2016年にカジノ法が成立したことから、今後日本でも注目されそうなカジノゲーム。最近ではカジノゲーム未経験者が安心して体験できる「アミューズメントカジノ施設」というスポットも増えてきています。そんな今注目のカジノゲームの中でも特に人気が高く覚えやすいのが「テキサスホールデムポーカー」です。
ここではテキサスホールデムポーカーについて、基本的なルールやゲームの進め方をはじめ、用語の解説やグッズ紹介、国内で遊べる施設などを多角的にご紹介。カジノで遊ぶ際、事前にゲームのルールを知っておくのは最低限のマナー。この記事を読んで一通りの流れを覚えたら、ぜひ身近な場所で実践し、経験を積んでいってください。テキサスホールデムは世界中で楽しまれているポーカーなので、腕を磨けばどんどん世界が広がって行きますよ。
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■テキサスホールデムポーカーってどんなゲーム?
カジノでは多彩なカードゲーム(ポーカー)が繰り広げられています。その中で最もポピュラーとも言えるのが、プレイヤー同士で勝負するタイプの「テキサスホールデムポーカー」です。プレイヤー人口は1億人を超えるとも言われる世界的にメジャーなカジノゲームで、ポーカーの全日本選手権やワールドシリーズなどでもプレーされており、中には優勝賞金10億円以上にも及ぶ世界大会まで開かれるなど、その人気ぶりがうかがえます。
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■テキサスホールデムポーカーの歴史
今ではカジノのイメージが強いポーカーですが、その原型は中世ペルシャでプレーされていた「アス・ナス」というゲームにまで遡ります。その後1800年初頭頃にフランスで流行したゲーム「ポケ」が「ポーカー」の語源になったんだとか。現在カジノなどで行われているポーカーのスタイルはアメリカのニューオリンズで1800年代半ばに確立されたもので、さらに進化して生まれたテキサスホールデムポーカーは1990年代に爆発的な人気を博し、今では最も主流のポーカーゲームとされています。
■テキサスホールデムポーカーの難易度 ★★★☆☆
テキサスホールデムポーカーの魅力の一つはルールが簡単で分かりやすく、初心者でも比較的始めやすい点にあります。とは言えカードの役(ハンド)や配当といった基礎知識を習得する必要はあり、運よりも戦略やスキルがものを言うゲームなので経験を積んで慣れておくと有利です。プレイヤーの表情やその場の状況を読み取り、タイミングを見極めるなど、心理戦の要素も大きいので度胸のある人、駆け引きが得意な人には特におすすめです。
■テキサスホールデムポーカーの基本ルール
テキサスホールデムポーカーで使用する道具とルールの概要
ジョーカーを除く52枚のトランプカードを使用します。プレイヤー全員に裏返しで配られる2枚のカードと、コミュニティカードと呼ばれる5枚の共有札の、計7枚の中から最も強いポーカーのハンド(役)を作り、各自のハンドの強さを競うのが基本です。強いハンドが作れなかった場合は賭け金がつり上がる前にゲームを降りることも可能ですが、その場合それまでに自分が賭けたチップを全て失います。
一方、たとえ手元のハンドが弱くてもそのまま強気でゲームを続行し「強いハンドを持っているのでは」と他のプレイヤーに思わせることでゲームから降ろすのに成功すれば、残ったプレイヤーは全ての賭け金を手に入れることができます。そのため勝敗の決め手には、どのカードが当たるかという運よりも心理戦の要素が強く、戦略次第で誰もが勝つ可能性がある面白いゲームです。
テキサスホールデムポーカーのゲームの流れは?
1:空いているテーブルに座ります
プレイヤーはまず円形のテーブルを囲むように座ります。テキサスホールデムでは誰の隣に座るかという点も非常に重要になるので、トーナメントの際にはトランプを使って席順を決めるのが一般的です。カジノをはじめとする娯楽施設では空いている席に自由に座れる場合もありますが、友人同士など身内で楽しむ時にはくじ引きなどで公平に席順を決めましょう。
2:ポジションを決めます
プレイヤーが席に着いたら、次に「ディーラーボタン」のポジションを決めます。「ディーラーボタン」とはチップより少し大きい円盤状をしており、「BTN(ボタン)」と呼ばれるのが一般的。このボタンの役を担うプレイヤーは各ラウンドの間アクションや選択を1番最後に行えるなど有利なポジションをとることができます。一般的には1人一枚ずつカードが配られ、最もランクの強いカードを引いた人にボタンの役割が与えられます。それ以降はラウンド毎に時計回りにボタンを回して行きます。
3:カードが配られ、ゲーム開始!
ディーラーボタンの左隣に座っているプレイヤーを「SB(スモールブラインド)」、SBの左隣のプレイヤーを「BB(ビッグブラインド)」と呼び、SBとBBはそれぞれ決められた額の強制ベット(参加手数料)を支払います。仮にSBが1ドルの支払った場合BBは2ドルというようにBBがSBの約2倍の額を支払うのが一般的。ボタンが最後になるようSBから時計回りに1枚ずつ2周してカードが配られ、それぞれ2枚のホールカード(他のプレイヤーには見せない持ち札)が行き渡ったらゲーム開始!
4:第1ラウンド(プリフロップ)
まずはBBの左隣のプレイヤー「UTG(アンダー ザ ガン)」からアクションします。この時できるアクションはゲームを降りる「フォールド」、先に払われた強制ベットと同額のチップを出す「コール」、前のプレイヤーの出した額に上乗せした金額を出す「レイズ」の3パターン。UTGからディーラーボタンまで時計回りに進みます。
ただしSBとBBは最初に強制ベットを支払っているため、もし他のプレイヤーが全員2ドル払ってコールしていれば、SBはコールする場合最初に支払った1ドルとの差額として1ドルのみを支払います。BBはコールの代わりにチップを払わずパスする「チェック」を行うことが可能。もちろんSB、BBともにフォールド、レイズを選択しても構いません。
ゲームに残ったプレイヤーの賭け金が同額になればプリフロップの終了。そのためもし最後にBBがレイズして賭け金を上乗せした場合は再びUTGから順番に同様のアクションを繰り返します。
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