淡水旅行のポイント
どんな街?
淡水は、夕日が美しいロマンチックな「東洋のベニス」と呼ばれる港町。かつて世界に向けて開かれた港であったため、異国情緒を色濃く残し、人気のデートスポットとなっています。美しい景色に古跡、買い物、特色のあるグルメなど楽しみどころがいっぱいです。
見所は?
淡水の美しい夕日を見るなら、漁人碼頭がおすすめです。老街散策も楽しみの一つで、駅近くの公明街、メインストリート中正路には飲食店や土産店が立ち並んでいます。淡水最古の寺福祐宮や国家一級古跡指定の紅毛城も必見です。
おすすめのグルメ
淡水名物と言えば、油揚げに春雨などの具を入れて蒸した阿給(アーゲイ)です。海沿いなので海鮮料理が美味しく、魚のつみれ団子スープ魚丸湯(ユーワンタン)も名物。海老巻き(蝦捲)やイカフライ(花枝焼)、胡椒餅もおすすめです。
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淡水でおすすめの観光スポットを紹介
■淡水紅毛城
紅毛城は、17世紀初頭スペイン人が築いた城で、当時サントドミニカ城と呼ばれていました。後に、スペイン人を撃退したオランダ人が、城跡に城砦を築きましたが、当時、淡水の住民が西洋人を紅毛と呼んでいたことから、紅毛城と呼ばれるようになりました。
その後、鄭成功や清朝が支配し、19世紀には英国が借り入れて領事館として使用、隣に領事館邸を増設しました。日本統治時代を経て、オーストラリア、アメリカへと所有権が渡り、台湾に返還されたのは1980年、一般公開され、観光スポットとなりました。
赤い色の外壁が特徴的で、砲火の振動に耐えるため、厚さ1.9mの壁を持ち、丘の上の立地から羨望も良く防衛に適した場所であることに頷けます。内装はビクトリア朝の特徴的な色彩の塗装が施されています。
■漁人碼頭
漁人碼頭は、絶景の夕日が見られるスポットで、ドラマやCMの撮影場所として度々テレビにも登場する場所です。漁人碼頭のデッキからは、目の前に何も遮るものがなく、ゆっくりと夕日を鑑賞することができます。
デッキから繋がる情人橋は日が沈むとライトアップされてロマンチックに。橋の下には、何軒ものレストランや屋台、お土産屋などが軒を連ねており、食べ歩き、食事を楽しめます。ストリートライブや大道芸人のパフォーマンスが行われることも。
桟橋の奥の方にはクルージングのチケット売り場があり、対岸の八里や淡水老街の方の埠頭まで行くことも可能。漁人碼頭を出港して漁人碼頭に戻るクルージングもあるので、夕日の時間に合わせれば船上から最高の夕日を鑑賞できます。
■淡水老街
淡水老街は、淡水駅から続く川沿いの遊歩道で、お土産ショップや屋台、カフェなどが集まっています。絶好の夕陽鑑賞スポットであるだけではなく、対岸の八里へ行くフェリーにもここから出港。
淡水老街は、重建街、中正路と清水街のエリア一帯を指しますが、丘の上にある重建街は最も早く発展したエリアで、道沿いには情緒ある木造と煉瓦造りの古い建物が建ち並び、老街の突き当りからは、淡水河の入り江を眺めることができます。河沿いの中正路と清水街には、多くのお店が建ち並んでいて、道もお店もレトロに復旧されていて、入り口付近は、公共芸術品の展示スペースに。
淡水名物の、阿給(アーゲイ)や魚団子、鉄卵、海老巻きなどの食べ歩きがおすすめです。
遅くまでも交通のこと心配なし!夜の九份を楽しめるオプショナルツアーがおすすめです♪
九份は、台湾に数ある都市の中でも特に観光人気の高い街です。日本で公開されて大人気を誇った映画『千と千尋の神隠し』に登場するような風景が見られるということで人気に火が点き、日本人をはじめ世界中から多くの観光客が訪れる街となりました。
台北からほど近い距離にあり、街も比較的コンパクトにまとまっているため、台北から日帰りで観光することも可能です。九份は大きく分けて「基山街」と「豎崎路」の2つのエリアに分かれています。「基山街」には、道の両脇にお土産ショップや食堂、スイーツショップなどが建ち並び、食べ歩きできるようなB級グルメを購入し散策を楽しみながら食事を済ませるといった過ごし方もできます。
台湾東部の花蓮、大自然の絶景で気持ちリフレッシュ
