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【沖縄】三重城の魅力!多くの旅人を見送った琉球時代の古城を散策しよう

琉球王朝時代に築かれた三重城(ミーグスク)。沖縄県那覇市にある史跡で、ミーグスクとは新城を意味しています。かつて朝鮮半島や中国大陸沿岸で活動していた海賊・倭寇から那覇港を防衛するための砦として築かれた三重城。地元の人々にとっては、港から旅立つ人の無事や帰国した人の無事を感謝する場所として親しまれてきました。現在、三重城跡は先端部分を残すのみで埋め立てられてしまいましたが、石段を登った先にある拝所からは那覇港から出発する船や那覇空港から発着する飛行機を見ることができます。海の広がる穴場の絶景スポットでもある三重城は散策にもおすすめです。

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更新日: 2023年11月22日

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三重城(みーぐすく)とは?

沖縄県那覇市にある三重城(ミーグスク)。ミーグスクとは、新城の意味を表していて、13世紀から16世紀に朝鮮半島や中国大陸沿岸で活動していた海賊・倭寇から防衛するための砦として築かれました。当時の琉球王朝時代の那覇港は異国貿易の中心地として栄え、那覇港の沖合500mに築城されたのが三重城です。現在でも那覇港の守りとして多くの人々が祈りを捧げる場所となっています。

三重城の歴史

今から460年以上前の琉球王朝時代に那覇港の沖合500mに築かれた三重城。当時の那覇港は異国貿易の中心地で、朝鮮半島や中国大陸沿岸で活動していた倭寇・海藩(中国の海賊)から琉球を守る要塞としての役割を持っていました。その他にも、沖縄で信仰されている東の海の彼方にある異界・神界という意味のニライカナイに向けて建てられていて、旅立つ人の無事や帰国した人の無事を感謝する遥拝の地としても親しまれてきました。

三重城は沖縄のどこにあるの?

那覇空港から車で約8分の位置にある三重城。沖縄県那覇市にあるロワジールホテル 那覇に隣接していて、現在では社がある先端部だけを残していて、その他は埋め立てられています。那覇港からも徒歩約8分で行くことができ、近くには路線バスの那覇バスも運行されています。最寄りの停留所である三重城から徒歩で行くことも可能です。

三重城ってどんなところ?

三重城は海岸沿いの断崖の上にある史跡で、石段を上った先に鳥居があります。鳥居を抜けて奥に歩いていくと三重城の拝所が見えてきます。排除のある位置からは、那覇空港から飛び立つ飛行機や那覇港を出港した船が見られ、沖縄の海を一望できます。三重城の先端を残し、他の部分は埋め立てられた為、決して広い史跡ではありませんが、隠れた歴史スポットとなっています。

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三重城の見どころ!岬から見える風景とは?

三重城は、海沿いの断崖の上にある史跡です。石段を登った先にある拝所の向こうには青い海が広がる絶景となっています。かつて異国貿易の港として栄えた那覇の要塞として築かれただけあって、那覇港を一望することができます。港を行き来する船舶や那覇空港を発着する飛行機を眺めながら、歴史に想いを馳せるのもおすすめです。

三重城を散策して琉球の歴史に触れよう

三重城の史跡の脇には、当時の長い堤防を思わせる散策路が続いています。海沿いにある気持ちの良い散策路で、那覇港の先端まで行くことができます。途中には屋根付きの休憩所があったり、海底トンネルの巨大な排気塔を目にします。美しい海を眺めながら、当時の歴史について考えるのもおすすめです。他にも三重城の史跡から徒歩約10分にある西町の一角には「西の海跡(ニーシヌウミアト)」の案内板があります。三重城があった時代には、ここが海岸だったことを示すもの案内板となっています。

三重城は浮世絵や小説にも登場していた!

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三重城は、葛飾北斎が「琉球八景」として浮世絵に描いています。葛飾北斎が実際に琉球を訪れた訳ではないのですが、琉球の見聞録「琉球国志略」の絵図を元に葛飾北斎が描いたと言われています。他にも池上永一氏の人気小説「テンペスト」の舞台となった沖縄。テンペストは19世紀の琉球王朝が舞台の波乱万丈歴史ロマンで、三重城も重要なシーンに何度も登場する大切な場所となっています。小説「テンペスト」は映画化もされるほどの人気で、三重城に映画テンペストのファンも多く訪れています。

三重城と琉球舞踊「花踊り」、美空ひばりとのつながりとは?

琉球舞踊「花風」では、那覇港から旅立つ愛しい人を三重城の丘から見送る遊女の切ない思いが表現された踊りとなっています。那覇港の近くにある高台の公園・がじゃんびら公園には琉球舞踊「花風」をモチーフにした美空ひばりの曲「花風の港」の歌碑もあります。がじゃんびら公園は展望広場や園内に架かる橋の上から那覇港を一望できる人気の夜景スポットとしても知られています。

三重城に入場料は必要なの?駐車場はある?

三重城は入場料は必要なく、誰でも自由に出入りすることができます。特に門なども設置されていないので、24時間自由に見学可能となっています。敷地内には指定の駐車場は完備していないので、基本的には徒歩または路線バスを利用することをおすすめします。駐車場ではないものの、数台の車が停められるくらいのスペースはあります。

三重城のアクセス

那覇空港から三重城まではタクシーや車で約8分の位置にあります。那覇空港から58号線を北上して、明治橋交差点を左折して「ロワジールホテル&スパタワー 那覇」の裏手となっています。那覇港からは徒歩約8分で行くことができます。近隣には路線バスの那覇バスも運行されていて、最寄りの停留所である三重城から徒歩で向かうこともできます。

天然温泉「三重城温泉 島人の湯」で旅の疲れを癒そう

三重城の隣にあるロワジールホテル 那覇には、天然温泉があります。沖縄では数少ない天然温泉となっていて、地下800mから湯温40.9度の温泉が自沸しています。約800万年前の化石海水が地熱で温められたものであり、塩分を含んでいます。本土に多い火山性の温泉とは異なり、温泉は無臭で、塩分が汗の蒸発を防いで保温効果が抜群です。大浴場だけでなく、サウナ施設も完備されています。旅の疲れを癒してみませんか。

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