【アメリカ】フロリダ・エプコットとは？ウォルト・ディズニーが見た未来都市のでっかい夢

Epcot＝実験的未来都市（Experimental Prototype Community of Tomorrow）

ウォルト・ディズニーが晩年に構想したのがエプコット（Epcot）。実験的未来都市（Experimental Prototype Community of Tomorrow）の頭文字が名称の由来となっており、独立した共同体を作るという壮大な計画が基本概念でした。ただウォルト・ディズニーの死によって計画は変更を余儀なくされ、最終的には未来をコンセプトにしたテーマパークという形で実現しました。

未来都市のシンボル「シンボルスペースシップ・アース」

エプコットの象徴となっているのがスペースシップ・アース。パークの中央にあるシルバーの球体の建造物で、この球体を宇宙船地球号に見立て、石器時代から未来のコンピュータ世界までを、タイムスリップで体験できるアトラクションです。ウォルト・ディズニーが最初に構想した未来都市がどんなものなのかを、地球の歴史を通して考えさせられることから、パークのシンボルとなっています。

ディズニーワールド内にある4つのパーク

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは4つのテーマパークで構成されています。魔法の王国がテーマの「マジック・キングダム (Magic Kingdom)」、映画をテーマにした「ハリウッド・スタジオ (Hollywood Studios)」、世界の動物や秘境をテーマにした「アニマル・キングダム (Animal Kingdom)」、そして「エプコット (Epcot)」。それぞれのコンセプトの違いをじっくり楽しんでみましょう。

ディズニーワールドに行くには、オーランド国際空港から路線バス（No.111）が便利

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに一番近い空港はオーランド国際空港。日本からは直行便がなく、乗り継いで行くことになります。空港に着いたら、路線バス№111を利用するのが便利。途中で乗り換える必要があり、そこまで約50分、乗り換えてから約20分で到着します。道路事情や乗り換え時間にもよりますが、空港からトータル100分ほど見ておいたほがいいでしょう。

おすすめアトラクション1 ノルウェー館の『フローズン・エバー・アフター』

エプコットのおすすめアトラクションで最初に紹介するのは『フローズン・エバー・アフター』。万博のように国ごとにパビリオンを設けた、ワールド・ショーケースエリアのノルウェー館にあります。大ヒットアニメ「アナと雪の女王」をモチーフにしたボータライドタイプのアトラクションで、ボートに乗って作品の世界をめぐっていきます。

おすすめアトラクション2 『テストトラック』でバーチャルカーに搭乗！

2番目に紹介するのは 『テストトラック』。未来の世界をテーマにしたフューチャー・ワールドエリアにある、自動車型のライドアトラクションです。文字通り、車の性能試験をモチーフにしたもので、テスト用のバーチャルカーに乗って、急坂を登ったり、ハイスピードで走ったりします。2012年にリニューアルされ、車の性能を自分で設定できるようになり、さらに楽しくなりました。