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サウジアラビアの気候は?季節に合わせて服装を選ぼう!
サウジアラビアは中東の国々がそうであるように、砂漠地帯が多く、気候は乾燥しています。それでも紅海沿いのジッダと内陸部の首都リヤドでは、異なる気候となっています。ジッダでは年間を通して季節の変化がなく、高温多湿の気候が1年を通じて続きます。最高気温は40度以上にもなり、最低気温でも30度と大変暑く、また年間で10日間ほどしか雨が降りません。一方リヤドは、国土の中央にあり大陸性の乾燥気候です。寒暖の差が激しく、夏期の日中は40度以上にもなりますが、夜は20度程度まで下がり、過ごしやすくなります。また冬期は平均気温が20度となり、夜は10度近くまで下がることも。そのため厚手の服があったほうがいいでしょう。
サウジアラビアで注意しておきたいマナーは??
外国にはその国独特のマナーがある場合が多く、事前にチェックして訪れるのがベター。サウジアラビアはイスラム圏の国なので、特に気をつけたいところです。まず服装ですが、海外の観光客であっても、女性は「アバヤ」と呼ばれる黒衣を身につけることが義務付けられています。また「ヒジャブ」というスカーフで頭部を覆おうことも忘れずに。また食事の場面でも注意していきたい点があります。まずアルコールは禁止されています。日本人にはなじみのある醤油やみりんといった調味料も、アルコール成分が入っているものはNG。豚肉も食べることが禁じられているので気をつけましょう。
サウジアラビアの治安は?気をつけておいた方がいいトラブル
サウジアラビアは中東諸国のなかでは比較的治安が良いといわれています。それでも注意が必要なこともあります。サウジアラビアでもイスラム過激派によるテロは発生しており、モスクや政府機関などが標的となっています。特にラマダンと呼ばれるイスラムの断食などの宗教行事があるタイミングが狙われることが多いので、その時期に訪れる場合は十分注意が必要です。また写真を撮ることも控えたほうが良いでしょう。宗教施設などインスタ映えしそうなスポットでも、取り締まりの対象となります。そしてサウジアラビアでは、イスラム教の特性上、女性の一人歩きは稀。昼夜を問わず、一人歩きは避けるようにしてください。
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サウジアラビアの気候は砂漠気候で、夏期は40度以上にもなり、内陸部では寒暖の差が大きい地域もありますが、観光地として魅力的なスポットもあります。おすすめなのがハーイル地方の岩絵。世界遺産にも登録されている、サウジアラビア屈指の観光スポットです。ネフド砂漠にあるジュッバとシュワイミスの2ヶ所にあり、シュワイミスの岩絵は1万年前の人や動物の絵が描かれています。またイスラム教の聖地、メッカ近郊のジッダも見どころ。歴史都市としてこちらも世界遺産となっています。サウジアラビアへは日本からの直行便がなく、ドバイなどで乗り換えが必要です。アジア諸国での乗り換えも可能で、クアラルンプールからリヤドまでは8時間余りのフライトです。
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日本とサウジアラビアの時差
サウジアラビアの為替
※2024年4月26日の為替価格です
メッカでおすすめの観光スポットを紹介!
■Grand Mosque
Grand Mosqueは、サウジアラビア・メッカにある世界最大のモスクです。
モスクの中心部には、祈りの象徴となるカアバ神殿(立方体の神殿)があり、その周りを巡礼者たちが回ります。カアバ神殿は、イスラム教徒が、世界中で最も神聖と考える場所です。アブラハムの足跡が刻まれているという岩(アブラハムのステーション)が、カアバ神殿の隣のクリスタルドームに保管されています。
グランド・モスクは、長年に渡り、大規模な改修と拡張が行われており、様々なカリフや王の管理下にありましたが、現在は、サウジアラビア王の管理下にあります。建物は非常に大きく、美しい設計。内部はきちんと整備されており、神々しく、平和な雰囲気を感じられます。
■アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ
Abraj Al-Bait Towers(アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ)は、メッカにある尖塔高601mのホテルタワーを含む、7つの高僧ビルから成る超高層ビルです。サウジアラビア政府が、150臆ドルという巨額を投資して造りました。
601mのホテル棟単一ビルとしては、ドバイのブルジュ・ハリファに次ぐ世界第2位の高いビルですが、複合ビルを合わせれば、世界の建造物で最も広い床面積を誇ります。見た目の迫力は抜群で、中心にそびえたつ時計「メッカ・ロイヤル・クロック・タワー」は、世界最大の時計塔となっています。
2012年に全てのビルが完成しオープン。ビルの内部には、ショッピングモールやレストラン、分譲マンション、駐車場もあります。
■ナショナル ミュージアム
■マスマク城塞
マスマク要塞はサウジアラビア・リヤドの人気観光スポットです。街の旧市街に位置する城塞で、内部は博物館になっており、無料で見学できます。
外観はいかにも城塞といった雰囲気ですが、近年、入り口は木製扉から自動ドアになり、内部にはエアコンがきくように整備されました。展示内容はサウジアラビア語だけでなく英語の説明表記もされているので、サウジアラビアが初めての方でも観光しやすくなっています。展示物はサウジアラビアの歴史や、伝統的な戦い方などが分かるようになっており、ギフトショップではサウジアラビアの工芸品を購入できます。
そんなマスマク要塞の隣には貴金属や宝石を扱うスークなので合わせて観光してみるといいでしょう。
マスマク城塞
サウジアラビア / リヤド
- Al-Bathaa, Riyadh, Saudi Arabia
- 日 - 木 8:00 - 12:00 16:00 - 21:00 金 16:00 - 7:30 土 9:00 - 12:00 16:00 - 19:30
■Makkah Mall
■黒石
黒石はカアバの神殿近くに位置する神聖なスポットです。名前の通り、広場中央に巨大な真っ黒な石が置かれており、イスラム教徒にとって重要な巡礼地です。
黒石にキスをしたり触れると幸運が訪れると言われていることから、黒石の周りにはいつも大勢の人がおり、なかなか黒石にたどり着けません。そんな時でも幸運を祈る方法があります。それは黒石の周りを7周し、最後にカアバを指さすという方法です。混雑に圧倒され、近づけないと考えた際にはこの方法で幸運を祈るといいでしょう。
そんな黒石はサウジアラビアでは隕石と言い伝えられており、その歴史はアダムとイブの時代にまでさかのぼると言われています。サウジアラビアならではの体験をするならおすすめです。
まとめ
ここまでサウジアラビアについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?イスラム教国家特有のマナーや規律があり、外国人観光客も注意が必要ですが、サウジアラビアならではの観光スポットもあり、特に世界遺産に登録されているハーイル地方の岩絵はおすすめ。1万年前に描かれた絵は、時代を超えて人々の営みをうかがい知ることができ、とても興味深いスポットとなっています。興味のある人は一度検討してみてるのもいいでしょう。
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