台湾東部の中央に位置する花蓮は、台北より特急列車で約2時間の場所にあります。台湾屈指の観光地、太魯閣(タロコ)渓谷の玄関口として広く知られている花蓮ですが、そのほかにもたくさんの絶景スポットがあります。
花蓮県はその面積のほとんどが山岳地帯であり東側は海に面した環境。それゆえに太平洋の青く美しい海、海岸線からそそり立つ断崖絶壁、内陸側の山々の緑と、様々な風景を一度に味わえるのです。きっと都市的な魅力だけではない、台湾のもうひとつの側面を知ることができるでしょう。
台湾旅行のリピーターにおすすめ♪賑やかな街と自然豊かな台中へ出発しましょう
台中は台湾第3の都市として知られる島中西部にある街。台北や桃園国際空港から新幹線で約1時間でアクセス可能なので、観光におすすめのエリアです。
おじいさんがたった1人で村全体を色鮮やかなアートに仕上げた彩虹眷村(虹の村)や、眼科だった建物を改装したスイーツショップである宮原眼科など、日本のメディアでも取り上げられている人気観光スポットが多く点在しており、日本人も多く訪れています。ショッピングモールや夜市もあるので、観光に重要な見る・食べる・買うの全てが充実しています。
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■淡水福佑宮
淡水福佑宮は、1796年に建てられた、淡水最古のお寺、三級古跡にも指定されています。淡水は、貿易船や移民が最初に降り立つ地として、河口には早い時代から人々が住み着き、18世紀末には街としての機能が整っていきましたが、その中心となったのが、福佑宮でした。
福佑宮には、海運の街に相応しく、航海の守護神である媽祖(天上聖母)と觀音が祀られています。廟の門前には、古い時代に建てられたことを示す、龍を彫った一対の六角石柱があり、廟の各所には、寄進者の船名や中国大陸の本籍が彫り込まれた石柱を見ることができます。
建立当時は、廟前には淡水に面した広場があり、背後には緑の山が控える、風水で最高のロケーションでしたが、街の発展に伴い、現在ではビルの間に窮屈そうに建っていますが、薄暗い中に線香の煙が立ち上り、赤い装飾を施した台湾らしさを感じられるお寺です。
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■淡水白樓紅樓
淡水白樓紅樓は、MRT淡水駅から10分程、階段を登った高台の上にある、1999年に建てられた赤レンガ造りの趣のある洋館です。
コロニアル様式の建物自体が古跡にも指定されており、高台の上にあるため、淡水河を一望できる観光スポットとなっています。日が暮れるとライトアップされて綺麗。
1、2階には台湾料理のレストラン、カフェが入っていてます。建物前にはテラス席もあり、ここから見る淡水の景色、サンセット、夜景は一番だと言われているほど。テラス周りでは、フリーマーケットや演奏会が開かれることもあります。
■淡水龍山寺
淡水龍山寺は、朝早くから商いで賑わう清水街市場の中に埋もれるように建っている、1858年に建てられた由緒あるお寺。三級古跡にも指定されています。本尊は観音菩薩で、中国福建省泉州の龍山寺の分霊を受けています。
対フランス戦争(1884年)の際、戦場となった淡水ですが、龍山寺は難を逃れ、人々の信仰をますます集めました。この時に、観音の守護のお礼に奉納された「慈航普渡」額は、本堂で見ることができます。
前殿脇の龍が彫刻された石柱は、淡水河を拠点としていた船主が海上安全を祈り寄進したもの。周りの市場の喧騒から離れて境内は静けさに満ちており、壁や柱はぴかぴかに磨き上げられ、花や線香が絶えず供えられています。
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■淡水雲門劇場
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淡水雲門劇場は、2015年に開場した劇場です。1973年に創設された台湾初のプロのダンスチームで中華圏初のモダンダンスチーム、台湾文化の一部とも言える「雲門舞集」が、2008年、八里の雲門練習場での火災に遭った後、政府の募金活動に参加、紆余曲折の際に開いた劇場です。
