【北海道】釣りが盛んな苫小牧は釣果にも期待！苫小牧の釣りスポットや釣れる魚を一挙紹介

苫小牧は北海道の南西部、胆振総合振興局の東いぶり地域に属しています。市域には樽前山をはじめとした山々、苫小牧の由来となったとされる苫小牧川などの河川を有し、豊かな自然が広がっています。また太平洋に面しており、太平洋側気候・海洋性気候で、冬が厳しい北海道のなかにあっても、比較的温和で積雪が少ない地域です。さらに苫小牧港（西港）と東港がある日本でも有数の港湾都市で、水に恵まれていることでも有名。その苫小牧は釣りが盛んで、上級者はもちろん、初心者でも楽しめるポイントや、釣り船などもあり、たくさんの人が楽しんでいます。今回は、苫小牧の釣りスポットや釣れる魚を、まとめて紹介します。

苫小牧は北海道のどこにある？鉄道路線もたくさん交わる便利な街

苫小牧の概要を紹介します。苫小牧は北海道の南西部、東いぶり地域にあります。北海道内では4番目の人口を誇る都市。市内には新千歳空港、JR北海道の室蘭本線・千歳線・日高本線が走り、アクセスも抜群です。さらに太平洋に面し、国際拠点港湾の苫小牧港を有する港湾都市で、苫小牧港の複数のエリアがみなとオアシスとなっており、釣りスポットが多くあります。

苫小牧の海は凍らない！北海道の中では暖かい気候なので魚が豊富

苫小牧は太平洋に面しており、太平洋側気候・海洋性気候で、冬が厳しい北海道のなかにあっても、比較的温和で積雪が少ない地域で、冬でも海が凍ることがありません。さらに日本海からの海流も流れ込み、太平洋だけではなく日本海の恵みも受け、魚が豊富です。冬でも海が凍らないこともあり、春夏秋冬さまざまな魚が泳ぐ、人気の釣りスポット。

特有の魚が多く釣れるのも苫小牧の魅力！苫小牧で釣れる魚とは？

太平洋に面していることから、太平洋側気候・海洋性気候の、比較的穏やかな気候に恵まれた苫小牧。太平洋と日本海の恩恵も受け魚の種類が豊富で、季節によって釣れる魚が変わり、1年を通して釣りが楽しめます。さらに苫小牧では、イワシ、サバ、カレイ、ハモなどの良く知る魚はもちろん、コマイ、ニシン、キュウリウオといった、特有の魚が多く釣れるのも魅力。

苫小牧で釣れる魚1：内地ではなかなか見ることができないレアな「コマイ」

その土地にしかいない魚を釣ることも、釣りの醍醐味の1つです。苫小牧では、内地では干物として流通していることがほとんどで、鮮魚はなかなか見ることができない、コマイが釣れるスポットが複数あります。コマイは、タラ目タラ科の魚で、記録によると最大のもので55cmですが、通常は30～40cm。旬は12月後半から2月下旬ですが、夏にも釣れます。

苫小牧で釣れる魚2：苫小牧にわざわざ釣りにくる人もいるという「ニシン」

おせち料理には欠かすことができないニシン。このニシンのほとんどは、北海道で獲られており、なかでも苫小牧は有数の釣りスポットです。ニシンは、ニシン目ニシン科の海水魚で、サイズは10～30cmほど。春告魚（はるつげうお）との別名を持ち、春に産卵のために北海道沿岸にやってきますが、早ければ11月から釣ることができます。

苫小牧で釣れる魚3：暖かくなってきた目印「クロガシラカレイ」

関東ではクロガレイ（黒ガレイ）と混同されることも多い、煮付けや焼き物がおいしいクロガシラカレイは、苫小牧でも釣ることができます。大きさは50cmほどで、側線が台形で尾ビレ後縁の白い縁どりが特徴。クロガシラカレイの釣りの最盛期は、産卵後に浅瀬での活動が活発になる春～初夏です。投げ釣りと船釣りで釣ることができます。

魚選びは慎重に！苫小牧は場所を変えると釣果が違う

苫小牧には複数の釣りスポットがありますが、場所を変えると釣果が違うため、まずは釣りたい魚を決めて、場所を選ぶ必要があります。釣りスポットとして有名なところが、苫小牧港です。その苫小牧港には西港と東港があり、例えば東港ではサクラマスが狙えますが、西港では難しいなど釣果が違うため、釣りたい魚と場所選びは重要です。

苫小牧の釣りスポット1：ファミリーにおすすめな「苫小牧西港北埠頭」

ファミリーにおすすめの釣りポイントが、元中野町にある苫小牧西港北埠頭。苫小牧西港北埠頭へは、JR苫小牧駅から車で約15分、苫小牧東ICから車で約20分。カレイ・サバ・イワシ・チカ・キュウリウオ・アブラコ・マメイカ・ソイ・コマイ・ハモが狙えます。エサを付け替える必要のないサビキ釣りが楽しめることが、ファミリーにおすすめの理由です。