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■八八坑道
最初におすすめする台湾馬祖列島の歴史遺産は「八八坑道」。南竿島にある、花崗岩を掘って作られた全長約200mの坑道。戦前は住民が海賊から逃れるために使っていた山洞でしたが、戦争に備えて銃器や弾薬を置くための地下道にされました。現在は陳年老酒(陳年高粱)と陳年大麴酒を保存する酒蔵として使用されています。道の入り口には大きな樽がずらりと並び、トンネル内部は一年を通して一定の気温と湿度で保たれる、自然の貯蔵庫となっています。15年以上寝かされているお酒が保存されている内部は、芳醇な老酒の香りに包まれています。
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■馬祖巨神像(祈福坑道)
2番目におすすめする台湾馬祖列島の歴史遺産は「馬祖巨神像(祈福坑道)」。馬祖列島の南竿島の丘の上にそびえる、2009年に完成した高さ28.8mの「馬祖巨神像」は、10年以上の歳月をかけて造られた世界一高い媽祖神像です。毎日の平安を祈るという意味で、365個の花崗岩の塊を積み上げて造られ、媽祖の故郷である中国の媚州島を遠く見つめる穏やかな表情は、神々しさがにじみ出ています。巨大な像の周囲には12枚の彫刻があり、媽祖が神様になった物語をできます。像の真下あたりに発見された門前山坑道は、ここをくぐると願いが叶うとされ、「祈福坑道」と呼ばれています。
■馬祖酒廠
3番目におすすめする台湾馬祖列島の歴史遺産は「馬祖酒廠」。南竿島の復興村にあり、天然水を使った高梁酒、大麴酒などを作っている酒廠(お酒の工場)で、工場内はふわりと老酒の豊かな香りが漂っています。また、工場内には、予約制の試飲スペースや販売所、珍しいお酒の展示、工場の歴史を知ることができる試写室なども行っており、貴重なお酒のボトルの数々を眺めながら試飲などを楽しめます。八八坑道も管理しているので、坑道の見学後に寄るコースが定番です。
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