【沖縄】西表島の中でも手つかずの自然が残る秘境！船浮で都会の喧騒を忘れてリフレッシュ

沖縄の秘境とも言われる「船浮」をご存知ですか？

船浮は人口わずか40人ほどのとても小さな集落。数は少ないですが宿や飲食店が営業している他、シュノーケリングを楽しめる絶景ビーチがあり、観光も楽しめます。西表島の名が知られるきっかけとなったイリオモテヤマネコが天然記念物に指定されてから初めて発見されたと言われるのも、ここ船浮。他にも多くの貴重な生き物たちが生息しています。

西表島の更に奥地の秘境「船浮」って？

西表島の西方に位置する船浮へのアクセス方法は、白浜港から出航する船での移動のみ。西表島の道路は白浜港までで船浮集落へは繋がっていません。白浜港から毎日定期便が出航しており、約10分で船浮へ到着します。海上タクシーも運行しており、道路がなくても船浮へのアクセスはスムーズ。海に面し、山々に囲まれた船浮はまさに陸の孤島です。

そもそも西表島ってどんなところ？

八重山諸島に属する西表島は、島の約90%が亜熱帯の原生林で覆われています。手つかずの自然が多い西表島には希少な動植物が多く生息しており、自然の原風景を見ることも可能。自然が生み出す神秘的な風景を楽しんだり、トレッキングやシュノーケリングなどのアクティビティを体験したりと、西表島でしかできない貴重な体験がたくさんある今注目の場所です。

人口わずか40人の船浮！まさに秘境体験ができるスポット

船浮は人口わずか40人ほどの小さな集落。数名の生徒が通う小中学校はありますが、郵便局や診療所、商店といった生活に必要な施設がないため、住民はマイボートで白浜集落まで赴いて生活しています。かつては船浮の先に崎山、鹿川などといった集落も存在していましたが、廃村に。現在、西表島で最も奥に位置する集落が船浮となっています。

手つかずの自然を間近で感じられる「イダの浜」

イダの浜は船浮にある人の手が加えられてない自然のビーチです。船浮を訪れる人の多くがこのイダの浜目当て。日帰りで訪れる人が多く、日中は海水浴やシュノーケリングを楽しむ人たちで賑わっています。イダの浜は集落から少し離れた反対側にあり、日帰りで訪れた人たちが帰る夕方頃には人もほとんどいなくなるのでまるでプライベートビーチのような空間を楽しめます。

船浮なら天然記念物のセマルハコガメを見られるかも！？

船浮には国の天然記念物に指定されているセマルハコガメが生息しています。セマルハコガメは日本では西表島と石垣島にのみ生息し、絶滅危惧種にも指定されているイシガメ科のカメ。日本以外では中国と台湾に生息しています。湿地や水辺でよく見られ、船浮では雨が降った後や夕方に道端を散歩するセマルハコガメに出会えることもあります。

海に出れば悠々と泳ぐウミガメを見るチャンス！

船浮周辺の海域にはウミガメが多く生息しており、海に出れば高確率でウミガメに出会うことができます。その姿を見れば幸せになれるという幸せの象徴であるウミガメ。海の中を優雅に泳ぐウミガメの姿は可愛らしく、見るだけで癒されます。シュノーケリングやグラスボードなどで海に出る際にはぜひウミガメを探してみてください。

ツアーに参加すれば奥西表でサンゴ鑑賞も可能！

船浮は日本有数のサンゴの生息地で、奥西表には美しいサンゴを観察できるポイントがたくさんあります。ツアーに参加すれば、おすすめのポイントまでグラスボードで案内してくれたり、その場でシュノーケリングを楽しむことができます。貸切でチャーターできるツアーもあるので、グループでゆったりとサンゴを観察することもできますよ。

「しげた丸」のツアーに参加すれば船浮含め西表島を満喫できそう

シュノーケリングと西表島西側の秘境を巡る体験ができるしげた丸のツアーはかなりおすすめ。43人乗りのトイレ・シャワー付きの大型ボートで、シュノーケリングをメインに船浮など西表島の西側にある秘境を散策します。ガイドさんが案内してくれるシュノーケリングポイントは信じられないほどの美しさでツアー参加者は最高の満足度。西表島を存分に満喫できます。