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スペイン観光の移動手段は目的別で使い分けよう!
日本の国土の3倍の面積があるスペイン。スペイン国内は交通網も発達していますが、都市間を移動するのはかなり長距離になる場合も多いので、どの移動手段を選ぶのかはよく考えましょう。最もメジャーな移動手段といえば、電車。スペインは古くからマドリード・バルセロナ・バレンシアなどの大都市かんを結ぶ電車網が発達してきました。大都市中心部に駅があるのも便利です。小さな都市や村々まで網羅しているのがバス。バレアレス諸島やカナリヤ諸島へ向かうには、フェリーが運行しています。マドリードやバルセロナからカナリヤ諸島へは、同じスペイン国内間ではありますが航空機がメジャーな移動手段です。
スペイン旅行で現金は1日にどのくらい必要?
スペインは、他のヨーロッパ諸国同様クレジットカードが広く普及している国です。また、ホテルに宿泊する際のデポジットとしてもクレジットカードを提示する必要があり、1枚は必須です。ショッピングモールだけでなく、美術館や公共交通機関、街の土産物店やレストランまで、ほとんどの支払いがクレジットカードでできてしまいます。現金は余り高額を持っていてもスリ被害などが心配ですし、最低限度の2万円ほどを用意しておくのが良いでしょう。スペインの通貨はユーロとセントです。両替は銀行または両替所で行うことができます。
スペインのオススメグルメは? 食事のマナーにも気をつけよう!
スペインは日本人の口に合うグルメも豊富なので、食事もたっぷり満喫しましょう!有名なのは、何といってもパエリア。鮮度抜群の魚介類の旨みがたっぷり凝縮されたパエリアは、スペインを代表する郷土料理です。地中海の太陽の恵みであるバレンシアオレンジやワインも外せません。大衆酒場であるバルの雰囲気を楽しみに夜の街に繰り出すのもおすすめ。日本でも人気のピンチョスや生ハム、ニンニクとオリーブオイルの効いた料理の数々とワインは相性抜群です。料理をワインとともにゆったりいただくのがスペインの常識。余りに急いで食事をするのはマナー違反に当たるので気を付けましょう。
スペインの気候は?季節に合わせて服装を選ぼう!
地中海特有の温かな日差しがさんさんと降り注ぐ印象の強いスペイン。実は地形や海流によって気候が大きく異なります。例えば、スペインの首都であるマドリードは標高700mの高地にあり朝晩、夏と冬の寒暖差が大きいのが特徴です。バルセロナなどの地中海沿岸地域は、年間を通して安定した気候です。スペイン全体を通して、観光のベストシーズンは4月から10月。4月・5月は寒暖差が大きいので羽織り物を持参しましょう。6月から8月はスペインらしいカラッとした暑さが続きます。真夏でも25度ほどと日本に比べて過ごしやすいです。10月に入ると雨が多くなるので雨具を持参しましょう。
バレンシア・芸術科学都市周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■芸術科学都市
芸術と科学のための複合施設。バレンシア出身の建築家サンティアゴ・カラトラバがデザインした近未来的な建物が最初の見どころ。水族館やプラネタリウム、IMAXシアター、オペラハウス、庭園などからなり、いずれもヨーロッパで最大級の規模を誇るといわれ、多くの観光客の注目を集めている。
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■オセアノグラフィック水族館
スペインのバルセロナの東、シウタット・デ・レ・アーツ・イ・デ・レ・シエンシー(芸術科学都市)にあるのが、オセアノグラフィック水族館です。
オセアノグラフィック水族館はヨーロッパ最大の水族館で、表面積は11万㎡、水量合計が約42000t、約500種約45000匹の海の生物が暮らしています。
屋内外の地中海、北極海、温帯など10のエリアに展示。サメ、エイ、ペンギン、アシカ、セイウチ、イルカ、ベルーガなどが見られ、なかでも7000tの水量を誇る、巨大トンネル水槽のオーシャンズは必見。イルカショーや、魚を見ながら楽しめるレストランなどもあります。
オセアノグラフィック水族館
スペイン / バレンシア
- Carrer d'Eduardo Primo Yúfera, 1B, 46013 València, Valencia, Spain
- +34 960 47 06 47
- 10:00-18:00 ※土は10:00-20:00
■パトリアルカ美術館
パトリアルカ美術館は、バレンシアにあるパトリアルカ修道院の敷地内にある美術館です。美術館はバレンシアの中心部から東に位置しており、ゴンサーレス・マルティ国立陶器・装飾芸術博物館が近くにあります。
修道院は戒律が厳しいことで知られており、協会内のフレスコ画や16世紀頃のタペストリーは美しく見応えがあります。ルネッサンス様式の中庭も見どころの一つで、修道院の創設者であるサン・フアン・デ・リベラの像があります。
美術館内には、16世紀頃のミゲル・エステーヴェの絵画であるガンディア公ホアン暗殺や、フアン・デ・フアネス、グレコなどの宗教をテーマとした中世から近代頃までの絵画を見ることができます。
■火祭り博物館
火祭り博物館は、バレンシアにある世界的にも珍しい博物館です。
「火祭り」は、スペイン三大祭りの1つに数えられるバレンシアのお祭り。毎年3月に開催されるこの火祭りでは、大小3000もの張り子の人形が街を埋め尽くします。そしてコンテストで1位を取った物以外は、豪快に焼かれてしまうのです。
火祭り博物館には、毎年1位を獲得し、炎から逃れた張り子の人形が展示されています。1934年から現在までの張り子人形がずらりと展示されていて、圧巻です。ユニークなものや時代背景を風刺したものなども多く、見ごたえがあります。
火祭り博物館
スペイン / バレンシア
- Plaza Monteolivete, 4, 46006 Valencia, Spain
- +34 963 52 54 78
- 10:00-19:00 ※日は10:00-14:00
■コロン市場
コロン市場は、スペインのバレンシア市にあります。1914年から建築が始まり、1916年に完成・オープンし、2003年に修復工事が施されました。フランシスコ・モラが手がけ、曲線や装飾が多いモデルニスモ様式で建てられています。
特にファサードのモザイク画は、バレンシアの民族衣装を着た男女や特産物のオレンジやブドウが描かれており、見どころとなります。
市場ですが、中はショッピングモールのような雰囲気であり、レストランやカフェなどが入っており、バレンシアの特産物として有名なオルチャータを頂くことも出来ます。
コロン市場
スペイン / バレンシア
- Carrer de Jorge Juan, 19, 46004 València, Spain
- +34 963 37 11 01
- 日~木 7:30-2:00 / 金・土 7:30-15:00
■バレンシア闘牛場
バレンシア・ノルド駅のすぐそばにあり、アクセスが非常に便利。マドリッドやバルセロナと並ぶ第1級闘牛場。毎年、バレンシアの火祭りに合わせて闘牛が開催されるので、見学するなら開催日のチェックを。夜にはライトアップされ、ノスタルジックな雰囲気を楽しめる。
バレンシア闘牛場
スペイン / バレンシア
- Carrer de Xàtiva, 28, 46004 València, Valencia, Spain
- +34 963 51 93 15
- 月 9:00-14:00 / 火~土 10:00-19:00 / 日 10:00-14:00