香川の人気グルメ“骨付鳥”発祥店「一鶴」が大阪にも進出！

更新日: 2023年12月4日

香川というと「うどん県」と言われるほど、ご当地グルメとしてうどんが有名ですが、うどん以外にも地元民に愛されているB級グルメがあります。それが「骨付鳥」という鶏メニューです。名前の通りの骨付もも肉で、豪快に手づかみで食べるのが定番のがっつりメニューです。骨付きもも肉というとフライドチキンなどをイメージしがちですが、香川の骨付鳥はスパイシーでご飯にもビールによく合うことから子供から年配の方まで人気があります。そんな骨付鳥の元祖と言われる有名店「一鶴」が香川から大阪に進出しました。では、そんな骨付鳥専門店「一鶴」について看板メニューや人気のサイドメニューなどをご紹介します。

讃岐うどんに並ぶ香川グルメ「骨付鳥」とは？

香川のご当地グルメというとコシの強い讃岐うどんが有名ですが、同様に有名なB級グルメがあります。それが「骨付鳥」です。その名の通り、鶏の骨付モモ肉に味付けをしてジューシーに焼き上げた一品で、子供から大人まで人気があります。そんな骨付鳥の発祥は香川県丸亀市の骨付鳥専門店「一鶴」です。昔から地元民に愛されるお店で、今では丸亀だけでなく高松などにも店舗があり、観光客にも人気です。そんな香川の人気B級グルメについてご紹介します。

「一鶴」は骨付鳥発祥の店

骨付鳥専門店「一鶴」は今では香川のB級グルメとなった骨付鳥の元祖のお店です。1952年創業の老舗で、創業当初はおでんとお好み焼きのお店でしたが、1953年に創業者がハリウッド映画からヒントを得て考案した骨付鳥をメニューとして出すと、独特の食べ方やスパイスの美味しさから人気となり、骨付鳥専門の有名店となりました。今では地元だけでなく大阪、横浜にも出店するほどの名店です。

「一鶴」の骨付鳥のこだわりは特製スパイスにあり

香川には骨付鳥が食べられるお店がいくつもありますが、「一鶴」の骨付鳥は他のお店とは一味違います。他店では塩胡椒・ニンニクで下味をつけて焼きますが、「一鶴」のこだわりは特製スパイスです。お店オリジナルのスパイスで下味をつけて、300度の高温釜で一気に焼き上げることで外側の皮はパリッと、中はふんわりジューシーになります。アツアツでスパイシーな味はご飯にもビールにもよく合います。

大阪にも進出！現在2店舗が営業中

「一鶴」は香川県丸亀市や高松市に店舗がありますが、県外にも進出して大阪には2店舗あります。1つはJR東西線の北新地駅から徒歩1分、大阪市営地下鉄の西梅田駅から徒歩3分の西梅田店で、もう1つは大阪市営地下鉄の心斎橋駅から徒歩5分の心斎橋店です。営業時間は平日は17時から、土日祝日は11時からで、どちらも明るい店内にはテーブル席があり、1人でも家族でも利用しやすいお店です。

人目を気にせず豪快にかぶりつくべし

骨付鳥を注文すると骨付モモ肉が皿に盛られてそのまま目の前に置かれるので、初めての方は食べ方に困りがちですが、一鶴流の食べ方はそのまま手に持って豪快にかぶりつくことです。手が汚れるのが嫌な場合は骨をペーパーで巻くと汚れにくくなり、さらに関節で割ると食べやすくなります。さらにお皿の上には肉汁がたっぷり出ますが、それをキャベツやおにぎりにつけて食べるのが通の食べ方です。

骨付鳥には「おやどり」と「ひなどり」の2種類がある

骨付鳥は「おやどり」と「ひなどり」と言われる2つのメニューがあります。一般的には「おや」、「わか」と呼ばれますが、一鶴では呼び方が他店と違います。その名の通り、「おやどり」は親鳥のモモ肉でボリュームがあり、「ひなどり」は若鳥のモモ肉を使った小ぶりサイズです。作り方が同じでも、肉質や柔らかさが全く異なるので好みやその時の気分で好きな方を選ぶといいでしょう。

「ひなどり」は肉質の柔らかさが特徴

一鶴で子供やご高齢の方に人気のメニューが「ひなどり」です。お皿の上には脂が落ちているので、一見、脂っぽいかなとイメージしがちですが、脂が落ちている分あっさりしていて食べやすい一品です。肉質も柔らかいのでかぶりつきやすく、小さな子供でも手に持ってかぶりつく美味しさです。ニンニクの風味や塩気、スパイスも程よい加減でビールのおつまみにもぴったりです。

「おやどり」は肉感たっぷりの食べ応えが特徴

食べ応えのある骨付鳥を味わい時におすすめなのが「おやどり」です。しっかりとしたもも肉は見た目もボリュームがあり、漫画に出てきそうなビジュアルです。程よい弾力があり、味も中までスパイスの味が染み込んだがっつり系なのでビールのお供にぴったりです。鶏肉本来の旨味もあり、お肉を食べているという感じが強い一品です。1本1008円の食べ応え満足間違いなしのメニューです。