【沖縄】お土産にぴったり！森のガラス館で琉球ガラス体験をしよう！

旅の記念に現地の工芸品をおみやげとして買い求める人は多いはず。それももちろん楽しいですが、その工芸品を手作りできるとすればどうでしょう。自分だけの作品は帰ってそれを眺める度に作っている時の気持ちがよみがえって、一生の宝物となるはず。そこで今回ご紹介するのは沖縄・名護市にある「森のガラス館」です。ここは沖縄本島を代表する伝統工芸・琉球ガラスを手作り体験できる施設として、多くの観光客に人気。今回はそんな森のガラス館でできる体験の詳細やアクセス方法、周辺の観光地などさまざまな情報をまとめました。次の旅行に沖縄を予定している人もそうでない人も必読です！

琉球ガラス作りを体験できる！森のガラス館とは

沖縄県名護市にある「森のガラス館」。ここは沖縄伝統工芸である琉球ガラスの手作り体験ができる施設です。周囲には沖縄美ら海水族館やナゴパイナップルパークなど観光スポットが多くあるので、ぶらりと立ち寄りやすいのも魅力。また琉球ガラス体験だけでなく、数々の沖縄らしいガラス製品の販売もしているので、おみやげ探しにも最適のスポット。森のガラス館は年中無休で、9時から18時までの営業です。

琉球ガラスとは

琉球ガラスとは沖縄本島を中心に作られているガラス工芸品のこと。もともとは戦後の物資不足の折りに、アメリカ軍基地から捨てられたコーラやペリエの空き瓶を溶かして再利用したことから始まりました。鮮やかな瓶の色合いと作業工程で入る気泡が合わさり、独特の雰囲気を持つガラス製品として人気が上昇。泡盛に合う涼しげな印象とも相まって、沖縄を代表する工芸品となっています。

森のガラス館でできる琉球ガラス体験をしよう！

ここでは、オリジナルグラスやアクセサリー、フォトフレームやジェルキャンドル、万華鏡などバラエティ豊富な体験メニューがあるので、カップルはもちろん小さな子供のいるファミリーにもぴったりの施設です。材料はすべてそろえてあるので、手ぶらでも大丈夫。またここは悪天候の時でもオープンしていることが多いので、台風で予定が狂わされてしまった時にもおすすめです。

琉球ガラス体験その1：オリジナルグラス作り

ちょっとした職人気分を味わえるのがこのコース。琉球ガラスならではのデコボコが楽しい、オリジナルグラスが作れます。所要時間は待ち時間も合わせて約1時間。小学生以上から参加が可能です。持ち帰れるのはグラスがしっかり冷めた2日後で、再来店か自宅への配送かどちらかの受け取りを選べます。琉球ガラス体験は1日3回行っており、事前予約制。修学旅行などで貸し切りの場合もあるので、電話での予約がおすすめです。

琉球ガラス体験その2：手作りアクセサリー体験

あらかじめ職人が作った琉球ガラスストラップを使うこのコースは、もっと気軽にオリジナルアイテムを手作りしたい人におすすめ。同じものは2つとない琉球ガラスをトップにしたネックレスは、リゾート感たっぷりの仕上がりで水着にもぴったりです。体験可能年齢は5歳から。所要時間は約30分～40分です。予約はいらないので、思いついた時に体験できるのもうれしいですね。

琉球ガラス体験その3：手作りフォトフレーム作り

琉球ガラスの粒や貝殻をどんどん貼り付けていくだけで、沖縄の魅力がたっぷり詰まったフォトフレームができあがります。思い出の写真を入れれば、これ以上のお土産はありません。沖縄の海の美しさを思わせる色とりどりのガラス粒を貼り付けていく作業は、ついつい夢中になってしまいそう。体験可能年齢は5才から。所要時間は40分～50分ほどで、予約はいりません。

琉球ガラス体験その4：手作りジェルキャンドル体験

このコースでは、沖縄の海をそのまま閉じ込めたようなジェルキャンドルができあがります。さまざまなガラスの粒やパーツを配置したらジェルを流し込み、冷却後に持ち帰り可能。作業時間は40分から50分程度ですが、冷却時間に40分ほどかかります。参加可能年齢は5才から。また体験コースの値段とは別にパーツの料金がかかってくるので注意しましょう。

琉球ガラス体験その5：手作り万華鏡体験

体験コースの中でも、もっともリーズナブルに楽しめるのがこれ。あらかじめ用意されている万華鏡キットの中に、琉球ガラスの粒を入れるだけなのでとても簡単です。ですができあがった万華鏡をのぞくと、一つとして同じ動きはありません。体験参加可能年齢は5才から。万華鏡の中のキラキラとした輝きは子供が喜ぶこと間違いなしです。家族で作って見比べてみるのも楽しいですね。

修学旅行用の体験メニューも用意されている

森のガラス館はすべてのメニューが修学旅行生でも体験が可能です。中でも琉球ガラスのグラス作りでは、底に名前を区別するための刻印を押してくれるのでオリジナル度合いもアップしますね。修学旅行以外では20名以上になると団体扱いになり、値段も変わってきます。ただし修学旅行生や団体が多い場合貸し切りとなることがあるので、個人で訪れる時には電話確認する方がベターです。