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ガボン共和国の基本情報まとめ!
日本とガボン(リーブルヴィル)の時差
ガボンの為替レート
※2024年4月20日の為替価格です
国名:République Gabonaise/ガボン
正式国名:ガボン共和国
首都:リーブルヴィル
国旗:上から緑、黄、青の横帯から成る縦横2:3の比率の長方形
国歌:La Concorde
面積:26万7667㎢(世界第74番目)
人口:203万人
民族:北西部のファン民族が約4割を占め、その他ンゼビ民族、プヌ民族、テケ民族、ミエネ民族、ポヴェ民族など
宗教:キリスト教(主にカトリック教会)73%、イスラム教12%、伝統宗教10%、無宗教5%
言語:フランス語(公用語)、その他各民族語
電圧:220V~240V
※日本は100Vのため「100-240V」と表記のない電化製品を使う場合は変圧器が必要。
コンセントの形状:C型
※日本はA型のため、日本の電化製品を使う場合は変換プラグ(アダプター)が必要。
観光ビザ:必要(申請時にパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上、未使用査証欄が見開き2頁以上、イエローカード(黄熱病予防接種国際証明書)、勤務先または旅行会社による英文推薦状、英文旅程表(入出国の便名、滞在先ホテルの名前、住所、電話番号は必ず記載)、予約済航空券のコピー2部)
外務省 海外安全ホームページ
ガボン共和国旅行のベストシーズンは?
中部アフリカに位置する大自然の宝庫ガボン共和国は、別名「動物たちの楽園」ともいわれており、国土の約11%が国立公園に指定されています。
赤道直下に位置し、赤道ギニア、カメルーン、コンゴ共和国と隣接します。内陸の一部を除き、年間を通じて高温多湿の熱帯雨林気候帯に属します。
そんなガボン共和国の観光は、ちょうど雨季が始まる10月頃からがベストシーズン。雨に濡れた深緑は非常に趣深く、ガボンの魅力を一層引き立てます。
ガボン共和国へは何泊で行くのがいい?
旧フランスの植民地で、国土面積は日本の約3分の2の大きさのガボン共和国。国土の80%以上が手つかずのままの森林地帯で、人口密度も低いため、大自然の宝庫といわれています。ガボンでは、アフリカ大陸でも特に深い緑が残る中央アフリカの雄大な自然の中で生息する野生の動物や鳥たちを目の当たりにすることができます。
観光は移動を含む10日前後が一般的で、国内に13か所ある国立公園を周遊したり、首都リーブルヴィルから車で5~6時間ほど南東に行ったところにある都市ランバレネで、アフリカの医療に貢献してノーベル平和賞を受賞したシュバイツァー博士の診療所(現在、博物館として無料で公開されています)まで足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
ツアーで行く?ホテル+航空券?予算を考えよう!
2019年8月現在、日本からガボン共和国への直行便は就航していませんので、パリやアムステルダム、エチオピアやカメルーンなどのアフリカ諸国で乗り継いで行くことになります。フライトだけでも最短で約26時間、乗り継ぎや移動時間のことを考えるとそれ以上になります。
ガボン共和国は日本人にとって馴染みのない国で、情報量も少ないことから、日本発着のパッケージツアーはあまりありません。そのため、アフリカ方面に強い旅行会社や駐日ガボン大使館が催行する5泊から11泊のパッケージツアーなどに申し込むことをおすすめします。
参考までに、日本からガボン共和国までの往復の航空券の最安値は13万円から25万円、首都リーブルヴィルでの1泊あたりの平均的な予算は5000円から25000円となっています。
あると便利な持ち物は?服装は?
Wi-Fiルーターはどんなものが便利?
海外旅行で必ず持っていきたいのがWi-Fiルーター。事前にweb上で予約して、空港でレンタル・返却すると便利です。レンタルWi-Fiはさまざまな種類がありますが、トラベルブックのおすすめは「グローバルWi-Fi」です。
「グローバルWi-Fi」は、利用者数が業界最多という人気のWi-Fi。最安値クラスの低価格なので、迷ったらこちらを選んでおけば間違いありません。
200以上の国と地域に対応しており、現地の通信会社の回線を使用しているため、どこでも高速で快適にインターネットを利用可能。料金も定額制のため、どのくらいの容量を使うかわからない、高額請求が怖い、という方も安心です。
24時間365日のサポート体制が整っており、電話やメール以外にLINEやスカイプのメッセージや通話でも問い合わせることができます。
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赤道直下の国、ガボン共和国。首都リーブルヴィルは大西洋に面し、年間を通じて高温多湿の熱帯雨林気候です。年間の平均最高気温は28.6度で、30度を超える日も多く、旅行中は基本的に日本の夏をイメージした服装がおすすめです。夜間になると気温は下がりますが、20度を下回ることはあまりありません。しかし、日が暮れたら、熱帯雨林に生息する虫よけのためにも長袖に着替え、肌の露出を控えるようにしてください。万が一虫に刺されたときのために、日本から虫刺され用の薬や虫よけスプレーを持って行くことをおすすめします。
この他、現地でスマホやタブレット等の通信機器を使う方は、ガボン国内のWi-Fi環境は非常に悪いため、必ずポケットWi-Fiを持参しましょう。
ガボン共和国国内の通貨は?物価は?カードは使える?
