本場静岡で大人気！うなぎの名店13選を紹介

更新日: 2023年11月21日

鰻は夏の風物詩として親しまれている食べ物。夏の土用の丑の日に鰻を食べると暑気負けしないともされているため、俳句では夏の季語となっています。スタミナがつくというイメージ通り、鰻はとても栄養豊富。鰻100gには卵6倍のビタミンA、牛乳の25倍のビタミンB1など栄養の宝庫と言っても過言ではありません。また美肌には欠かせないビタミンB6、貧血を防ぐ鉄分など女性にうれしい栄養もたくさん含まれており、夏だけでなく積極的にとりたい食材でもあります。この記事では鰻の本場・浜松がある静岡県にあるおすすめの名店をまとめました。東京と大阪のちょうど中間に位置する静岡では、鰻の調理法として知られる関東風と関西風どちらの店もあるのが特徴。食べ比べてみるのもおすすめですよ。

静岡のうなぎの名店1:静岡を代表する鰻の名店！瞬

選び抜いた国産鰻のみを使う名店。職人の技で素早く美しくさばかれた鰻は備長炭で香り良く焼かれて提供されます。20年以上継ぎ足し続けて作られた熟成タレは鰻の味を底上げしてくれる隠れた主役。完全予約制のコースではそんな鰻を思い存分堪能できます。また鰻以外の料理も人気で、中でもマグロや松葉ガニは産地のこだわりが感じられる新鮮さ。また珍しいマツタケのピザも好評です。

静岡のうなぎの名店2:驚愕のうまさと浜松で評判！炭焼うなぎ 加茂

浜松は言わずと知れた養殖鰻発祥の地で、数々の名店があります。その中でもここは浜名湖周辺でも一番の味として知られている店。その味は「食べログうなぎ百名店2018」にも選ばれるほどです。関西風に蒸さずに香ばしく焼き上げた鰻は皮はパリッと香ばしく、身はふっくらジューシー。人気のうな重（上）では鰻1匹まるまる使っているのでボリュームもたっぷりです。ただ一つ注意が。ここは予約必須の人気店なのですが予約は当日の直接訪問のみ。電話予約はできません。そのため、開店は11時ですが9時には予約の車で駐車場が満車になってしまうほど。確実に食べるためには、9時には店に到着しておくのがベター。直接来店予約というハードルは高いですが、一生に一度はぜひ食べておきたい味との声も多い名店です。

静岡のうなぎの名店3:最高級の特大天然鰻が話題！さくめ

同じく「食べログうなぎ百名店2018」に選ばれた、知る人ぞ知る浜松の名店。ここでは養殖鰻はもちろん、季節によっては希少な天然鰻も楽しめます。調理法は蒸さずに直接炭火で焼き上げる関西風で、表面はカリカリ、身はさっくり。ボリュームある肉厚だからこそ感じられる食感が魅力です。天然鰻は4月上旬から11月上旬までの期間限定販売。予約不可ですが店は不定休なので、電話で確認してからの来店がおすすめです。

静岡のうなぎの名店4:100年以上続く老舗は白焼きも絶品！うなぎ料理 あつみ

まるで老舗旅館のような重厚なエントランスが印象的。鰻の本場浜松で1907年（明治40年）創業以来、100年以上の歴史を持つ老舗中の老舗です。鰻は浜名湖産のみを使用。いったん蒸してから備長炭でふっくらと焼き上げる関東風で、外は香ばしく中はふわふわと柔らかい仕上がり。焼きと蒸しのバランスが絶妙で、身はまるでとろけるようです。秘伝のタレがかかった蒲焼やうな丼はもちろんですが、鰻本来の味が堪能できる白焼きも隠れた人気メニュー。白ネギや山椒などの薬味とともにたまり醤油で味わう味は他店では体験できません。ゆず胡椒をつけるとまた違った風味が広がり、まさに絶品。行列防止のため時間指定されるシステムなので、待たずに食べられるのもうれしいですね。

静岡のうなぎの名店5:地元でも愛さるうなぎ屋さん！かんたろう

有名店が軒を連ねる静岡県浜松で40年以上鰻を焼き続けている老舗です。調理方法は、蒸さずにそのまま備長炭で焼き上げる関西風。ふんわりよりもしっかりとした歯ごたえが楽しめるのが特徴です。うな重は鰻一匹を使用し、市松模様のように並べて提供するのも独特のスタイル。お米は減農薬栽培のあきたこまちを使用しており、香ばしく焼き上がった鰻と甘辛いタレの味を力強く受け止めています。タレは多めにしてもらえるのでオーダー時に伝えてみて。蒲焼きや白焼きの鰻の味はもちろん、肝やしっぽの串焼き、骨のから揚げなど一品料理の味にも定評が。高級な印象の鰻店ですが、ここは座敷もあり子供用のお皿も用意してくれる子連れファミリーにも優しいお店です。「食べログうなぎ百名店2018」選出店。

