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美しい自然に会いに行こう!北大東島とは?
北大東島とは沖縄本島の東、約360kmに位置する島。珊瑚礁が隆起してできた島で、外側が高く内側が低くなっていることが特徴です。中でも屏風を立てたように絶壁となっている部分は長幕(ナガハグ)と呼ばれ、国の天然記念物として指定。また外界から長らく遮断されていたたため、北大東島でしか見られない固有種や絶滅の恐れがあるとされる生物なども数多く生息しています。
北大東島へのアクセス方法
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北大東島へは空と海、両方からアクセスできます。まず飛行機ですが、那覇空港から一日1便だけ北大東空港行き(一部は南大東島を経由)が運航。フライト時間は約1時間10分です。飛ぶのは40席ほどのプロペラ機。すぐに満席になってしまうことがあるので早めの予約を。船の場合、那覇空港からゆいレールかタクシーで泊港へ向かい、そこからフェリーで北大東島へ。所要時間は約14時間です。
北大東島の歴史
肥沃な土壌に恵まれていると目されながらも、厳しい自然環境が開拓者を阻みつづけてきた北大東島。ですが1900年(明治33年)、ついに八丈島出身の玉置半右衛門が難航の末上陸しました。それから3年後の1903年(明治36年)に初めてサトウキビが植えられて以来、北大東島はサトウキビ農業で発展。今でも島のあちこちにサトウキビ畑が広がっています。
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北大東島のみどころその1:星野洞
北大東島からわずか3分のフライトで到着する南大東島。ここにある星野洞は、大規模で状態がよい鍾乳洞として世界的にも注目されている貴重なスポットです。北大東島の隣、南大東島には大小約120を超える鍾乳洞がありますが、星野洞はその中でも輝くように白い鍾乳石が特徴。そのためここは東洋一の美しさを持つ鍾乳洞として知られています。内部は歩きやすいようにしっかり整備されているので安心。
北大東島のみどころその2:ラム酒工場
北大東島はサトウキビ栽培が盛んですが、隣の南大東島も同じ。そしてここではサトウキビからラム酒が作られています。島唯一の醸造所は旧南大東空港を改築した場所にあり、製造から瓶詰め、ラベル張りまですべて手作業。種類は「緑ラベル(アグリコール)」と「赤ラベル(コルコル)」の2種類。中でもアグリコールは希少なお酒で、現在モーリシャスなどフランス領の島と南大東島だけでしか作られていません。
北大東島のみどころその3:燐(りん)鉱石貯蔵庫跡
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北大東島のリン鉱は戦闘機などの機体を作るアルミになるアルミナ鉄の含有量が多いということで、戦時中はリン鉱石の島として大いににぎわいました。ですがそのうちリンが取れなくなり、戦後間もない1950年(昭和25年)に閉山。現在はリン貯蔵施設やトロッコ跡などにその名残を見ることができます。「北大東島燐鉱山(りんこうざん)遺跡」は、空港から車で約10分。
北大東島のみどころその4:沖縄最東端の碑
沖縄の約360km東の海上にある北大東島は、沖縄で一番早くに太陽が昇る場所。そのため沖縄最東端の碑としてモニュメントが設置されています。本当の最東端は空港の先にある真黒岬のあたりですが、そちらは徒歩などで行くことが困難なので、少し南に入ったこの場所に建設されました。近くにはバーベキュースペースやトイレなどもあります。沖縄最東端の碑は、空港から車で約5分。
北大東島おすすめレジャー1:サイクリング
北大東島には公共交通手段はありません。ですがこの島は1周約13.5kmほどしかないので、周辺探索には自転車がおすすめです。島でレンタサイクルができるのは宿泊施設「ハマユウ荘」だけ。自転車を借りたい場合はこちらで申し込みをしましょう。ですが島内はアップダウンが激しいため、移動には体力も多少必要。もし体力に自信がなければ、レンタバイクもありますよ。
北大東島おすすめレジャー2:釣り
太平洋に囲まれた北大東島は、島全体が絶好の釣りスポット。本当の沖縄最東端・真黒岬の名前はマグロが多く獲れたことに由来するほど、このあたりは大型外遊魚が多く釣れるとして釣り好きにも知られています。島内に港はいくつかありますが、人気は西港。かつてリンを出荷するための港だった西港ですが、現在は島の人にも愛される釣りスポットとなっています。