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西の浜はどんなビーチ?
西の浜は、沖縄県八重山郡竹富町にある小さなビーチです。同名のビーチは国内にもいくつかありますが、こちらのビーチは黒島にあり、全長約2キロとゆったりとした広さをもつビーチです。白い砂浜に透明度の高い海が地平線まで広がり、青色のグラデーションが楽しめます。観光客も少ないのでゆっくり過ごすのに穴場のスポットです。
ウミガメの産卵でも有名
黒島の西の浜は、ウミガメの産卵場所としても知られています。黒島にやってくるウミガメはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種類がおり、これだけの種類が揃うのは国内でも黒島だけと言われています。4月から9月にかけてウミガメはビーチに卵を産み落とし、卵は約2ヶ月で孵化します。年々その数は減少傾向にあるため、産卵の形跡がある場所は気をつけて通るのがベターです。
西の浜へのアクセス方法
西の浜へは黒島港から歩いて7分、自転車では3分ほどでアクセスできます。港を出たらカフェやレンタサイクルの前を通り、信号のない十字路で右手の小道へ入ります。ここからは道は整備されていませんが、道なりに進んでいくと、右手に小道があり、潜り抜けて進んだ先に西浜があります。足元には十分注意するようにしましょう。
のんびりと過ごしたい時におすすめ
黒島の西の浜は、入り口がややわかりにくいこともあり、人気の少ない穴場スポットとなっています。ビーチにある小高い岩に登って海を眺めれば、青のグラデーションがかった綺麗な海を、まるで独り占めのように堪能することができますよ。海流が早いので遊泳も原則禁止されており、海を泳ぐ魚を眺めながら、のんびり過ごしたいときにおすすめのビーチです。
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砂利道なので自転車などで向かう際には注意
港から向かう際に気をつけたいのが道の状態です。途中までは舗装されていますが、ビーチに近い場所は砂利道となっているので注意が必要です。事故や怪我の恐れがあるため、自転車はおいて、徒歩で向かうようにするのがおすすめ。また、雨や風の強い日など、悪天候の日にはより足元に気をつけて移動するようにしましょう。
自転車は黒島港付近のレンタサイクル屋さんで借りられる
黒島を一周する際におすすめなのがレンタル自転車です。黒島は面積10K㎡と小さな島で、手軽に乗り降りできる自転車での観光が便利。黒島港付近にはレンタサイクル屋さんが何軒かあるので、時間と用途に合わせて選ぶようにしましょう。レンタル料金は1時間200円前後、5時間以上で1000円〜といった設定が多くなっています。
西の浜の設備
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西の浜は潮の流れが強く、海水浴は通年禁止されているスポットです。そのため、着替えをできる東屋や、シャワーといった設備はありません。トイレもないので、黒島港で事前に済ませておくのがベター。周囲には腰掛けられる流木や岩などもあり、お弁当をもっていくのにもぴったりな場所ですが、ゴミ箱もないので、ゴミは持ち帰るようにしましょう。
黒島はどんな場所?
西の浜がある黒島は、石垣島と西表島の間にある面積は10k㎡小さな島です。肉牛用の牧場が広がっている平坦な島で、陸地ではのどかな牧草地の風景が広がり、夜には天体観測が楽しめます。周囲の海はサンゴ礁海域としても知られ、島は上からみるとハートに見えるユニークな形をしており、ハートアイランドとも呼ばれています。
黒島へはどうやって行くの?
黒島には空港はなく、那覇からの直行便も運航していないため、石垣島を経由する必要があります。石垣島に到着したら離島ターミナルへ移動します。空港から離島ターミナルまではタクシーで10分ほどです。石垣島のターミナルからカーフェリーを使い35分ほどで、黒島港へアクセスできます。高速船であれば25分でアクセス可能で、1日10本前後の船が運航されています。
西の浜周辺の観光スポットその1:仲本海岸
仲本海岸は、西の浜から歩いて30分ほどで到着できる黒島の南にある海岸です。黒島の中でも代表的な観光地としてしられており、遊泳もできるスポット。干潮時にはリーフの中が大きなプールのようになっており、カラフルな熱帯魚やサンゴを観察することができます。屋根付きの休憩場所や、トイレ、シャワーも完備の海水浴場です。
仲本海岸
- 沖縄県八重山郡竹富町黒島
- 0980-82-5445
西の浜周辺の観光スポットその2:伊古桟橋
伊古桟橋は、西の浜から歩いて30分ほどの場所にある観光スポットです。かつて漁業が盛んだったころは利用されていましたが、現在は使われることはなく、まっすぐ海へ伸びる道が開放的な場所となっています。青い海と、古びた桟橋の組み合わせはどこか美しくも感傷的。桟橋は先端まで行くことができ、夕日や明け方には幻想的な写真も撮れますよ。
伊古桟橋
- 八重山郡竹富町黒島
- なし