【沖縄】ギーザバンタは穴場の絶景スポット！沖縄戦の地で美しい景色に平和を願う

ギーザバンタ（慶座絶壁）から眺める広大な海は壮観！

「ギーザパンダ（慶座絶壁）」は、沖縄県南部に位置する八重瀬町にある標高40数メートルある太平洋に面した断崖にある絶景スポットです。断崖の下には、美しい海が広がる絶景が望める場所で、雑誌やメディアなどで取り上げられることが少ないので人もあまりいない知る人ぞ知る穴場のスポットです。目の前の広がる風景をゆっくりと楽しめます。

ギーザバンタにまつわる歴史とは？沖縄戦での悲劇

ギーザバンタ（慶座絶壁）は、美しい絶景が見られる場所ですが、悲しい歴史がある場所でもあります。太平洋戦争末期に行われた沖縄戦・南部戦線で南部の地に米軍に追い詰められた多くの住民や日本兵が身を投げた悲劇の地と言われています。米兵はこの様子を見て「スーイサイドクリフ（自決の崖）」と名付けたとされています。

ギーザバンタはどこにある？

「ギーザバンタ(慶座絶壁)」は、沖縄県南部の摩文仁(まぶに)の丘にある平和祈念公園から北島方面へ進み、サザンリンクスゴルフクラブの脇にある道を進んで行くとたどり着けます。標高40ｍ以上の断崖絶壁からの眺めは太平洋の海が一望できる絶景のスポットです。整備されている通路を下ると崖の下におりることもできまた違う景色を楽しめます。

ギーザバンタへのアクセス方法は？駐車場はある？

「ギーザパンダ（慶座絶壁）」は、沖縄県南部に位置する八重瀬町具志頭玻名城にあります。那覇空港から、沖縄自動車道経由で(19.8km)　約45分、サザンリンクスゴルフクラブの脇の道をたどっていくと着きます。那覇市内からもさほど遠くないため空き時間などを利用して観光するのもおすすめです。あまり観光地化されている場所ではないため、駐車場は非塗装ですが20台ほど停められる場所があります。

ギーザバンタ見学の注意点とは？

ギーザバンタ（慶座絶壁）は、整備されている階段を下へ降りることもできる場所ですが、途中から岩場がごつごつした場所が多くなり危険なので、ビーチサンダルなど滑りやすい履物は危険なので注意して下さい。マリンシューズなど歩きやすい靴がおすすめです。また女性の方は、スカート等の衣服が引っかからないように注意してください。

見どころその1:断崖絶壁の絶景

「ギーザバンタ（慶座絶壁）」は、標高40数メートルある太平洋に面した断崖にあり、断崖の下には、美しい海が望める絶景スポットです。整備された階段を下へ降りて崖下に行くこともでき、透明度の高い海で魚が泳ぐ姿やサンゴまでくっきりと見ることができます。また、ギーザバンタから見る夕日は水平線がオレンジ色に染まり幻想的です。昼間とはまた違う景色を楽しむことができます。

見どころその2:海へ落ちる滝

ギーザバンタ（慶座絶壁）は、海に流れ落ちる滝が有名な場所でもあります。国営断崖慶座地下ダムの貯水容量を超えた水が、慶座絶壁の断崖に流れ落ちてできた滝で、引き潮の時には、断崖絶壁の下から滝をみあげることもできます。雨の翌日に行くと迫力ある滝を見ることができます。滝と海のコラボレションは他ではなかなか見られないので貴重なスポットです。

見どころその3:穴場で見るサンセット

美しい太平洋の海が広がる絶景スポットである「ギーザバンタ（慶座絶壁）」では、太陽が地平線に沈んでいくサンセットも見ることができる穴場のスポットでもあります。エメラルドグリーンの海と綺麗な夕日がセットで見られ、SNS映えも抜群。観光客も少ないので綺麗な景色を独占でき、ゆっくりとした時間を過ごせるおすすめの場所です。

周辺観光スポットその1:戦争を知り平和を願う場所「平和祈念公園」

「平和祈念公園」は、沖縄本島の南部の糸満市摩文仁に位置する美しい海岸線を望める台地にある公園です。公園内には、第二次世界大戦（沖縄戦）の写真や遺品などが展示した平和祈念資料館や沖縄戦で亡くなられた人々の名を刻んだ平和の礎、戦没者の鎮魂と永遠の平和を祈り建てられた「平和祈念像」などが建立されています。国内外の観光客、修学旅行生、慰霊団など多くの人が訪れる場所です。

周辺観光スポットその2:国内最大級の美しい鍾乳洞「玉泉洞」

「玉泉洞（ぎょくせんどう）」は、国の天然記念物に指定されている国内最多数の鍾乳石を誇る鍾乳洞です。鍾乳石の数は100万本を超えています。自然の力だけで作り出された造形美で、5000ｍもの長さがありますが、890ｍしか一般公開されていません。夏シーズンには探検ツアーがあり普段公開されていない部分に入ることができます。