ボルゲーゼ公園周辺旅行のポイント
どんな街?
ボルゲーゼ公園のあるローマはイタリアの首都です。古代ローマ時代から文化、芸術など多岐にわたって世界中に影響を与えてきました。町には今でもローマ帝国の威光を物語る遺跡が数多く残っています。また『ローマの休日』を始めとする、数多くの映画の舞台ともなりました。
見所は?
ローマのランドマークと言えば、コロッセオ。グラディエーターたちが戦いを繰り広げた場所で、古代ローマを最も感じさせるスポットです。他にもトレヴィの泉で後ろ向きにコインを投げたり、真実の口に手を入れたりするのもローマ観光の定番です。
おすすめのグルメ
ローマは言わずと知れたグルメの町。町はピッツァやジェラートなど絶品グルメにあふれています。中でもカリッとしたクリスプな食感が楽しいローマ風ピッツァは、ナポリ風ピッツァとはまた違った味わい。本場ローマでこそ味わいたい逸品です。
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ボルケーゼ公園周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■ボルゲーゼ公園
ローマにある広大なイギリス式庭園の公園。80ヘクタールの広大な敷地にはボルゲーゼ美術館などの建物が建っている。緑が多く池もあり、のんびり過ごせる場所で、地元の人たちもピクニックをしたり、日陰で読書をしたりと、思い思いに過ごしている。散歩には最適な場所である。
■プロセルピナの略奪
「プロセルピナの略奪」は、建築家としても多くの作品を残している、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの彫刻家としての代表作。
ローマのボルゲーゼ公園内にあるボルゲーゼ美術館に収蔵されています。イタリアのルネッサンス様式やバロック様式のコレクションを収蔵したこの美術館のなかでも必見の作品です。
古代ローマの詩人・オイディウスの作品から題材をとっており、冥界の王・ハデスに見初められた大地の女王の娘であるプロセルピナが、黄泉の国に連れ去られていく場面を表現したものです。大理石の彫刻ですが、そのリアリティあふれる造形には、息を呑むことでしょう。これがベルニーニ23歳の時の作品というのも驚きです。
■タツノオトシゴの噴水
ローマには有名な噴水がいくつかありますが、タツノオトシゴの噴水もそのひとつ。ボルゲーゼ公園の中にあり、公園のシンボル的存在となっています。
ボルゲーゼ公園は、ローマの中心部にあるイギリス式庭園の公園で、ローマで2番目の大きさを誇ります。公園内にはボルゲーゼ美術館、ローマ国立近代美術館などがあり、観光スポットとしても人気。
タツノオトシゴの噴水は、そんな広大なボルゲーゼ公園のカヴァッリ・マリーニ通りとプパッツィ通りが交わるあたりにあります。円形の広場の中心に噴水があり、4体のタツノオトシゴの彫像が噴水を支えているデザインとなっているのが特徴です。
美の宝庫!一度は行きたいヴァチカン美術館

イタリアを訪れたら必ず訪れたいのが世界遺産・バチカン市国のバチカン美術館です。
500年にもわたって歴代教皇によって収集された美術品が収蔵されているバチカン美術館。年代やテーマごとに展示された美術品は、絵画や彫刻、地図など多岐にわたります。大小合わせて25もの美術館・博物館群で構成されたバチカン美術館は、世界有数の規模を誇り短時間で見て周るのも至難の技。そんな美術品の中でも必見なのが、ミケランジェロの『最後の審判』のあるシスティーナ礼拝堂。長さ40mの天井には一面にミケランジェロが描いた巨大なフレスコ画もあります。
「コロッセオ」でローマ帝国の光と影と感じて

コロッセオは2000年近く前に作られた歴史ある闘技場で、娯楽として多くの剣士たちの戦い・殺し合いが行われていました。古代ローマの生活や文化の一部を知ることができるコロッセオは、観光地ローマのなかでも特に人気のスポットです。「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂」として、1980年にユネスコ世界遺産に登録されました。この世界遺産にはコロッセオのほかに、フォロ・ロマーノやカラカラ浴場、コンスタンティヌス凱旋門などの多くの古代ローマ時代の建造物が含まれています。 古代遺跡が好きな方にはたまらない歴史地区で、2000年前の建造物が街中に悠然とたたずんでいる光景は、圧巻の一言です。「ローマは一日にしてならず」「すべての道はローマに通ず」と言われた大帝国の栄光を感じられる、特別な場所です。