ガボン共和国では、西アフリカと中部アフリカ地域の旧フランス領を中心とするアフリカ諸国で用いられている「セーファーフラン(CFAフラン)」と呼ばれる共同通貨が使われています。1ユーロ=655.957CFAフランの固定相場です。空港やホテル、街中の銀行でユーロからCFAフランへの両替が可能です。ユーロ建てのT/Cや日本円(含むT/C)からの両替はできません(できたとしてもレートがかなり悪い)ので、入国前にユーロ(現金)を用意することをおすすめします。
人口の大半が暮らしているといわれているリーブルヴィル市内では、VisaやMasterCardといった国際的なクレジットカードが使えるお店も増えてきていますので、クレジットカードを上手く併用してみてください。
旅行中の生活は?治安やチップの習慣について
外務省の海外安全ホームページによると、ガボン共和国の危険度は、全てのエリアで「レベル1(十分注意してください)」となっています(2019年8月現在)。
当然ですが、夜間の外出は避け、旅行中は油断せず、「自分の身は自分で守る」という意識をしっかりと持って行動するようにしてください。ガボン国内では「日本人=金持ち」いう認識があります。そのため、首都リーブルヴィルに限らず、地方都市においても、日本人をターゲットとするスリやひったくりが増加しています。
ガボン共和国はフランスの植民地であったことから欧米文化の影響を強く受けており、チップの習慣があります。チップは、500CFAフランから支払額の10%程度が相場です。
また、レストランやカフェで出された水であっても、基本的に水道水は(水に入っている氷も)飲まない方がよいでしょう。
ガボン共和国で人気の観光スポットは?
日本からの観光で行く人がほとんどいないといわれているガボン共和国。国土の80%以上を占める森林地帯は未開発のところが多く、珍しい動植物に遭遇することができます。
そんなガボン共和国のおすすめの観光スポットの一つ目は、世界遺産に登録されている「ロペ国立公園」です。車で園内を移動するサファリの他、テントで1泊するキャンプコースがあります。二つ目は、「生命の奇跡」として知られているマンドリルを見ることができる(遭遇率は、ほぼ100%!)レケディ自然公園です。そして三つ目は、透明度の高い海と白い砂浜がアフリカ離れした「ポイントデニス・ビーチ」です。自然が多く残るビーチは、ヨーロッパから多くの観光客が訪れる穴場の観光スポットです。
ガボン共和国旅行を楽しむならやっぱり庶民の台所「オルミ市場」!
赤道直下に位置するガボン共和国。首都リーブルヴィルは大西洋に面し、海産物が豊富に水揚げされています。ギニア湾近くにあるオルミ市場(Marché d'Oloumi)は、日本からの無償資金協力で建設された魚市場で、大西洋で取れた新鮮な魚が売られています。
市場の一角には、取れたての新鮮な魚をその場で提供してくれる屋台があり、焼き魚や魚のスープが主食のご飯やバナナなどとセットになって出てきます。衛生面が心配という方は、火を通してあるメニューを選ぶと良いでしょう。市内のレストランの半額以下の値段で食べられますので、おすすめです!
グルメも満喫!必ず食べたいのは?
ガボン料理の定番中の定番「チキンムアンバ」。チキンムアンバとは、鶏もも肉とナッツにソテーした玉ねぎを加え、トマトで煮込んだシチューで、日本で食べたことがあるという方も多いほど、日本人好みの味付けです。
また、大西洋に面し、長い海岸線を持つガボン共和国のグルメは、魚を使った料理もおすすめです。干し魚や燻製魚は国内全土に流通しており、「ポワソンサレー」と呼ばれる塩漬けの魚を塩抜きしてオリーブオイルで炒めた野菜と一緒に煮込んだ料理もガボンの伝統的な家庭料理です。
また、独特の風味をもつ赤い油(パームオイル)をたっぷり入れて肉を煮込んだ「ニャンブエ」という煮込み料理は、アフリカの熱帯雨林地域に古くから伝わる伝統的な味の1つです。
おすすめのおみやげは?バラマキ用からギフトまで
海外旅行ではおみやけ選びも楽しみの1つです。
ガボン共和国の特産の一つとして、熱帯に自生する植物「モリンガ」を使った紅茶やパウダーがあります。個包装になっているものもありますので、バラマキ用のお土産に最適です。
また、スーパーで売られている石鹸やハンドクリーム、市場で売られているローカルなお菓子やアクセサリーなどをお土産にされる方もいらっしゃいます。
お酒好きの方へのお土産は、アフリカをはじめとする赤道付近が産地の「パームワイン」はいかがでしょうか。日本ではなかなかお目にかかることのできないとても珍しいお酒です。
まとめ
赤道直下に位置し、赤道ギニア、カメルーン、コンゴ共和国と隣接するガボン共和国。国民の大半が暮らす首都リーブルヴィルは政治や経済、国民の生活の中心地であるため、官公庁や役所、テレビ局、大型のショッピングモールなどがあります。
一方、国土の80%以上が手つかずのままの森林地帯です。
アフリカなのにアフリカっぽくないない…、今回はそんな二面性を持つガボン共和国について、基本的な情報から観光のベストシーズンや服装、観光スポット、グルメなどの情報を総合的にご紹介してきました。
観光旅行先としてはあまり馴染みがありませんが、刺激的な旅行先を探している方は、この記事を参考にガボン共和国への旅行を計画してみてはいかがでしょうか?おすすめですよ!