日本一がぎゅっと詰まったフォトジェニックでご利益満載の静岡・島田旅

松の道を抜けるとディープブルーの日本新三景、三保の松原

静岡といってもどこに行けばいいかわからない。そんな方におすすめなのは、三保の松原。

住宅地を歩いていると突如あらわれる、松で囲われた先が見えない位長い一本道「神の道」を歩いていくと、広がるディープブルーの美しい浜辺と松林。東京駅から出発してたった2時間で、日本？と驚く位、砂浜も綺麗な場所に到着できます。

パワースポットとしても人気の御穂神社や常世神の通り道である「神の道」。歩いているだけで、清々しい気持ちになります。

天気がいいと富士山も見える絶景スポットで、歌川広重の有名な浮世絵にもなった浜辺。天女が舞い降りた場所としても有名で、リラックスしながらパワーチャージできること間違いなし。

美景に映える斬新な建築、日本平夢テラス

浜辺の絶景を楽しんだあとは、山の上からの美景も。2018年11月にオープンしたばかりの日本平夢テラスは、2020年のオリンピックメイン会場の設計者でもある隈研吾建築都市設計事務所が設計した新スポット。展望台になっていて、三保の松原や富士山、駿河湾など360°のパノラマを楽しめます。

静岡県産木材をふんだんに使い、富士山を望む自然景観と調和した建築は外観のユニークさもさることながら、中も様々な趣向が凝らしてありずっといても飽きない居心地の良さを感じました。

2階ラウンジには茶房が。煎茶や酵素発酵茶などの静岡茶やオリジナルの夢サイダー(みかん果汁入り)などの飲み物や、お茶の葉の佃煮、わさびの茎漬けなどご当地名物を使ったお茶漬けが食べられます。

国宝を拝めるご利益スポット、久能山東照宮

日本平夢テラスの近くにあるロープウェイで5分、徳川家康公を祀る久能山東照宮もぜひ足を運んでください。江戸時代最盛期の芸術と技工がぎゅっと詰まった東照宮は、名実ともに国宝。極彩色でどこか異国の雰囲気の漂う空間は思わずシャッターを切りたくなる場所です。

ロープウェイでのお楽しみは海と山に囲まれた見晴らしと案内人の名物スピーチ。ラジオDJ並の名ガイドをお届けしてくれます。
1159段ある石段を登るため、昔はすれ違うときに「いちいちご苦労さん」なんて声を掛け合いながらお参りされていた東照宮。急な石段だけれど、ここでお参りすることで家康公のように大物になれるといわれており、いまも仕事運を上げるパワーにみなぎる場所です。

7つの神社が集結する静岡浅間神社

静岡駅周辺にも地元で有名なご利益スポットがあります。静岡浅間神社は、7つの社が集まっている国内でもとてもめずらしい神社。学問の神、開運の神、技工上達知恵の神、殖産興業を守る神、幸せを招く神、良縁安産子授けの神、宝を授ける福の神と、それぞれ別の神様が祀られています。また、7社の中に合わせ祀る神社が33社あり、お祀りする神様の数は全部で56柱にもなります。ですから、7社すべてお参りすると万願叶うと言われています。神社までは静岡駅から歩いて20分位かかりますが駿府城や静岡近代美術館、浅間通りの商店街めぐりなど気ままに寄り道しながら向かうことができます。

Sakieさんたちは途中、家康公が晩年を過ごした駿府城へふらっと立ち寄り。ビル街を歩いていると急に出てくる綺麗なお堀の中は、四季を感じる様々なイベントが催される憩いの公園となっていました。静岡にゆかりのある植物をみながら、歩いているとのびのびした気分になれました。

良縁安産子宝授けの神が祀られている浅間(あさま)神社にてお参り。ご利益のあるお守りはお土産にも喜ばれているそう。

世界一の木造歩道橋、圧倒的抜け感の蓬莱橋

静岡で外さずにいってほしい場所、蓬莱橋にもいってきました。ギネス記録に認定されている世界一の長さを誇る木造歩道橋は圧巻の897.4メートルの一本橋！

897.4メートルで「ヤクナシ→厄なし」と、ここもなんとご利益スポットなんです。

開放的な景色とすっと伸びた一本道で自分の背中もなんだかすっと伸びちゃうような、他ではみえない日本の誇る景色です。

橋の横にある「蓬莱橋897.4茶屋」は、スロードリップでじっくりと茶葉からエキスを抽出したお茶が楽しめるスタイリッシュなお茶屋さん。テイクアウトで蓬莱橋を観ながら飲むのも日本らしさを感じて◎

