番名物1:程良い甘じょっぱさがクセになる「豆大福」

京都には、和菓子の名店が数多くあり、豆大福の名店といわれるところも複数あります。やわらかな餅に、赤エンドウや大豆を加えた生地に餡が包まれており、甘さと豆のしょっぱさがベストマッチ。京都の名物の、丹波黒豆が使われたものなどもあります。京料理のシメとしても、観光をしながらの食べ歩きグルメとしてもおすすめです。

■金平糖

金平糖の由来は諸説ありますが、1569年に京都の二条城で織田信長に謁見した、宣教師のルイス・フロイスが献上したとされるのが金平糖です。そのまま食べることはもちろん、コーヒーや紅茶、料理に砂糖の代わりにそえられることも。皇室の引出物として使われ、京都観光のお土産にも、種類の豊富さやかわいらしい見た目でよろこばれる、おすすめのグルメです。

京都の定番名物3:ツルンとした食感が堪らない「湯豆腐」

京都は昔から、質の良い地下水が豊富で豆腐作りに適した土地です。その水は鉄分が少なく硬度が低いため、できあがる豆腐の味はまろやか。京都で愛されてきた豆腐料理は、お寺が多くあった京都ならではの、精進料理でもある湯豆腐です。良質な水で作られた豆腐本来の味が堪能でき、神社仏閣の観光途中に食べておきたいグルメです。

京都の定番名物4:口当たりの良さが自慢「わらびもち」

醍醐天皇が好物の料理であったとも、凶作のときの農家の非常食であったという言い伝えが残るわらびもち。わらび粉・水・砂糖などで作られており、わらび粉の名産は奈良県ですが、隣の京都でも名店が数多くあります。上質のわらび粉を使ったものや職人の手作りなど、こだわりのわらびもちがたくさん。夏の暑い日の観光途中に、おすすめのグルメです。

京都の定番名物5:京都の夏の冷菓の代表「くずきり」

夏の暑い日の観光途中に、おすすめのグルメのくずきりは、京都祇園の老舗和菓子店鍵善良房が、料理店や茶屋に昭和のころ出前をしており、それが口づてで評判になったことが始まりです。葛・水・黒糖蜜という、シンプルな材料のくずきりは、ほんのりとした上品な甘み、つるりとしたのどごしの良さが魅力の、京都の冷菓の代表です。

京都の定番名物6:京都のご当地グルメ「にしんそば」

京都の郷土料理として愛されているにしんそばは、京都祇園の老舗そば店「松葉」の二代目松野与三吉が、明治15年に発案したものです。やわらかく炊きあげられたにしん、風味豊かで味わい深いダシ、のどごしの良いそばが絶妙のバランス。京都の年越しそばの定番でもあります。祇園観光の際は、必ず食べておきたいグルメです。

京都の定番名物7:風味豊かな「七味唐辛子」

京都で普段使いにも良いお土産として、おすすめの調味料が七味唐辛子です。京都・清水寺門前には、日本三大七味唐辛子と称される老舗の「七味家」があり有名。東京のピリリと辛い七味唐辛子とは違い、山椒と青のりの風味豊かな、京料理に合う七味唐辛子です。京都グルメには欠かせない調味料で、他の人と差がつく観光のお土産としておすすめ。

京都グルメが味わえるおすすめのお店1:美味しすぎる湯豆腐　「奥丹 南禅寺店」

南禅寺の観光に来た際に訪れたいのが、豆腐料理の名店「奥丹 南禅寺店」です。1635年創業の老舗で、豆腐を温めて出した最初の店といわれています。その老舗で食べられるグルメは「湯どうふ一通り」というメニューのみ。湯どうふ・胡麻豆腐・木の芽田楽などがセットになっており、昔ながらの製法で作られた豆腐をはじめ、老舗の味が堪能できおすすめです。

京都グルメが味わえるおすすめのお店2:すき焼きの老舗店　「三嶋亭」

創業140年以上の歴史を誇る老舗で、日本のすき焼き店の草分け的存在でもあるのが、三嶋亭です。看板料理のすき焼きは、厳選された黒毛和牛と秘伝の割り下が使われた至福の逸品。京都市内に高島屋京都店や大丸京都店といった支店があり、本店よりもリーズナブルにすき焼きが楽しめます。お弁当も販売しており、観光に欠かせない駅弁としてもおすすめのグルメです。

■都野菜 賀茂

京都グルメ観光で忘れてはいけないのが、おばんざいです。都野菜 賀茂は野菜にこだわりを持つ店で、京都産の有機・無農薬・減農薬野菜を使った料理が、バイキング形式で食べられます。おばんざいも15種類以上と豊富で、畑バーと銘打ったサラダバーには、京都ならではの野菜も。リーズナブルにおばんざいが楽しめおすすめです。

京都グルメが味わえるおすすめのお店4:カフェ好のメッカ　「イノダコーヒ」

日本でコーヒーの消費量がトップの京都には、カフェやコーヒー店が軒を連ねます。なかでも有名なコーヒー店が、イノダコーヒ。観光途中にも、朝食にもおすすめのコーヒーは、ネルドリップ式で淹れられたしっかりとした味わい。コーヒーだけではなく、名物グルメの「ごちそうビーフカツサンド」も食べておきたいところ。京都に複数店あり、店舗独自の料理もあります。

京都グルメが味わえるおすすめのお店5:抹茶スイーツの名店　「京はやしや」

京都に観光に訪れたのであれば、必ず食べておきたいものの1つに、抹茶を使ったグルメがあります。なかでも有名な店が、明治11年に京都・宇治に茶園を開いた京はやしやです。おすすめは元祖とされる「抹茶パフェ」で、厳選された抹茶の味わいが堪能できる逸品。そのほか、茶飯（ちゃーはん）など、抹茶を使った料理もあります。

京都グルメが味わえるおすすめのお店6:行列が絶えない人気店　「高安」

京都は意外にもラーメンが人気のグルメで、総称して京都ラーメンという料理名が付いているほど。左京区一乗寺・東大路通界隈は激戦区で、ラーメン店が軒を連ねますがおすすめは「高安」です。とんこつラーメンがメインで、豚骨と鶏ガラを22時間煮込んだスープは、クリーミーで濃厚ですが脂が少なく食べやすいことでも人気で、観光客や地元に人でにぎわっています。

まとめ

いかがでしたか。歴史的建造物をはじめとした観光だけではなく、食文化も発達した京都には、豊かな食材を使った料理がたくさんあり、おいしいものが食べられることは、紹介した通りです。ジャンルも豊富で和洋中、スイーツや調味料まであり多彩で、必ず好みのものが見つかることも魅力。グルメ観光に、ぜひ京都を訪れてみてくださいね。

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