更新日: 2024年4月19日
“知る人ぞ知る”隠れたラーメン激戦区から、“言わずと知れた”ラーメン激戦区になってきた山形県。その気候風土も手伝って、おいしいものが豊富な山形は、県民の舌も肥えています。そして、そんな山形県民を満足させるラーメン店は、全国にファンを持つほどハイレベル。今回は「ラーメン消費量全国1位」の県民が愛する山形のラーメン店の数々を紹介します。山形のラーメンは地方によって麺やスープに特色があり、また当然ながらお店によってコンセプトも様々ですが、いずれのお店も、郷土への深い愛情と味に対する揺るぎない自信という点では同じ。丁寧に作られた一杯のラーメンの中には幸せが溶け込んでいます。
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山形のラーメン事情とは?
山形のラーメン店の主要エリアと立地環境の傾向
山形は大きく4つの地方に分かれており、県庁所在地の山形市は村山地方に位置します。すべての地方・県内全域にラーメン屋さんが点在しています。特に山形市内には数多くのラーメン店がしのぎを削っています。山形県には2つの空港があり、山形空港を利用する人は村山・置賜地方。庄内空港を利用する人は庄内・最上地方へのアクセスが便利かもしれません。県内それぞれの地方へ移動するにはレンタカーの利用が便利です。
山形ならではの名物・ご当地ラーメン
山形のご当地ラーメンは6種類あります。醤油ベースのスープに中華麺が入った「山形ラーメン」。味噌ラーメンに辛味噌がトッピングされている南陽市の「赤湯ラーメン」。自家製麺を使用しワンタンが入っているのが特徴の庄内地方の「酒田ラーメン」。山形新幹線延伸を機に特産となった、鶏モツが入った新庄地方の「とりもつラーメン」。冷やしたスープの「冷やしラーメン」。移住した中国人が考案した「米沢ラーメン」。すごいぞ、山形!
山形エリアの最近のラーメン事情、有名店・行列店を紹介
人気上位にランクインされるのは、やはり山形ラーメンの“基本形”である中華そばの「山形ラーメン」。次いで辛みのある味噌を溶かしながらいただく「赤湯ラーメン」。冷やし中華とは異なる「冷やしラーメン」以上の3ラーメン。山形ラーメンの「琴平荘(こんぴらそう)」。赤湯ラーメンの「龍上海」。冷やしラーメンの「栄屋本店」が中でも人気のようです。「ケンチャンラーメン」も地元では有名なお店なので巡ってみてください。
ラーメンのカロリーってどれくらい?
ラーメンのカロリーを気にする人は非常に多いですよね。でも食べる時間やラーメンの種類を考えれば、大好きなラーメンを極力我慢せずに食べられるのでは?と思いそれぞれのラーメンのカロリー目安を一覧にしました。
カロリーはトッピングなどのないスタンダードなラーメンのおおよその目安で算出しています。店舗や各ラーメンによってカロリーは変わるので、ご参考までにどうぞ。
ちなみにつけ麺の場合は、麺の量がラーメンより多いので、その分カロリーは上振れします。下の表の約1.3倍くらいを目安にするとよいでしょう。麺だけのカロリーはおおよそ100gで150kcalくらい。大盛りにしていく場合はそれで計算していくことをおすすめします。
ラーメンの種類 | カロリー目安(kcal) |
---|---|
あっさり系醤油 | 500~600(kcal) |
あっさり系塩 | 450~600(kcal) |
あっさり系豚骨 | 500~600(kcal) |
あっさり系味噌 | 500~600(kcal) |
こってり系醤油 | 600~800(kcal) |
こってり系塩 | 550~750(kcal) |
こってり系豚骨 | 700~900(kcal) |
こってり系味噌 | 700~900(kcal) |
二郎系ラーメン | 1300~1500(kcal) |
家系ラーメン | 700〜900(kcal) |
※トラベルブック調べ
山形のおすすめラーメン店を紹介!
■満月
最初に紹介する山形ラーメンは「満月」。ワンタンメンといえばこのお店。全国的にも有名な人気店です。ワンタンは口の中でとろけるツルトロ食感で、麺はスープ、ワンタンと相性抜群の中細プリプリ麺を使っています。季節や天候に合わせて細かく調節された魚介だし香るあっさりスープは、トビウオの焼き干しを使った酒田ならではの醤油ベース。どこか懐かしく体に染み渡る澄んだ味わいは、毎日でも食べたくなるほどです。
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■琴平荘(コンピラソウ)
次に紹介する山形ラーメンは「琴平荘」。鶴岡市にある旅館・琴平荘。ここで旅館の閑散期になる冬季にだけ食べられる、正に“幻の中華そば”です。この味を求めて行列が絶えないほど人気を集めています。完全自家製のツルツルモチモチな中細縮れ麺は、何と加水率50%以上。こだわりの材料を使って、さらっとした口当たりとコク深さを両立させたオリジナルスープは、芸術的センスを持ち合わせた店主の心意気の賜物です。
■ケンちゃんラーメン
3軒目に紹介する山形ラーメンは「ケンちゃんラーメン」。リピーターの絶えない人気店。その日の温度や湿度によって配合を微調整しながら、手間暇かけて作る極太の極チヂレ麺です。鳥取県境港から届く煮干しをベースに、動物系、野菜、根昆布を合わせた醤油スープはクセになります。どれも「安心・安全」を根底の精神とし、生産ルートの確認にも抜かりなし。店内は落ち着いた雰囲気で、食券を買う際に味の好みや油の量が選べます。
ケンちゃんラーメン
- 山形県酒田市ゆたか1-6-1
- 0234-33-3012
- 11:00〜14:00
- なし
■龍上海 赤湯本店 (リュウシャンハイ)
4軒目に紹介する山形ラーメンは「龍上海 赤湯本店」。 “辛味噌ラーメン”の草分け的存在としても有名な、老舗にして大人気のお店です。看板メニュー「赤湯からみそラーメン」は、煮干しの利いたコク深く濃厚なスープに、赤湯産唐辛子を使った辛味噌を少しずつ溶かし、その旨味をさらに引き出しながら食べる、ほかでは決して味わえないやみつきのおいしさ。ボリュームあるモチモチの太麺との相性も抜群です。
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