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釜蓋神社とは?
鹿児島市より車で約1時間、薩摩半島の南部に位置する南九州市頴娃町にある神社で、正式名称は射楯兵主神社(いたてつわものぬしじんじゃ)といいます。海に突き出た岩礁の上に鎮座していて、東シナ海やその姿から薩摩富士と称される開聞岳が一望できる絶景スポットでもあり、頭に釜蓋を乗せて参拝するという非常にユニークな参拝方法で知られています。
勝負事にご利益があるパワースポット
釜蓋神社の御祭神は、古くより武(勝負事や武士道)の神様として崇拝されてきたスサノオノミコトで、厄除けや開運にもご利益があるといわれています。古くは武運長久を願って出兵者やその家族が多く参拝に訪れていましたが、現在は受験や宝くじ、商売繁盛など様々な勝負ごとに勝ちたいと願う人が参拝に訪れるパワースポットとして注目されています。
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有名スポーツ選手や芸能人も多数訪れる
なでしこジャパンで活躍した澤穂希選手やサッカー日本代表だった中村俊輔選手など、スポーツ選手や芸能人がここぞという勝負事の前に、勝利祈願のために釜蓋神社へ参拝に訪れています。拝殿には、これまでに参拝に訪れたアスリートなどのサインが飾られていま。また、ロンドン五輪の際はサッカーファンの熱い思いが込められたメッセージがあるなど、ファンの聖地になっています。
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なぜ釜蓋神社と呼ばれているの?
天智天皇とお后であった大宮姫さまが、臣下の住まいがある頴娃の御領を訪ねることになり、二人のために米を蒸していると、突然起こった突風で釜の蓋が飛んでしまい、現在神社がある地に蓋が落ちて、土地の人が蓋を拾い上げて祀ったことが由来とされています。開聞地方には天智天皇と大宮姫様が滞在していたという伝承もあり、上記の出来事もそこからの由来と伝えられています。
釜蓋を落とさずに歩ければ願いが叶う
釜蓋神社は、「かまふた願掛けかぶり」というユニークな参拝の仕方でも知られています。社殿に置かれている釜蓋を頭に乗せて、鳥居から拝殿までの約10メートル、手を使わずに落とさず歩き、拝殿で頭に乗せたまま参拝できれば願いが叶うといわれています。海からの風が強く、なかなか落とさずに歩くのは難しいので、子供もゲーム感覚で参拝できます。
釜蓋の種類は大小さまざま
社殿に置かれている釜蓋は、無料で使うことができます。顔よりも大きなサイズとやや小ぶりの2サイズがあり、どちらも十分に数があるのでどれを使って参拝しても構いません。二人の頭に乗せてバランスを取る特大サイズもあり、蓋には「しあわせ」や「なかよし」と書かれています。カップルや友人など二人の絆を深めるために、二人で参拝してみては?