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那覇市伝統工芸館でできること
那覇市伝統工芸館は、市内中心部の国際通り沿いにある商業ビルである「てんぶす那覇」の2階に位置しています。ここでは「琉球びんがた」・「琉球ガラス」・「首里織」など、合わせて5種類の沖縄伝統工芸品の体験工房が設置されています。特別展示室や販売場も用意されていて、沖縄の伝統工芸を一度に楽しむことができます。
■バックやコースターなどをオリジナルで作れる琉球びんがた体験とは
「琉球紅型(びんがた)」は、13世紀頃に始まった沖縄の伝統的な染色技法のひとつです。那覇市伝統工芸館では「コースター(2枚)」・「トートバッグ(小)」・「トートバッグ(大)」・「テーブルセンター」の4種類の中から選んで琉球びんがた体験をすることができます。所要時間は60分~120分で、作ったアイテムは当日に引き取ることができます。
琉球ガラス体験で自分だけのグラスや一輪挿しを作ろう
那覇市伝統工芸館では「琉球ガラス体験」が一番人気です。サンプルを見て、「一輪挿し」か「オリジナルグラス」のどちらかを選んで製作します。職人の指示に従って作業を行えば、オリジナル作品はすぐに完成します。所要時間は10分~15分で、作ったアイテムは翌日に引き取るか、あるいは郵送(有料)で自宅まで運ぶことができます。
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首里織体験でリズムに乗ってトントントン
「首里織」は、琉球王国時代に王族や士族によって着用されていた織物です。那覇市伝統工芸館では「コースター(2枚)」・「マットとしおり」・「ブックカバー」の3種類から選んで首里織を体験することができます。所要時間は60分~90分で、作ったアイテムは当日に引き取ることができます。慣れてくるとリズムに合わせて織ることができるようになります。
■ 壺屋焼体験で自分だけのシーサーを作ろう
「壺屋焼」は琉球王国時代の1682年に成立した沖縄を代表する陶器です。那覇市伝統工芸館では「シーサー」・皿やコップなどの「ロクロ成型」を体験することができます。所要時間はシーサーが120分・ロクロ成型が60分です。作ったアイテムは職人の手によって焼かれてから完成するので、1~2ヶ月後に引き取るか、あるいは郵送(有料)で自宅まで運ぶことができます。
那覇市伝統工芸館ではどんなお土産がおすすめ?
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那覇市伝統工芸館では販売場が併設されていて、そこでは様々な沖縄伝統工芸品が販売されています。若手作家によるシーサーや食器などの「壺屋焼」、沖縄産の木材を使用したカラフルな「琉球漆器」、肌触りが抜群なストールなどの「首里織」、「紅型(びんがた)染め」された招き猫など、どれもお土産に喜ばれそうなものばかりです。
■そもそも、沖縄の伝統工芸ってどんなものがあるの?
琉球王国時代に貿易立国として栄えていた沖縄では、外国の影響もあって多くの工芸品が生産されていました。焼物(壺屋焼)・染織物(琉球紅型や首里織)・漆器(琉球漆器)・琉球ガラス・楽器(三線)などが外国から伝わって、それぞれ沖縄の気候や風土などと結びついて独自に発展していきました。本土の伝統工芸品と比べて、色彩が明るくておおらかな印象を持っているものが多いです。
那覇市伝統工芸館へのアクセス
那覇市伝統工芸館は、ゆいレール牧志(まきし)駅から国際通りを西に400mほど歩いた場所にあります。美栄橋駅からは南東に700mほどです。那覇市伝統工芸館は、商業ビル「てんぶす那覇」の2階に入っています。ちなみに「てんぶす那覇」には地下駐車場(最初の1時間は20分/100円)があって、国際通りでの買い物にはとても便利です。
■那覇市伝統工芸館でたっぷり沖縄伝統工芸品を眺めよう
那覇市伝統工芸館にある展示室では、数々の沖縄伝統工芸品を鑑賞することができます。人間国宝による作品も展示されています。展示室には沖縄の歴史を表現した陶器やシーサーなどの伝統工芸品がそろっていて、沖縄をより深く学ぶことができます。営業時間は9:00~18:00(最終入館は17:45)、観覧料金は大人310円・高校生200円・小中学生100円です。
琉球漆器体験でオリジナルコースターを描いてみよう
那覇市伝統工芸館の「琉球漆器体験」は、「コースター」・「壁掛け」の中から選ぶことができます。黒色のお盆は最初から用意されていて、模様付けを施したうるし面を切り取ってお盆に貼れば完成です。所要時間は60分で、作ったアイテムは当日に引き取ることができます。残念ながら、2019年7月現在「琉球漆器体験」は休止中になっています。