琉球ガラスはご存知ですか?明治時代に長崎や大阪から伝わった吹きガラスの製法で、沖縄でも生活用品が作られるようになりました。そんなガラス作りに変化が訪れたのが戦後のこと。駐留米軍がったコーラやビールの色付き瓶を再利用し彼ら向けにガラスを作るようになった際、厚みが出てしまったり気泡が入ってしまったりした、本来のガラス作りでは不良品扱いされるガラスの何とも言えない味わいや美しさがもてはやされるようになったのです。そんな琉球ガラスの魅力を知りたい人におすすめなのが、琉球ガラス村。琉球ガラスのショップはもちろん、体験教室やミュージアムなども併設されていて思い出作りにぴったりですよ。琉球ガラス村について詳しく紹介します。
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琉球ガラス村とは?
沖縄本島の最南端・糸満市にある琉球ガラス村は、琉球ガラスのテーマパークです。沖縄県内最大級の品ぞろえを誇る琉球ガラスを扱うショップはもちろん、琉球ガラスの美術館や、目の前で琉球ガラス職人の鮮やかな職人技を眺めつつ食事やお茶ができるカフェレストランもあります。さらには大人から子供まで、自分で琉球ガラスの製品を手作りできる体験教室まで豊富に開催されていますよ。
琉球ガラス村の見どころ
ショッピングや食事、体験教室まで楽しめる琉球ガラス村ですが、園内は歩いているだけでも見どころたっぷり!園内の建物は外観やインテリアまでこだわって作られていて、圧巻です。特に素晴らしいのが、本館建物の琉球ガラスのモザイク壁画やエントランスホール天上のガラスドーム。施設内の柱も1本1本琉球ガラスや焼き物が埋め込まれていて、至る所にフォトスポットが満載なのです。
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琉球ガラス村へのアクセス
琉球ガラス村へのアクセスは、那覇空港から車で約25分。普通車が60台停められる無料駐車場も完備されているので、タクシーはもちろんレンタカーで向かうにも便利ですね。路線バスを利用する場合は、那覇バスターミナルから89番糸満線に乗車し、糸満バスターミナルまで向かいます。そこから82番線バスまたは108番線バスに乗り換え波平入口りバス停下車後、徒歩1分で琉球ガラス村です。
「オリジナルガラス作り体験」で自分だけのガラスを作ろう
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琉球ガラス村でぜひ挑戦したいのが、琉球ガラスの体験教室!自分で長い棹に息を吹き込んで成形するオリジナル作り体験。ドロドロに溶けた熱いガラスを使いますが、ガラスの巻取りや加熱などは職人がやってくれるので安心。飲み口の形を整える工程は、職人に教えてもらいつつ自分で挑戦できます。世界に1つだけの琉球ガラスのグラスができますよ。
自分好みのアクセサリーを作れる!「アクセサリー作り体験」
大人から子供まで、幅広い年代の女性に人気なのがアクセサリー作り。小学生以上なら参加可能です。もちろん本格琉球ガラス製のビーズを使用しますよ。ガラストップやその他のビーズ、紐の色まで選ぶことができるので、自分好みのアクセサリーが作れます。作れるのはネックレスまたはストラップ。わいわいおしゃべりしながら製作できるのも嬉しいですね。
プレゼントにも最適!「ジェルキャンドル作り体験」
琉球ガラス村では、今人気の体験・ジェルキャンドル作りもできますよ。透明ガラスの中に好みの色砂やガラスのミニチュア、貝殻などのパーツを配して透明ジェルを流し込みます。動物や草花のガラスパーツと色砂で、ガラスの中に小さな世界を作れます。ろうそくの芯も入れるので、ちゃんとキャンドルとしても使えますよ。インテリアやプレゼントにもおしゃれですね。
「工房見学」で卓越した職人の技を見学しよう
琉球ガラス村では、自分で体験するだけでなく職人の技を見学することも可能です。1300度もの温度の窯に入れて作られる琉球ガラス。夏場には工房は40度以上の暑さになります。そんな中で琉球ガラス作りに没頭する職人の手さばきを間近に見ることができますよ。工房で活動する職人は、沖縄県から認定を受けた「沖縄県工芸士」10名が含まれています。