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【沖縄】「識名園(しきなえん)」の見どころは?琉球王国時代の面影を残す庭園のおすすめポイントを紹介

観光地でぜひおすすめしたい観光スポットは、ずばり庭園!庭園というと何だか渋いイメージを持つかもしれませんが、見方さえわかればこれほど奥深く興味深い観光スポットはありません。古来の日本人は草木や石などにも全て神が宿ると考え、畏敬の念を持ってきました。庭園に置かれた石や植えられた草木、造られた池にも全て意味があり、ち密な計算の上で作られているのです。そんな日本の庭園の中でも異彩を放つのが、沖縄県の識名園です。琉球王国という独立した国家の時代を経てきた沖縄にある庭園だけあって日本文化に独自の文化が融合し、他にない趣を感じられますよ。世界文化遺産の構成要素でもある識名園について、詳しくまとめました。

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更新日: 2024年4月24日

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識名園とは?

沖縄県の那覇市にある識名園(しきなえん)は、琉球王国最大規模の別邸として作られた琉球庭園です。特別名勝に指定されているほか、ユネスコ世界遺産・琉球王国のグスク及び関連遺産群の構成要素でもあり、沖縄観光で外せない注目のスポットです。敷地面積は約1万2千坪を誇り、園内は沖縄独特の建築様式と中国の建築様式が融合した独特の雰囲気が漂っています。

識名園の歴史について

識名園は1799年、琉球王国第15代国王である尚温の時代に完成した庭園です。国王一家の別邸としてはもちろん、外国使臣の接待にも使われていました。完成翌年の1800年には、中国からの冊封使(さっぽうし)が訪れました。1941年に国指定の名勝となったものの、第二次世界大戦の戦渦によって大部分が焼失。1975年から大規模な復元整備が行われ、現在の姿となりました。

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識名園の開園時間や観覧料について

識名園は、時期によって閉園時間が異なるので注意しましょう。4月1日から9月30日までは午前9時から午後6時まで、10月1日から3月31日までは午前9時から午後5時30分までとなります。閉園の30分前に入場が締め切られます。広大な園内は1時間ほどかけて鑑賞するのがおすすめなので、早めに入場するのがベター。観覧料は大人400円、中学生以下の小人は200円。休園日は毎週水曜日です。

識名園へのアクセス

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沖縄県の那覇市郊外に位置する識名園へのアクセスは、市バスまたは車でのアクセスが便利です。那覇空港から向かう場合、モノレール・ゆいレールに乗車し首里駅で下車後、タクシーで約15分です。市バスの場合は、各方面からのバスが識名園前バス停を通ります。車の場合、那覇空港から国道332号線・那覇東バイパス329号線・県道82号線・県道222号線を経由して約20分から40分で到着します。

識名園の広さは?見学にかかる時間は?持参すると便利なアイテムも紹介

敷地面積1万2千坪を誇る識名園。さっと見て周るだけでも30分は必要です。最低でも1時間は見学時間を取るのがおすすめですよ。また、園内は平とは言えない石畳が続くエリアもあるのでヒールは避けた方が無難です。スニーカーなどの運動靴がベスト!庭園だけあって池の周辺など光を遮らない見晴らしの良い場所が多いので、夏場は紫外線対策として日傘があると便利です。

識名園一番の見どころ!「廻遊式庭園」を散策しよう

識名園の魅力は、何といっても和風と中国風、さらに琉球文化が融合している造りの庭園だということ。日本の大名が多用した、池を中心にしてその周辺を周る「廻遊式庭園」を採用。その池には中国風のお堂が浮かび、架かっている橋も中国風。池を取り囲むのは琉球石灰岩が使われています。日本の従属国でありつつ中国の支配も受けた琉球王国ならではの作りが見どころです。

識名園のおすすめポイント1 沖縄ならではの建築様式「御殿」を見学しよう

識名園の園内にある建造物の中でも最も大きい、母屋ともいえる建物が「御殿(うどぅん)」です。赤い瓦屋根の木造建物は、琉球文化を色濃く感じさせます。敷地面積は160坪ほどと広々しています。15もの部屋があり、それぞれ窓からは最高の眺めを楽しめます。2015年には囲碁の七大タイトル戦の1つである本因坊戦の舞台となったことで一躍注目を集めている建物です。

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