こしあんに羊羹コーティングして、国産昆布が練り込まれている静岡の和菓子「くろやっこ」は、新感覚スイーツ！他にも、おしゃれで思わず買っちゃうお土産がたくさんあり、蓬莱橋に行った際はぜひ訪れてほしいです。

静岡といえば、静岡茶！ふじのくに茶の都ミュージアム

蓬莱橋まで足を伸ばしたら、ぜひ行ってもらいたいのは日本最大級のお茶の博物館「ふじのくに茶の都ミュージアム」。日本一の大茶園、牧之原台地のある島田市に2018年にできたばかりの外せない新スポットです。

静岡県内産ヒノキで囲われてたモダンな建物の中にはいると、日本庭園や茶室など「綺麗わび」の世界がひろがっています。お抹茶体験や茶摘みなど五感で楽しむ体験ができるので、いくだけでお茶博士になれちゃいます。

茶葉をひいてお抹茶にする体験は、見た目に反してすごく力仕事。少量でも腕が痛くなるほどですが、引き立ての香りが華やかで、つくった抹茶のお土産は旅が終わった後のお楽しみに。

茶道体験では、先生がお作法から丁寧に教えてくれます。お茶にはビタミンCが多く含まれており、殺菌効果と美容にすごくいいそう。中からも外からも魅力がアップした気分に。

1階のカフェ「ななや」では、濃度の違う抹茶ジェラートを楽しめます。世界一濃い抹茶ジェラートNo.7に挑戦したら、濃厚さにびっくり！！

日本で一番マグロが集まる港・清水港で海鮮丼三昧

静岡は食文化もパワフル。清水駅から徒歩5分でいけてアクセス◎な清水漁港河岸の市では、とびきりの海鮮丼が食べられます。国内で消費されるマグロの半数が水揚げされる日本一マグロの集まる清水港ならではの鮮度抜群の上質なお魚を堪能してください。

かもめが日光浴しているのどかな漁港を横目に海鮮丼を頬張れるお店『清水港海山』は、エビ出汁の効いている大きなお味噌汁も絶品。

静岡名物の黒はんぺんを静岡茶とともに頂くこともできます。

静岡県民ソウルフード、静岡おでんはお酒とともに

真っ黒なスープの中から串に刺さっている具材をひょいっと取ってもらって気軽に食べられる静岡おでんも静岡にいったら外せないソウルフード。静岡駅の近くには、おでんを出すお店が並んでいて食べ比べもできちゃう人気スポットなんです。

今回は、清水港などで水揚げされた海鮮や静岡ご当地名物が並ぶ居酒屋『二六丸』へ。魚粉のかかった静岡おでんや目の前で香ばしく焼く浜焼きはどれもお酒の進む品々。地酒はもちろんみかんビールや静岡ハイボールなど飲みやすいローカルならではのドリンクもあり、気取らない雰囲気で話が弾んで楽しい夜を過ごしました。

JR東海ツアーズでもらえる「ふじのくに満喫ガイドマップ」のクーポン利用でおでん3種と引き換えできました。

気遣いに癒やされる、駅横最強アクセスのホテルアソシア静岡

今回の旅行で宿泊したのは、静岡駅横にあるホテルアソシア静岡。開放感のある館内にゆったりとした部屋、こだわりの朝食が提供されていて、チェックインしてからチェックアウトまで快適に過ごせるおすすめホテルでした！

開放感のあるラウンジ。お出かけ前にテイクアウトできるCoffee の用意などあり、細やかな心遣いにあふれていて、満たされた気持ちで出発ができます。

シェフがその場で作るオムレツやご当地名産グルメコーナーなど華やかで楽しい気分になれる朝食。モーニングのためにくるかたもいらっしゃるそうです。

今回、JR東海ツアーズのおすすめでホテルアソシア静岡を選びましたが、滞在してみると本当に快適でした。他にも、移動で利用した鉄道やロープウェイ、バスはすべてプランについていたフリーパス「ふじのくに家康公きっぷ」に含まれていたので交通費の心配なし。新幹線代と宿泊代も含まれてこの金額？と驚くようなプランだったので大充実な旅となりました。

遊びにいく場合は、JR東海ツアーズのサイトからお申し込みください。

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