【東京】北千住の銭湯8選！下町風情豊かなお風呂はココ！

昨今の銭湯事情について

日本で営業している銭湯の数は昭和40年代にピークを迎えていて、その後は減少傾向が続いています。自宅での内風呂の増加・建物の老朽化・燃料の高騰化・後継者不足などが原因とされています。一方で、歴史のある銭湯文化を継続させるために、東京都足立区のように銭湯普及を目的とした活動（フリーペーパー配布など）を行っている自治体もあります。

人気上昇中の下町「北千住」って？

北千住は、江戸時代から日光街道の1番目の宿場町（千住宿）として栄えていました。足立区で最大のターミナル駅である北千住駅も設置されていて、古き良き街として人気上昇中のエリアです。北側には荒川、南側には隅田川が流れていて、ユニークな地形の上に発展しています。そして北千住駅周辺には大学がいくつか設置されていて、学生街としても機能しています。

「北千住」のアクセス徹底解明！

北千住駅はとても交通アクセスに優れていて、4社5路線が乗り入れています。JR東日本常磐線（快速）・東京メトロ千代田線と日比谷線・東武鉄道伊勢崎線（東武スカイツリーライン）・首都圏新都市鉄道（つくばエクスプレス）を利用することができます。東武鉄道の利用者が一番多く、浅草駅と伊勢崎駅（群馬県伊勢崎市）を結ぶ伊勢崎線の中心的な駅になっています。

北千住の銭湯がアツい！人気の銭湯のご紹介

足立区では銭湯普及活動が盛んに行われていて「銭湯といえば足立」というフリーペーパーを足立区内の駅・大学などの公共施設に配布しています。各銭湯で行われている「湯上りマッサージ」のスケジュールなども掲載されていて、足立区での銭湯をより楽しく紹介しています。北千住は昔ながらの銭湯を経験できる東京の下町として、多くの人から注目されています。

北千住のおすすめ銭湯：大黒湯

大黒湯は、JR常磐線北千住駅から北西に600mほどの場所にある1929年竣工の老舗銭湯です。地元では「キングオブ銭湯」と呼ばれていて、とても有名です。脱衣所の天井はマス目に区切られた「格天井（ごうてんじょう）」でできていて、ひとつひとつに花鳥絵が描かれています。銭湯の正面には大黒様の彫刻があって、昔の面影をそのまま残しています。

北千住のおすすめ銭湯：タカラ湯

タカラ湯は、JR常磐線北千住駅から北西に1.2kmほどの場所にある銭湯です。地元では「キングオブ縁側」と呼ばれていて、縁側から眺めることができる日本庭園の美しさには定評があります。縁側は基本的に男湯の脱衣所から移動可能で、男湯と女湯が入れ替わる水曜日だけは女湯から移動することができます。また、タカラ湯には生薬風呂が設置されていて、浴場は生薬風呂の心地よい香りで満たされています。

北千住のおすすめ銭湯：ニコニコ湯

ニコニコ湯は、JR常磐線北千住駅から北西に800mほどの場所にある銭湯です。浴場の内装は自然を感じることができる造りになっていて、湯が流れてくる部分には富士山から実際に運ばれてきた岩を使用しています。そしてこの銭湯には、小さなプールや塩サウナが1ヶ所に集まって設置されています。男湯と女湯は1日ごとに入れ替わるので、それぞれ2日に一度それらの施設を楽しむことができます。