450人収容可能な大劇場、小劇場、150人収容可能な練習場、セットを作る工場、オフィス、出演者の休憩室などで構成されています。また、屋外にはバルコニー、大きな階段、彫刻家・朱銘の「白彩人間シリーズ」の作品が並ぶなど、芸術の息吹を感じられるスポット。
蓮池には、「旋的冥想」というテーマの、雲門第一人者のパフォーマーである羅曼菲の青銅彫刻像があります。
■小白宮 (前清淡水關税務司官邸)
小白宮 (前清淡水關税務司官邸)は、清朝時代の1870年前後に建築された関税税務司の官邸です。三級古跡にも指定されている、100年以上の歴史を持つスペインコロニアル様式の建物は、人目を引く白い外観と広い庭を持つことから、別名・小白宮(リトルホワイトハウス)とも呼ばれています。
一番の見所は、整然と並んだ半円型アーチで、陽の光が降り注ぐと、白い建物は一層白く、優雅な佇まいを見せてくれるのです。写真愛好家に大人気で、ウェディングスポットとしても選ばれています。
白を基調とした外壁と、オレンジ色の屋根のコントラストが、青空をバックに眩いばかりの姿で浮き上がります。アーチ型回廊もこの洋館に、一層ロマンチックな要素をプラスしています。
■一滴水紀念館
一滴水紀念館は、作家・水上勉の父・水上覚治が建てた日本の古民家を台湾に移築した施設。
阪神淡路大震災の復興支援団体が、1999年、台湾の九二一大地震の被災者支援を通し、台湾市民とも交流を持つようになった際、古民家移設活動を台湾にもという動きが起こりましたが、この時に活動に関心を持たれ、移築を希望されたのが水上覚治氏。「一滴水」という名前は、水上勉の信条“一滴の水の精神”に由来。
見事に移築された大正4年築の家屋は、釘を使わない木と木を嵌め合わせて造る建築様式で、記念館の中でも、どのように造られたかを解説しています。文庫本の展示もあり、入場無料。いつもは賑やかな台湾人も日本家屋の中で、静かに、見入っている姿を見られます。
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漢字書くだけで通じるかも?台湾の言葉事情
台湾では英語はもちろん、親日国なので日本語も通じることがあります。ただしそれは台北の主要な観光地での話であって、南の方へ行くと英語も通じないことも。そのため英語でコミュニケーションを図りたい時、比較的英語が通じやすい20代から30代の若者に話しかけるのがベター。また彼らは日本文化に興味を持って個人的に勉強していることも多いので、日本語が通じることもあります。それ以外に、漢字をコミュニケーション手段として使うのも一つの手。日本とは意味合いが違うこともあるのですが、不思議なほど伝わることがあるので試してみてはいかがでしょう。また中国とは少し発音などが異なっている台湾式北京語を覚えて行くのもおすすめです。
台湾旅行での移動手段は何があるの?
台湾では電車や地下鉄、バス、また台湾新幹線といったさまざまな移動手段があります。中でも台北や高雄では観光地をほとんど網羅している地下鉄の利用が便利。車体やホームもきれいで、快適に移動できます。また観光地を効率よく結ぶオープントップバスのような観光バスもおすすめ。のんびりと風景を眺めながら移動を楽しめます。また台北から高雄までと少し遠出をしたいなら、台湾新幹線が快適。これを使えば台中まで約1時間、高雄まで約2時間なので、日帰り旅行も十分可能です。また2018年12月には新北市にライトレールと呼ばれる路面電車が開通し、台南でも2024年にモノレールが開通予定と、より移動が便利になりつつあります。
台湾と言えば夜市!どこでやってるの?
台湾のイメージを凝縮したようなスポット、夜市。夜市とは文字通り、夕方から真夜中にかけてオープンする数々の屋台や雑貨店、移動販売店などが集まったエリアです。南国特有の陽気さと独特の雰囲気が体感できると、観光客に人気の場所。夜市は台湾各地にあり、中でも台北にある士林夜市(シーリンイェシー)と饒河街夜市(ラオハージェイェシー)、寧夏夜市(ニンシャーイェシー)は台北三大夜市と呼ばれています。三大夜市で最も有名なのは、士林夜市。ここは深夜まで活気にあふれ、台湾ソーセージや台湾風さつま揚げ、カキ氷といった屋台グルメがびっくりするほど安い値段で食べられるスポットとしても知られています。