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オランダの気候は?季節に合わせて服装を選ぼう!
オランダは、北海道より北にありますが、海洋性気候のため冬でも積雪は少なく、1年を通じて比較的穏やかな気候です。日本と同様に四季があり、春は3月~5月、夏は6月~8月、秋は9月~11月、冬は12月~2月です。秋の時期は非常に短く、日本よりも冬が1~2ヵ月くらい長く感じられます。1日の内でもコロコロと天気が変わりやすいのが特徴で、雨が降る日も多いので、折り畳み傘を持参するのがおすすめです。3月~4月は春と言ってもまだ寒く、日中でも冬用のコートが必要なことが多いです。5月になると暖かくなり、日中は長袖一枚、天気が良い日は半袖で過ごせる日も増えてきます。但し朝晩は冷え込むので、スプリングコートなど上着を持って行きましょう。夏は30度を超える日は少なく、湿度も低く、快適に過ごせます。日差しは強いので、帽子やサングラス、ストールがあると便利。日中は夏服で過ごせますが、朝晩は冷えるので薄手の羽織を持参しましょう。9月になると天気も不安定で雨の日も増えてきます。10月中旬には冬のような寒さがやって来て、暖かい服装が必要です。冬は、風が強く日が差さないことから東京と温度は変わりませんが、寒く感じられ、ヒートテックなどの暖かいインナーにセーターや厚手のコートが基本、手袋やマフラー、厚手の靴下も欲しいところです。
オランダのグルメを食べましょう!
オランダの国民食とも言えるのが、オランダのフライドポテトである「パタツ」です。フライドポテトはベルギー発祥の食べ物ですが、隣国だけあって、オランダでも、外はサクっと、中はホクホクの、2度揚げされたおいしいパタツを食べることができます。少し甘いマヨネーズやピーナッツソースをたっぷりつけて食べるのがオランダ流。値段もリーズナブルで気軽に楽しめるおすすめの食事です。そして、オランダの代表的なスナックが、オランダ版コロッケの「クロケット」です。クリーミーな味わいの中にも、カレー粉やナツメグなどのスパイスが絶妙に効いていて、衣はサクサク、マスタードをつけて食べるのが定番。オランダのマクドナルドでは、このクロケットをサンドした「McKroket」を食べることができます。他にも、タラのから揚げ「キベリング」、リンゴケーキの「アップルタールツ」や「ストロープワッフル」などのおいしいスイーツもおすすめです。食事をする際には、テーブルにお皿を置いたまま食べるのがマナー、持ち上げて食べないように気を付けましょう。
まずはココ!オランダ旅行でオススメの観光都市
オランダには、都市ごとに異なる魅力的な観光スポットがあります。旅行者が必ず訪れる場所は、首都「アムステルダム」でしょう。アムステルダムは美しい街並みの中に運河が張り巡らせられた水の都です。アンネ・フランクの家やゴッホ美術館、運河沿いのカナルハウス、アムステルダム中央駅、オシャレなカフェなど見所の多い場所です。「ユトレヒト」は、“ミッフィー”の故郷として日本人に一番人気のある都市。緑豊かな街中に、突如現れるミッフィーの信号機や、ユトレヒトで最も高い建物であり街のシンボルともなっているドム教会、アップルパイのようなスイーツの「アップルボール」のお店など訪れてみたい場所がたくさんあります。そして、伝統的な古都の雰囲気が今も漂う「デルフト」もおすすめの観光地です。デルフトは、白地に深い青の絵付けが美しい伝統的な陶器「デルフト焼き」や画家フェルメールで世界に知られています。教会や運河、邸宅や美しい中庭など、かつての王家の栄華を思い起こさせる史跡もたくさんある魅力的な街です。
オランダの象徴・風車はどこがオススメ?
