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勝連城跡は絶景が楽しめる世界遺産!
沖縄県のうるま市にある勝連城跡は13世紀から14世紀頃にかけて建てられた城で、阿麻和利の居城として知られています。5つの郭で構成された城は自然の断崖を利用し精巧に作られた城で、難攻不落の城と呼ばれていました。現在は琉球王国のグスク及び関連遺産群の一つとして世界遺産に登録され、観光スポットのひとつになっています。
勝連城の歴史とは?
勝連城は東アジアを中心とする海外交易を行いこの地のヒーローだった阿麻和利の居城。城内に攻め入った敵が侵入できないよう、ぐるぐると曲線を描いたり、階段を急勾配にするなど工夫がされています。首里城に対抗して王権を奪おうとし、宿敵の護佐丸にも勝利しますが、最後には首里軍に負け滅びることになります。琉球王国を知る上で勝連城は外せないスポットです。
勝連城跡はどこにある?
勝連城は沖縄本島の中部、勝連半島の東側に突き出ている先端の丘陵に建っています。端っこに建っている城は、周囲に遮るものがないため見晴らしがよく、青く美しい金武湾の向こうに知念半島や久高島などの離島も見ることができます。また、敵が攻めてきた時の防衛策として、階段が多い斜面の上に勝連城に建てたのではないかといわれています。
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勝連城跡へのアクセス方法
勝連城跡へのアクセス方法は、那覇空港から車の場合、沖縄自動車道の沖縄北インター経由で約1時間公共交通機関の場合は、那覇バスターミナル発の路線バス・屋慶名線27で行き、西原バス停下車徒歩10分。所要時間は約2時間です。宜野湾真志喜からは前原線61番で勝連城跡前下車すぐ。約60分で到着します。駐車場は無料の駐車場が利用できます。
勝連城跡を見学するためには?時間や料金は?
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勝連城跡の利用時間は9:00~18:00になります。年中無休で、場内は無料で見学可能です。駐車場敷地内に勝連城跡休憩所があり、勝連城跡の情報や見学者が休憩する場になっており、トイレや食事の休憩場所として利用できます。また場内は4の曲輪より上は歩行に自信のない方はおすすめしません。天候の悪い日も同様に見学は控えたほうがいいでしょう。
見どころその1:「鉄壁の城塞」の階段
勝連城跡の見どころのひとつに城壁の美しさがあります。城壁には琉球石灰岩が使われており、自然の地形を生かした美しい曲線を描いています。その優雅な曲線がまるで女性のようだと世界からも絶賛されています。城門の石積みの精巧さも高く評価されており、そのような点から世界遺産として認められたのではないかと考えられています。
見どころその2:最高部から眺める絶景
勝連城跡は頂上から見える景色も見どころです。4つある曲輪の1番上、一の曲輪は標高が100メートル近くあり、周りに遮るものがないために見晴らしの良い場所になっています。中城湾や金湾の雄大な海をはじめ、海中道路やその周りの島々など自然に囲まれた景色が一面に広がります。夕日の沈む夕方の時間帯も昼間とは違っておすすめです。
勝連城を詳しく知りたい方は「うるま市史跡ガイドの会」へ
勝連城跡はうるま市史跡ガイドの会の案内人が城やその周辺の歴史について有料でガイドしてくれます。毎日9:00~17:00まで案内にしており、予約は1週間前までに受付が必要になります。また、料金は人数によって異なり、中学生未満の方は無料です。案内当日に集合場所の勝連城跡休憩所で受付し、支払いは現金払いになります。