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■円山公園(まるやまこうえん)
はじめに北海道のお花見スポットとして紹介するのは、「円山公園」です。戦後、京都市にある「円山公園」をモデルにつくられた公園で、花見の名所として人気があります。園内には動物園や野球場、子供の国などがあり、札幌市民の憩いの場として親しまれています。ミズナラ、シナノキなどが密生する「円山原始林」を南に臨む自然豊かな公園は、隣接する北海道神宮境内と並ぶ桜の名所としても有名。エゾヤマザクラやソメイヨシノをはじめとして、約150本が花を咲かせます。
【開花時期】4月下旬~5月中旬
【場 所】円山公園
【総 数】約150本
【品 種】エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ
■北海道神宮
次に紹介する北海道のお花見スポットは、「北海道神宮」です。明治2年(1869)、北海道開拓の神を祭祀するため、明治政府によって創建された神社。円山公園に隣接し、樹齢数百年というハルニレの大木を有する境内には、梅や桜の木も数多く見られ、見事な花を咲かせる春のシーズンには多くの花見客でにぎわう名所です。自然に恵まれ、境内には野生のエゾリスが顔を出したり、絶好のバードウォッチング・スポットとしても知られています。
【開花時期】4月末~5月上旬
【場 所】北海道神宮
【総 数】1034本
【品 種】エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラ
北海道神宮
- 北海道札幌市中央区宮ケ丘474
- 011-611-0261(9:00~16:00)
- 拝観自由
- 無休
- 札幌市営地下鉄円山公園駅から徒歩15分
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■北海道立真駒内公園(まこまないこうえん)
3つ目に紹介する北海道のお花見スポットは、「北海道立真駒内公園」です。昭和47年(1972)の札幌オリンピック冬季大会ではメイン会場となりました。歴史あるスケートリンクですが、冬期間中は一般開放されています(有料)。85ヘクタールという広大な敷地に数万本の樹木が立ち並び、マガモやカワセミといった野鳥にも出会える豊かな自然が魅力。紅葉の名所として知られるだけでなく、およそ1000本の桜の木を有する絶好の花見スポットでもあります。
【開花時期】4月下旬~5月中旬
【場 所】北海道立真駒内公園
【総 数】約1000本
【品 種】エゾヤマザクラ、ヤエザクラ(サトザクラ)
■モエレ沼公園
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最後に紹介する北海道のお花見スポットは、「モエレ沼公園」です。彫刻家イサム・ノグチ氏の設計による公園。東京ドーム40個分ともいわれる広大な敷地の中で花見が楽しめます。公園のシンボルであるガラスのピラミッド「HIDAMARI」をはじめ、幾何学的な意匠を凝らした作品や遊具が見どころのひとつです。ソメイヨシノやエゾヤマザクラなど、5月には園内にある約2600本の桜が見ごろを迎えます。
【開花時期】5月上旬~5月中旬
【場 所】モエレ沼公園サクラの森
【総 数】約2600本
【品 種】エゾヤマザクラほか