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■太古の自然が息づく「ガンガラーの谷」とは
那覇空港から南東方面へ車でドライブすること約30分。鍾乳洞が崩れてできた谷間に広がる亜熱帯の森「ガンガラーの谷」があります。広さ約14500坪、歩行距離にすると約1kmのこの谷は、東京ドームとほぼ同じ面積の広さです、鍾乳洞を始めとする手つかずの自然がそのまま残るガンガラーの谷は、約1万8000年前に生きていたとされる「港川人」の居住区としての可能性が高いといわれています。
今なお遺跡の発掘調査が続くロマンあふれるスポット
旧石器時代のホモサピエンス「港川人」が生活をしていたのではないかといわれているガンガラーの谷では、色々な形をした鍾乳石や、港川人が暮らしていた遺跡など、普段の生活ではなかなか知ることのできない沖縄の歴史や生活を学ぶことができます。港川人に関する発掘調査は今もなお続けられており、時を経て少しずつ明らかにされていく真実にロマンを感じずにはいられません。
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■まるで別世界。至る所に拝所が残された神聖な森
ガンガラーの谷は、通りに面してぽっかりと口を開けた洞窟から始まります。中へ入ると、古くから多くの人々が拝みに訪れる「拝所」と呼ばれる神聖な場所がたくさん残っていることが分かります。木々がうっそうと生茂る森林や洞窟の中を歩いていると、谷の中に生息する珍しい動植物や、運が良ければ野生のマングースを見ることができるといわれています。
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ガンガラーの谷へのアクセス方法
沖縄県南城市にあるガンガラーの谷へのアクセスは、那覇空港から車で沖縄自動車を使って南風原南ICで下りて行く方法の他にも、沖縄都市モノレールのゆいレール「旭橋駅」からガンガラーの谷(おきなわワールド)行きの路線バスに乗り、バス停「玉泉洞」を下車して行くこともできます。ガンガラーの谷へは、那覇空港から車で約30分、旭橋駅からはバスで1時間弱で到着します。
ガンガラーの谷へ入るにはガイドツアーを予約しよう
ガンガラーの谷は、ツアー以外での入場ができません。人気のガイドツアーは完全予約制で、定員に空きがある場合に限り、当日の予約も可能です(当日の予約の保証はできません)。沖縄の観光スポットの中でもガンガラーの谷は特に人気がありますので、早めに予約することをおすすめします。ツアーの所要時間は約1時間20分。徒歩1kmの距離に及ぶガンガラーの谷を専門ガイドがゆっくりと時間をかけて案内してくれます。
ツアーの見どころ1:森の主のようなガジュマルの樹「大主(ウフシュ)」
見どころのNo.1は、今もなおゆっくりと成長をし続けている巨樹ガジュマル、その名も「大主(ウフシュ)ガジュマル」です。谷の奥深くで何百年も生きてきた証、圧倒的な風格が漂います。天高くそびえる大主の高さは約20m、幹のように見える本体は崖の上から垂れ下がって成長した巨大な根の集まり。沖縄県内に生息するガジュマルの中でも、ここまで高さのあるものは、この大主のみといわれています。