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金武観音寺ってどんなお寺?見どころは?
金武観音寺は琉球八社の一つ、16世紀に日秀上人によって建てられた真言宗の寺院です。戦前から残る沖縄らしい木造建築様式が特徴です。見どころの一つに境内の大きなフクギの木があり、沖縄の歴史を見守っています。また敷地内にある鍾乳洞は薄暗い神秘的な場所で、パワースポットとしても人気があります。内部には金武権現と水天が祀られています。
沖縄では珍しい戦前から残る「木造」のお寺!
金武観音寺は昔からの沖縄の寺院らしさがあり、木造建物の屋根は琉球赤瓦で葺かれています。戦時中に沖縄本島の多くの木造建築が焼失しましたが、その中でも金武観音寺は破壊・焼失を免れた戦前から残る非常に珍しい建造物になります。本堂内部は、日本本土と沖縄の伝統的な生活様式が見られ、地元の人にはチャンプル寺として親しまれています。
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推定樹齢350年?巨大なフクギも見てみよう!
金武観音寺には境内に大きなフクギの木があることで知られています。金武町指定文化財に指定されており、推定樹齢はおよそ350年といわれてます。フクギは海沿いで起こる風や潮害に強いことから沖縄本島では屋敷林として植えられていることが多い木です。金武観音寺のそばでこれからも寺院の歴史を見守り続けることでしょう。
あわせてまわろう!神秘的な鍾乳洞「日秀洞」
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金武観音寺には本堂向かって右手に日秀洞と呼ばれる洞窟があります。毎日7:00〜16:00まで観覧することができます。暗い中階段を下っていくと、神秘的な世界が広がり、観音寺鎮守金武権現と大蛇伝説でも知られる水天が祀られています。参拝は靴を脱いでから線香をお供えするスタイル。神聖な場所なので、マナーを守って参拝してください。
洞窟にボトルキープ?「日秀洞」に寝かせておいしいお酒をつくろう!
日秀洞は1年を通して18℃前後なため、以前は泡盛の貯蔵として利用されていたとか。ボトルが増えすぎたために、2010年に別の鍾乳洞へ移動したといわれています。観音寺近くの鍾乳洞古酒蔵「龍の蔵」でも5年貯蔵と12年貯蔵の2種類のボトルキープを有料で行っており、旅の記念としてもおすすめ。1日3回古酒蔵の見学ツアーも行っています。
金武観音寺も名を連ねる「琉球八社」とは?
沖縄本島にはいくつか寺院がありますが、その中でも琉球八社と呼ばれる8つの寺院があります。沖縄は1879年まで琉球王国という独自の文化があった場所、そんな琉球時代に造られた寺院だけを琉球八社といいます。金武観音寺の金武宮をはじめ、波上宮や沖宮、普天満宮、末吉宮、識名宮、安里八幡宮、天久宮があります。8つ全てを巡る御朱印巡りも人気があります。