静岡のうなぎの名店6:タレも最高なふわとろ鰻！小川家

重厚で歴史を感じる外観が味への自信を感じさせる下田市の老舗。店内には鰻の生け簀があり、水の流れる音がどこか癒やしを感じさせます。重箱のご飯が見えないほど隙間なくのせられた鰻はふわふわと柔らかく、口の中でとろけるよう。かかっているタレは甘さ控えめでその量も絶妙。鰻の脂との相性も良く、鰻本来の味を損ないません。その味を味わおうと遠方から訪れるファンも多い名店ですが、ここは予約のハードルが高い店としても有名。市内にすでにいるか、市内に宿泊しているかどちらかでないと予約は受け付けてくれません。市外からは予約できないので注意が必要です。これも入荷する鰻をきちんと管理するため。メニューは予約時に決まるので、来店してからは待ち時間はありません。

静岡のうなぎの名店7:皮はサクっと身はふわふわの最高の一品！一鰻

メニューはうな丼、蒲焼き、塩焼き、肝焼きのみというこだわりを持つ、伊東市にある鰻店。丼に豪快にどんと盛られた鰻は身の厚さとタレの味のバランスが完璧で、一気に食べてしまうおいしさ。食欲をそそる焦げ目はSNS映えも抜群です。少し珍しいメニューとして塩焼きも人気。軽く降られた塩が鰻の持つ味のすべてを底上げしており、鰻の新たな一面を発見できますよ。

静岡のうなぎの名店8:程よく脂の乗った肉厚鰻が自慢！うなぎ 桜家

1856年（安政3年）創業の三島市にある鰻の老舗。メディアにもたびたび取り上げられており、行列が絶えることはありません。調理方法は鰻をふっくらと蒸してから焼く関東風。できあがったうな重のふたを開けると、炭火の香りと鰻の香りが渾然一体となって鼻腔をくすぐります。関東風だとややもすると柔らかくなりすぎる鰻が、ここでは蒸しの工程が最高の作用をもたらしており、まさに絶品。予約必須もうなずける味わいです。

静岡のうなぎの名店9:香ばしくふっくら仕上げた鰻は絶品！かん吉 清水店

紫ののれんがモダンな外観の、静岡市清水にある鰻店です。使用する鰻は県内産のみ。中でも「共水うなぎ」など良質な鰻を育てる大井川水系の鰻にこだわっています。看板メニューはひつまぶし。ご飯の上には関西風で一気に焼き上げられた鰻が食べやすい大きさにカットされのせられています。1膳目はそのまま、2膳目は出汁とわさびで。鰻の脂が出汁の風味とうまく調和し、ボリュームがあるのにさっぱり食べられると人気のメニューです。

静岡のうなぎの名店10:ゆっくり溶けていくふわとろ食感は一度は食べたい！うなぎのまとい

創業以来40年以上の歴史を持つ清水市にある鰻の老舗。国産鰻のみを使用し、オーダーを受けてから焼き上げています。創業以来継ぎ足し続けてきた熟成タレはご飯と鰻の絶妙なまとめ役。鰻本来の味を引きだし、邪魔しません。炭火の遠赤外線効果で焼かれた鰻はふわふわトロトロとして、口の中でまるで溶けていくよう。観光客はもちろん、地元の人々にも愛され続けている人気の鰻店です。

静岡のうなぎの名店11:うなぎ本来の美味しさを堪能できる白焼きがおすすめ！かんたろう 蜆塚店

カフェのようなおしゃれな店内が印象的な浜松の鰻店。浜名湖産の鰻を使用しており、調理方法は蒸さずに一気に焼き上げる関西風です。オーダーを受けてから鰻をさばくので時間はかかりますが、味は折り紙つき。タレには江戸時代創業の老舗が作る醤油を使用し、鰻とご飯との相性抜群です。会計時にはこのタレで煮たふりかけがもらえるサービスも。その他、鰻の味の奥深さを再発見できる白焼きもおすすめです。

静岡のうなぎの名店12:うな炭亭

創業以来60年間続く浜松の老舗鰻店。選び抜いた活鰻を使い、上質の備長炭ですっきりと焼き上げる本物の味が楽しめます。タレは丸1日煮込んだ後1年熟成させ、それを60年間継ぎ足し続けて作られた秘伝のもの。甘さ控えめで奥深く、鰻の味を損ないません。中でも一膳ずつ趣きを変えて味わえるひつまぶしが好評。単品はもちろん、さまざまな鰻料理が味わえるひつまぶしコースも人気です。

静岡のうなぎの名店13:かば焼きはもちろん、一品料理もおいしいと話題！うなぎ藤田 浜松駅前店

1892年（明治25年）創業。120年以上4代続く老舗の浜松駅前店です。使用する鰻は浜名湖産。焼いてタレにくぐらせもう一度焼くという調理法で、独特のカリッとした食感が生まれます。隠れた逸品として人気なのが肝焼き。苦味が程よく、お酒との相性抜群です。肝焼きは予約のみの販売なので要注意。お通しとして出てくる鰻の骨せんべいの味も見事な老舗中の老舗です。

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