オランダ旅行では、風車の観光は必須です。オランダ国内には1,000基程の風車があると言われていますが、中でもおすすめの風車スポットは、「キンデルダイク」と「ザーンセ・スカンス」です。「キンデルダイク」の運河沿いに建ち並ぶ19基の風車群は、ユネスコの世界遺産にも登録されている、最もオランダらしい風景として知られています。7月と8月には19基の風車が稼働する様子を見学することができ、冬の期間は、凍り付く運河でスケートを楽しむ家族連れも見かける、叙情豊かな四季折々の光景を楽しむことができる場所です。アムステルダムから僅か15kmの所にある風車村「ザーンセ・スカンス」は、観光スポットとしても大人気。20世紀になって作られたテーマパーク的村で、風車の他にも古い建物や博物館、お土産店、レストランなどが立ち並んでいます。おとぎ話の世界のような景色を楽しめる他、チーズショップでの試食や、木靴のワークショップでの木靴制作の見学なども楽しめます。
アムステルダム中央駅周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■アムステルダム中央駅
1889年に開業したアムステルダム中央駅はオランダで最も利用者数が多い鉄道駅の一つです。赤いレンガ造りが堂々としていて美しく建築物としても有名な駅です。駅構内にはスターバックスなどのカフェや売店、観光案内やロッカーなどがあり有料のトイレはきれいに清掃され気持ちよく利用できます。
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■アムステルクリング博物館 (屋根裏教会)
アムステルクリング博物館はアムステルダムの運河沿いにあり、オランダの一般的な邸宅の屋根裏につくられた教会で、別名「屋根裏教会」と言われています。
なぜ屋根裏に教会があるのかというと、かつてオランダがスペインとの戦争を終えたあと、宗教がカトリックからプロテスタントにかわりました。このとき裕福な商人であったヤン・ハートマンがカトリック教徒が密かに集まる場所として邸宅の屋根裏に教会をつくったというわけです。
2015年にはリニューアルオープンし、博物館として整備されています。屋根裏につくられた教会はとても美しく圧巻。オランダの歴史を感じることができるスポットです。
アムステルクリング博物館 (屋根裏教会)
オランダ / アムステルダム
- Oudezijds Voorburgwal 38, 1012 GD Amsterdam, The Netherlands
- 10:00 - 18:00
■中央図書館
■飾り窓地区
飾り窓地区とはオランダの首都アムステルダムにある合法的な売春地区のことです。運河沿いに建物が立ち並び、夜になると美しくライトアップされ幻想的な雰囲気です。
オランダならではの文化として飾り窓地域への見学ツアーも行われ、毎週1000以上のグループが訪れ、多くの人で賑わっています。しかし、2020年から飾り窓地域への見学ツアーが禁止され、ツアーで飾り窓地域へ行くことはできなくなります。
飾り窓地区のことを詳しく知りたい場合は、2014年にオープンした売春博物館に足を運んでみるのもおすすめです。
■人体の不思議展
オランダのアムステルダムの中心部、アムステルダム中央駅とダム広場の間、ダムラックにあるのが、人体の不思議展です。
人体の不思議展は、人体の解剖学と生理学に関する博物館。グンター・フォン・ハーゲンス氏が開発した、プラスティネーションという技術を用いた、200体もの本物の人間の体が展示。
人体の構造、筋肉の付き方、臓器の種類などはもちろん、肝硬変や喫煙者の肺といった病気の臓器なども展示されており、人体のさまざまなことを知ることができます。また1階では、脂肪量、体脂肪率、筋肉量の測定ができる、ボディスキャンがありおすすめです。
■ネモ科学博物館
ネモ科学博物館はアムステルダム中央駅近くの運河沿いにある、科学について楽しみながら学ぶことができる博物館です。アムステルダムでは最も大きな科学博物館で、見どころも満載。
緑色の大きな船のような形をした博物館で、豊富な展示物やサイエンスショー、ワークショップなど科学にまつわる魅力的な体験がたくさんできます。子供の想像力を広げる仕掛けもたくさんあり、子供から大人まで誰でも楽しめるところが魅力。白衣を着て楽しむラボでは、科学者になったような気分を満喫できます。
1日では足りないくらい充実した、楽しい科学博物館です。