【カナダ】スキー場はバンフが熱い！犬ぞりやチュービング体験も◎

バンフでスキー場といえば、SkiBig3！

画像提供：Jamie Walter @jwalter1337

バンフ国立公園には「レイク・ルイーズ」「サンシャイン・ビレッジ」「マウント・ノーケイ」という3つのスキー場があり、合せて「SkiBig3」と呼ばれています。この3大スキー場はそれぞれ景色やコースの特徴が異なり、バラエティに富んだ滑走体験ができるのがバンフのスキーリゾートの魅力。3つを合計すると8,000エーカー（32 km²）にもなる広大なスキーエリアには、初心者から上級者まであらゆるレベルのスキーヤー、スノーボーダーが楽しめる様々なコースが用意されています。
SkiBig3共通のリフト券もあるので、日替わりで3つのスキー場を訪れてお気に入りのゲレンデを探してみてはいかがでしょう？バンフの街からそれぞれのスキー場へはシャトルバスが利用でき、アクセスも良好です。

SkiBig3で最大規模、景色が魅力のレイク・ルイーズ

画像提供：Banff Lake Louise Tourism / Noel Hendrickson

エメラルドグリーンの水を湛えるルイーズ湖があり、夏の観光地としても有名なレイクルイーズにある「レイク・ルイーズ・スキー・リゾート」は、SkiBig3の中では最も規模が大きく、眼下にルイーズ湖、周囲はロッキー山脈の山々という絶景を満喫できるのが最大の魅力。北米で最も景色が美しいスキー場の1つと称されるほどです。
3つのエリアに分けられたゲレンデには、レベルに関係なく楽しめるメインゲレンデのほか、森に囲まれたラーチエリア（初心者～中級者向け）、サラサラのパウダースノーが広がるバックボウルズ（上級者向け）があります。
ベースエリアの丸太造りのロッジはカナディアン・ロッキーの雰囲気たっぷりで、内部にはトイレやATM、複数の飲食店も併設しています。

極上のパウダースノーで5月下旬までスキーが楽しめるサンシャイン・ビレッジ

画像提供：Travel Alberta / John Price

「サンシャイン・ビレッジ・スキー＆スノーボード・リゾート」はバンフの街から約15km、ブリティッシュコロンビア州との州境にあるスキー場です。スキーエリアはゴーツアイ山、ルックアウト山、スタンディッシュ山という3つの山の斜面で構成され、コースの数は100以上。中級者コースが豊富ですが、「デリリアムダイブ」という超急斜面の上級者向けコースがあることでも知られています。
標高が高く降雪量が多いため、雪はほとんど人工降雪機を使わない天然パウダースノー！5月下旬までという長いスキーシーズンもサンシャイン・ビレッジの特徴です。
また、大部分が森林限界線より標高が高い場所にあるため、見晴らしが良く開放的。ルックアウト山からは天気が良ければロッキーの名峰「アシニボイン山」も見ることができます。SkiBig3の中で唯一、スキー場の中に宿泊施設を備えています。

バンフから至近でナイトスキーも満喫！マウント・ノーケイ

画像提供：Banff & Lake Louise Tourism

「マウント・ノーケイ」はSkiBig3の中で最もバンフの街に近いスキー場です。他の2つのスキー場に比べると規模は小さいものの、アクセスの良さもあって地元のファミリーに人気。ビギナーからベテラン向けまで60本ほどのコースがあり、特に上級者向けの急斜面コースが充実しています。
マウント・ノーケイの最大の魅力は、カナディアン・ロッキーエリアで唯一ナイター設備を備えていること。週末の夜はナイター営業があり、星空の下、ライトアップされたテレインパーク（スノーパーク）でスキーやスノーボードが可能です。加えて、山頂からは美しいバンフの街の明かりが眺められるので、スキーをしない人も夜景を楽しみに出かけてみては？

まだまだ他にもあるバンフ周辺のスキー場

画像提供：Travel Alberta / A.V Wakefield

バンフのスキー場といえばSkiBig3が定番ですが、周辺にはそれ以外にもスキー場があるんですよ。
「ナキスカ・スキー・リゾート」はカルガリーとバンフの間に位置するリゾート地、カナナスキスにあるスキー場。1988年のカルガリー冬季五輪のアルペン競技の会場として有名で、圧雪が良く滑走性に優れたゲレンデに定評があります。カルガリーからアクセスしやすいので、カルガリー市民にも人気のスキー場の1つです。
バンフから少し足を伸ばせるなら、同じくカナディアン・ロッキーのジャスパー国立公園にある「マーモット・ベイスン」もおすすめです。スキー場の規模はそれほど大きくありませんが、ゲレンデは多様。比較的空いていてリフトの待ち時間が少なく、ゆったり滑れるのが魅力です。