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■ピア門の裂け目
ローマのアウレリアヌス城壁にあるのがピア門。教皇ピウス4世が命じて造らせた城門で、設計したのがあのミケランジェロということでも知られています。
1561年に着工し、ミケランジェロが亡くなった後の1565年に竣工。またこの門にはミケランジェロ設計というトピックのほかに、「ピア門の裂け目」というエピソードも。
ピア門の近くには砲弾が当たってできた城壁の裂け目があり、1870年にそこからローマにイタリア王国軍が侵入し、イタリア統一がなされたというもの。ピア門の外側にはそれを記念して、1932年にはムッソリーニにより、記念碑が建てられています。
■ヴィラボルゲーゼフォークリフト
■シルヴァーノトティグローブシアターローマ
グローブ座はロンドンにある世界的に有名な劇場ですが、ローマのボルゲーゼ公園には、そのグローブ座を模した劇場があります。それがシルヴァーノトティグローブシアターローマです。
オーク材を使って建てられており、張り出した円形のデザインをしているのが特徴のひとつです。屋外に張り出す形になっているので、気候の良い日には、爽快な気分の中で観劇できます。
こちらの劇場の開館期間は夏のシーズンとなっており、その時期にはシェークスピアの名作がイタリア語で上演されます。イタリアはオペラの盛んな国ですが、そのイタリアでイギリスを代表するシェークスピアの作品を見るのも興味深い体験になることでしょう。
シルヴァーノトティグローブシアターローマ
イタリア / ローマ / ボルゲーゼ公園周辺
- Largo Aqua Felix - Piazza di Siena | Villa Borghese, 00197 Rome, Italy
- +39 089 2982
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■ピエトロカノニカミュージアム
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ボルゲーゼ公園はイギリス式の庭園で、広大な敷地に美術館などが点在している、ローマでも有数の公園です。ピエトロカノニカミュージアムも園内にある美術館のひとつです。
ピエトロカノニカは1869年にモンカリエーリで生まれた彫刻家で、その活動範囲は広く、画家、オペラの作曲家、そして上院議員まで務めました。
ミュージアムでは、彫刻作品を中心に展示されています。女性の胸像から騎馬像まで、多彩な作品を手掛けたピエトロカノニカの芸術性を、たっぷりと堪能できます。ミュージアムは大きなものではありませんが、無料で鑑賞できるのはうれしいところです。
ピエトロカノニカミュージアム
イタリア / ローマ / ボルゲーゼ公園周辺
- Viale Pietro Canonica 2 | Villa Borghese, 00197 Rome, Italy
- +39 06 0608
- 13:00 - 19:00
■バイオパルコ(ローマ動物園)
バイオパルコ(ローマ動物園)は、ボルゲーゼ公園からすぐの場所にあります。アクセス方法は、19番トラムか3番バスのBioparco停留所で下車し歩いて5分または、地下鉄A線でFlaminio (Piazza del Popolo) かSpagna駅で降りて、歩いて15分ほどで行くことが出来ます。
営業時間は9:30〜毎日開いており、2019年度は3/30-10/27の平日は18時まで、その期間の土日祝は19時、その他の日は17時までとなります。
12/25のみは休業なのでご注意下さい。都会でも子供に動物と触れ合ってほしい、というのがこちらの動物園の趣旨であり、サルや熊、ゴリラなどの動物が200種類ほど飼育されています。
バイオパルコ(ローマ動物園)
イタリア / ローマ / ボルゲーゼ公園周辺
- Piazzale del Giardino Zoologico 1, 00197 Rome, Italy
- +39 06 360 8211
■シエナ広場
シエナ広場は、ボルゲーゼ公園内にある広々としたオープンスペースです。公園内の中央部辺りにあります。広場という名前が付いていますが、噴水があったり休憩するベンチがあったりなど人々の憩いの場という雰囲気は全くありません。
競技トラックが整備されている長円形の競技場のような雰囲気となっています。運動が行われている訳ではなく、以前は馬術の競技場として使われていた、という歴史があります。
