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実は沖縄黒糖にも個性がある!ミネラルいっぱいの沖縄黒糖をご紹介!

更新日: 2023年11月21日

沖縄県の特産品である黒糖には、上白糖や蜂蜜などと比べて、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。主成分は、これらの甘味料と同じ糖質で、エネルギー源となりますが、日々の生活の中で黒糖を取り入れると、健康に欠かせなビタミンやミネラルもちょっとずつ摂れるんです。沖縄の黒糖は、現在、多良間島などの8島でしか作られていません。各島の工場での製造方法には大差ありませんが、気候や土壌、栽培方法などの違いから、黒糖の味や香り、形が少しずつ異なるのが特徴です。お茶請けとしてはもちろん、料理の隠し味として使うのもおすすめ。体に良い沖縄の黒糖は、オンラインショップでも購入できるので、日々の生活の中で取り入れてみてはいかがでしょうか?

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なぜ沖縄は黒糖が有名なの?

さとうきびだけを原料として、その汁を絞り煮詰めて固めたものを本物の「黒糖」と呼びます。熱帯植物であるサトウキビは、国内では沖縄県と鹿児島県の一部でしか育ちません。沖縄県の生産量は常に日本一で、年間約68万トン。太陽の光をさんさんと浴びて育った沖縄の特産品なのです。黒糖には、ビタミンやミネラルなど栄養素がたっぷり含まれていて、健康食品としても注目度が高まっています。

沖縄黒糖の歴史

沖縄の黒糖作りの歴史は、今から300余年前の江戸時代に遡ります。中国に製造方法を学び、さとうきび栽培が盛んとなり、さとうきびは沖縄の代表的な農産物となりました。県の耕地面積の半分は、さとうきび畑ですが、今ではそのほとんどが、上白糖などの原料として使用されていて、黒糖になるのは僅か5~6%。かつては数百カ所あった黒糖工場も、1970年代以降ずいぶん減り、現在、黒糖を県外に出荷しているのは、伊江島などの8島のみになりました。

沖縄黒糖に含まれる栄養

沖縄黒糖には、上白糖や蜂蜜などに比べ、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。主成分は、他の甘味料と同様、炭水化物(糖質)でエネルギー源になりますが、普段の生活の中で黒糖を取り入れると、少しずつではありますが、健康に不可欠なビタミン、ミネラルも同時に摂れるのです。特質すべきなのは、丈夫な骨を作るカルシウム、塩分や老廃物の排出を促すカリウム、ブドウ糖をエネルギーに変換するのに不可欠なビタミンB1とナイアシンも含まれていること。骨粗鬆症が気になる人や、脳を酷使する受験生などに最適なおやつと言えるでしょう。

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沖縄黒糖の作り方

沖縄黒糖のおいしさの秘訣は、各島で大切に育てられた、最も糖分が多く蓄える12月から4月にかけての、新鮮なさとうきびのみを原料に作られているためです。刈り取って時間が経ったさとうきびは、品質が落ちるため、一日の製造量に見合う分だけを収穫、工場へ運ばれます。節のあるさとうきびは、まず小さく切断され、圧搾機に数回かけて汁を搾り取り、不純物を沈殿させてろ過した液を、数段階にわけて加熱して濃縮、それから、攪拌しながら空気を含ませて冷ますと、黒糖になります。各島により、作り方は多少異なりますが、新鮮なさとうきびの汁を、そのまま煮詰めてできたものが沖縄黒糖です。

黒糖工場は実はエコ?

さとうきびの汁を搾り切った残りカスは“バガス”と呼ばれます。その重量は、もとのさとうきびの4分の1程度。そのまま捨てれば、大量の産業廃棄物となってしまいます。でも、七島の工場ではバガスをボイラーの燃料として再利用しています。また、沈殿させて除去した不純物も、畑にたい肥として蒔き、さとうきびの栽培に活用されているのです。黒糖工場は、ゴミを出さない、非常にエコな工場なのです。

黒糖は島によって味が違う?

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現在、黒糖を作って県外に出荷しているのは、伊平屋島などの8島のみです。各島の工場における製造方法は、ほとんど同じですが、原料がさとうきびだけということもあって、島の気候や土壌、栽培方法などの違いが、黒糖の味に直接的に影響しています。味や色、香り、形、食感など、8つの島ごとに、違った特徴があるのです。

伊平屋島の黒糖の特徴

沖縄本島の北西方53キロに位置する伊平屋島。山があって豊かな水に恵まれた、昔ながらの原風景の広がる島で製造される黒糖は、硬くて大きな粒で、ゴロっとした見た目が特徴的。シャリシャリとした食感を楽しめます。噛むと、口の中には黒糖独特の香や塩気が広がり、甘い中にも、ちょっとビターな後味が残ります。伊平屋島の黒糖に適した料理としては、魚の煮つけやラフテーがあり、が料理にアクセントとコクを与える。お茶うけにもぴったりです。

伊江島の黒糖の特徴

沖縄本島の本部半島から北西方約9キロ(フェリーで30分)のところにある離島。伊江島での黒糖製造は、2011年(平成23)から始まった新顔。コロッと小ぶりで可愛らしい形、比較的白っぽい色をしているのが特徴。サクサクした食感になめらかな口溶けで、マイルドな甘みの中にも、ほろ苦さと微かな塩気を感じられます。そのまま食べてもおいしく、地元の人たちはお茶請けとして常備しています。

粟国島の黒糖の特徴

那覇市の北西約60キロに位置、周りに島はなく一島一村、島尻郡粟国村に属します。粟国島の黒糖は、明治時代からつづく昔ながらの製法で作られています。沖縄県内では唯一直火鍋製造で作られる貴重な黒糖なのです。職人の手で丁寧に作られているため、粒の大きさにはバラつきがあります。直方体に統一された塊が特徴的で、他の黒糖と比較すると、柔らかめ。味はマイルドです。

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