【沖縄・南大東島】さとうきび畑の下に広がる「星野洞」の魅力や周辺のおすすめスポットをご紹介

南大東島で人気No.1の観光地「星野洞」ってどんなところ？

南大東島にある星野洞という鍾乳洞は島への観光客が必ず訪れると言っても過言ではないほど、人気の観光スポット。長さは約400メートル、空間としては約1000坪あるというその大きさは島で最大級の規模です。乳白色の鍾乳石は様々な形状になっています。自然が作り出す美しく幻想的な眺めで、ここでしか見ることができない絶景スポットでもあります。

そもそも南大東島ってどんなところ？

サンゴ礁が隆起して形成されたという南大東島は、沖縄の離島で絶海の孤島とも言われるロケーションにあります。しかし意外と簡単にアクセスできる島でもあります。那覇の泊港からはフェリーが出ているほか、那覇空港から空路でも訪れることができます。ゆったり時間がある場合にはフェリー、早さを重視したい場合には空路でのアクセスがおすすめです。

“東洋一美しい”と言われる広大な鍾乳洞

南大東島を代表する観光スポットである星野洞。島はほとんどが石灰岩でできているため鍾乳洞が120か所ほどあると言われていますが、なかでも星野洞は保存状態が良いので、ため息が出るほどの圧倒的な美しさを誇ります。しかもその状態の良さから、東洋一の美しさとも言われているので南大東島を訪れたら必ず見学することをおすすめします。

「星野洞」の名前の由来とは？

星野洞の名前の由来はとてもシンプルで、なんと鍾乳洞のある場所が星野さんという方の私有地にあるからという理由です。実際に見てみると、こんなにも規模が大きく、しかも東洋一と言われるほどの美しい状態で保存されている鍾乳洞が個人の私有地にあるというのも驚きで、名前の由来を聞くとなんとも拍子抜けしてしまうほどです。

さとうきび畑の下に広がるロマンの世界

星野洞の立地は行ってみてびっくりすること間違いなしです。なぜかというと、一見鍾乳洞なんてありそうにない、広大なさとうきび畑の中に突如として鍾乳洞の入り口が現れるのです。地上は沖縄らしいのどかな風景が広がっていますが、一歩足を踏み入れると壮大な鍾乳洞が広がっておりその風景のギャップは、他ではなかなか体験することができないでしょう。

通路が整備されていて安全に楽しめる

奥行きが広く、一見しただけでもその空間の広さがわかる星野洞。しかし、鍾乳洞内はきちんと通路が設けられており、順路に沿って歩いていきます。洞内は歩きやすいように通路が整備されているので安心です。しかもライトアップされているので、歩きながらじっくり観察することができます。保存状態の良い貴重な鍾乳石を間近で見ることができます。

ガイドシステムを使えばもっと楽しめる！

星野洞に入場する際には、タブレット端末のガイドシステムを利用しましょう。こちらのガイドは洞内の各スポットで説明を聞くことができるだけでなく、鍾乳石の解説なども聞くことができるので、より深く鍾乳洞を満喫することができます。しかもこちらのタブレットは英語や中国語など4カ国語対応となっており、海外からの観光客でも利用できます。

営業時間はいつ？入場料はどれくらい？

星野洞の営業時間は9時～11時、14時～16時となっており通し営業ではないので注意しましょう。また定休日はありませんが、訪れる前には電話で問い合わせをしてから行くのが安心です。入場料は大人800円、子供350円、5歳以下は無料となっています。また、チケットは星野洞案内所か空港内の観光プラザで購入することができます。

南大東空港から星野洞へのアクセス方法は？

星野洞へ南大東島空港からアクセスする場合には、車で約15～20分ほどです。空港は島の東側に位置していますが、星野洞は島の西側。それでも島自体が小さいので、一般道を走って気軽にアクセスすることができます。島ののどかな風景を眺めることができ、ドライブを楽しみながらアクセスすることができるのでぜひ行ってみましょう

星野洞が登場する映画「旅立ちの島唄〜十五の春〜」をチェック！

島には高校以上の教育機関がないため、中学生は卒業とともに島を離れることになるのですが、卒業前に泡盛を仕込み成人して島に戻った時に家族とその泡盛を楽しみます。そういった南大東島ならではの泡盛を収めるシーンも登場する映画なので、観光の前後にチェックすればさらに南大東島を身近に感じることができるでしょう。