ボルゲーゼ公園の散策ルートになっていることが多くあり、美術館や動物園などの観光の見所を見てから立ち寄って頂くのもおすすめとなります。ホーストラック以外は広々としてますがほぼ何もなく、10分前後あれば十分に見て回ることが可能です。
■サンタマリア デッラ ヴィットーリア教会
サンタマリアデッラヴィットーリア教会は、地下鉄のA線Repubblica駅から徒歩3分ほどの9月20日通りにあります。
こちらは1626 年に完成したバロック様式で、勝利の聖母教会という意味が込められた教会となります。
教会の内部は、左右に3つずつの合計6つの礼拝堂があり、バロック建築の特徴でもある翼廊とキューポラ、アプシスがあります。
見所は、左翼廊にあるコルナーロ礼拝堂にある、ベルニーニの作品の1つである「聖テレーザの法悦」の彫刻です。聖テレサが、夢で見た天使に黄金の槍で心臓を突かれる瞬間を大理石で再現したものです。映画の天使と悪魔でも登場します。その他、黄金にキラキラと輝く美しい主祭壇なども見応えがあります。
サンタマリア デッラ ヴィットーリア教会
イタリア / ローマ / ボルゲーゼ公園周辺
- Via Venti Settembre 17 | Chiesa di Santa Maria della Vittoria, 00187 Rome, Italy
- +39 06 4274 0571
- 日 - 土 8:30 - 12:00 / 15:30 - 18:00
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※2025年3月21日の為替価格です
イタリアで英語は通じる?よく使うイタリア語も押さえよう!
イタリア人にとって、英語は日本人と同じで「勉強して身につける」言語で、誰もが英語を話せるわけではないのも日本と同じです。ただし、空港や駅、主な観光スポットやホテルでは英語で用が足せます。英語のパンフレットや地図なども手に入ります。観光客目当ての土産物屋やレストランでは、英語どころか簡単な日本語が通じたり日本語のパンフレットやメニューがあったりします。初心者の行動範囲であれば、英語で用を足せれば困ることはありません。とは言っても挨拶(Buon giorno)やお礼(Grazie!)、依頼(Per favore)、おいしい(Buono!)、素晴らしい(Bravo/Brava)くらいは口にできるようにしておいたほうが円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。
イタリアのお金事情は? レートや両替のポイントを解説
イタリアの通貨はユーロとセントです。100セントが1ユーロです。硬貨は1、2ユーロ、1、2、5、10、20、50セント、紙幣は5、10、20、50ユーロが主体です。100および200ユーロ紙幣は使いにくいので早めに崩しましょう。イタリアではレストランやホテル、ショップなど大抵の所でVISAやMASTERのクレジットカードが使えます。使えないのは、タクシー代、バスや地下鉄の切符、チップ、有料トイレ、ごく少額の買い物なので両替するのは1日2000円くらいが目安です。両替は日本でしておきましょう。外貨を扱っているチケットショップが銀行や両替所よりお得です。イタリアで両替する場合は、PLUS, CIRRUS などの表記のあるクレジットカードでのキャッシングがお得です。
イタリアの電車はなかなかこない? イタリアの交通機関について
個人旅行でのイタリア国内の移動には、バスや地下鉄、電車を利用します。イタリアでは電車が時刻通りに来ない場合もあるので、時間に余裕のないスケジュールを組むのも避けましょう。初心者でも比較的簡単に利用できるのは大きな都市間を移動するトレニタリア、イタロ、インターシティなどで切符はオンラインで購入できます。日本のような丁寧な車内放送はないので、降りる駅は周りの人に聞いたりして逃さないようにしましょう。一つの市内であれば、共通の一定時間乗れるチケットでバス、地下鉄、トラムが利用できます。タクシーは無認可の車に乗って料金をぼられないように、ホテルで呼んでもらうか、タクシー乗り場から乗りましょう。
まとめ
イタリアを旅行するにあたってパッケージツアーでは何か物足りないと感じている人は、インターネットで航空券やホテルを手配する個人旅行に挑戦してみてください。オプショナルツアーも「イタリア・現地ツアー」で検索すれば、全て日本語で手配できるサイトがたくさんあります。簡単な挨拶や、食べたい物、行きたい所のイタリア語を覚えておけば、旅の楽しさが広がります。
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