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エリアや標高によって多様なネパールの気候。服装選びの参考に
北海道の約1.8倍の国土を有するネパール。気候は地方によって3つに分類されます。
タライ地方は熱帯に属していて、多湿で蒸し暑い夏と温暖な冬が特徴です。ヒマラヤ山脈周辺は、強い季節風・モンスーンが吹く山岳気候。季節風が収まる10月は山々が美しく見られるベストシーズンです。マハバーラタ山脈周辺は亜熱帯性気候で高温多湿です。
ネパール全土の気候の特色としては、6~9月の雨季と10~5月の乾季が挙げられます。ネパールを訪れる際に気を付けたいのが気候帯よりも標高です。標高1200m以下の都市から4800m以上の高地まであり、高地へ行くほど年間を通して防寒対策が必要になります。トレッキングをするならその装備も必須です。
ネパールの通貨単位や物価について
ネパールの通貨単位は「ネパールルピー」です。補助通貨単位「パイザ」もありますが、ほとんど使われていません。ルピー紙幣は5ルピー紙幣から1000ルピー紙幣まで7種類。硬貨は1ルピー硬貨と2ルピー硬貨の2種類があります。変動はもちろんありますが、およそ1ネパールルピーは日本円の約1円なのでとっても計算しやすいです。
ネパールの物価は非常に安いことで知られています。カフェでお茶をしても約50円、ランチ約150円、ディナーでも200~300円あればお腹いっぱいに食べられます。移動はミニバスやマイクロバスがおすすめです。市内間移動なら100円以下で利用できます。宿泊費も首都のカトマンズでさえ1泊800円でホテルに宿泊が可能です。
ネパールの治安|トラブルは回避すべし!
ネパールというと、2016年に隣国であるバングラディシュで日本人も巻き込まれてしまったテロが発生したこともあり、治安を不安視する人も多いかもしれません。ところがネパールはイスラム過激派による事件も発生しておらず、情勢も安定しています。治安はそれほど心配しなくても大丈夫です。
それでもスリや置き引きなどの軽犯罪は多発していますし、近づかない方がいい危険なエリアも存在します。マイクロバスや市場など人混みでは貴重品を抱えるように持つ、危険なエリアには近づかないなど自衛しましょう。政治的な党派による過激なストライキ「バンダ」は事前に外務省のホームページなどで把握できるので、この時期だけは避けましょう。
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残念ながら日本からはネパール行きの直行便は就航していません。日本から他都市を経由して向かうのが一般的です。タイのバンコクを経由するのが主流ですが、マレーシアのクアラルンプールやインドのニューデリーなどが経由地として挙げられます。フライト時間の短さやリーズナブルさでバンコク経由がおすすめですが、他都市を経由して観光しつつネパールを向かうのもいいですね。
航空券のみを予約して自分で旅のプランニングをするなら、そのような選択肢も可能。旅の楽しみが無限大に広がります。もちろん海外旅行初心者には、ネパール行きのツアーも多数用意されているので安心です。
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日本とネパールの時差
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※2024年4月20日の為替価格です
ナガルコットでおすすめの観光スポットを紹介!
■ナガルコットビュータワー
ナガルコットビュータワーは、カトマンズから32kmほど東へ進んだところにある観光スポットです。
海抜2170mもの高さにある展望台で、壮大なヒマラヤの風景が望めるのが特徴。天候によってはヒムチュリやアンナプルナまでもが望める絶景ポイントでもあります。ナガルコットへはカトマンズのバクタプルバス停より向かうことができます。
また、ハイキングやサイクリングツアーもあり、自然豊かな風景を楽しむことも可能です。ナガルコットビュータワー周辺では景色が楽しめるだけでなく、パラグライダーや乗馬なども体験できるのがポイント。
■ナガルコット ハイキングトレイル
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ナガルコット ハイキングトレイルは、ナガルコットの街から北東に位置する場所のトレッキングコースです。ヒマラヤの美しい山々、森林歩道の風景のほか、田舎の村や田園地帯など、ノスタルジーな景観を味わいながらトレッキングできます。
■ナガルコット ブッダ平和公園
ナガルコット ブッダ平和公園は、ナガルコットの中心部に位置する公園です。山の中腹にある観光スポットで、ハイキングを楽しみながら向かうことができます。
石造りの階段を登ると中心には巨大な黄金の仏像があり、台座には黄色や赤、緑などのカラフルな装飾がされ、華やかな雰囲気が感じられるのがポイント。仏像の周囲はきれいな石畳が敷かれており、ところどころに芝生や木が植えられて自然の豊かさも感じられます。
また、この観光スポットでは植林が体験できるのも特徴です。
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ナガルコットから11km
■パシュパティー寺院
パシュパティー寺院は、カトマンズ東部のバグマティ川岸に位置するヒンドゥー教寺院です。14世紀の王、ヤクシャ・マッラ王によって建てられたとされる木造寺院で、シヴァ神のお告げを受けたことが建立のきっかけになったと言われています。
インド亜大陸の4大シヴァ寺院のうちの1つで、聖なる川と言われるガンジス川の支流であるバグマティ川を望む神聖な雰囲気が漂っているのが特徴。寺院内の見学はできませんが、美しい彫像などを見ることができます。
また、ヒンドゥー教徒の遺体を火葬する場所としても知られており、伝統文化や思想に触れられる観光スポットです。
ナガルコットから11km
■55窓の宮殿(旧王宮)
55窓の宮殿(旧王宮)は、ネパールの世界遺産に登録されている古都バクタプルの中心のダルバール広場にある元王宮です。
その名の通り55の窓がある王宮は、1427年にヤクシャ・マッラ王の統治下に建造され、17世紀にブパティンドラマラ王によって再建されました。55の窓は精巧な木彫りが施されているネワール建築の傑作とも言われています。
ゴールデンゲートから敷地内に入ることができますが、タレジュ・チョークの入り口付近までで、それ以外の場所や建物の中にはヒンドゥー教徒以外は入ることができません。ゴールデンゲート向かって左側は国立美術館として公開されています。
ナガルコットから12km
■シッダ・ポカリ(人工湖)
シッダ・ポカリ(人工湖)は、15世紀の王、ヤクシャ・マッラによって造られたとされる人工の湖で、長さ171m、幅73m、深さ3mほどの大きさの四角い形の湖となっています。
バクタプルの中心地に位置し、ネワール族の祭りであるインドラ・ジャトラ祭では屋外娯楽イベントが開催され、この祭りの日に沐浴すると幸福と繁栄がもたらされるという言い伝えもある神聖な観光スポットです。
湖には魚が泳いでおり、餌やりもでき、周囲ではピクニックを楽しむのにも最適。また、夜にはライトアップされるため、ロマンチックな雰囲気を味わえるのも特徴です。