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ポルトガルの言葉事情は?英語は通じる?
ポルトガルの公用語は、ポルトガル語ですが、英語も通じます。特に都市部では、ほとんどの人たちが英語を話すことができます。観光名所はもちろん、レストランやスーパー、ホテル、バスやトラムの運転手などは6~7割くらいは英語でコミュニケーションをとることができます。英語が世界の共通語として認識されており、日本人がポルトガル語で話しかけても、英語で返事が返ってくることも多々。ポルトガル人にとっても、英語は外国語ですから、日本人と同じくらいのレベルの人が多く、お互いに話しやすいかもしれません。大きな都市以外では通じないことも多いようですが、観光する分には英語で何とかなる国です。
ポルトガルの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアは?
ポルトガルは、ヨーロッパでも安全な国として知られており、2019年8月時点では危険情報は発表されていません。しかし、それなりの注意は必要で、安全対策基礎データでは、国内で年間35万件の観光客を狙ったスリなどの犯罪が報告されています。中でも多いのが車上狙いで、続いて多いのが暴行で1日あたり60件以上の割合で発生しています。犯罪が多いエリアは、リスボン県とポルト県、セトゥーバル県。特にリスボンのバイシャ地区とバイロ・アルト地区は観光客の多いエリアですが、人が多いため集団スリが横行。夜まで賑わうバイロ・アルト地区は、酒に酔った観光客狙いのスリが多く、人の多いバーなどでは要注意です。
おすすめなポルトガル料理は?
ポルトガルは海に囲まれた立地から、新鮮な魚介類をたっぷり使った料理がたくさんあります。温暖な気候から、内陸部では野菜や果物もよく獲れ、牛や豚、鶏肉、ウサギ、鴨、イノシシ、七面鳥などの肉料理も食べられます。また、ヨーロッパでは珍しく、米を多く使う食文化があるのが特徴で、日本人にも親しみやすいでしょう。定番の鍋料理「カタプラーナ鍋」は、専用の鍋でエビや魚などの魚介類をトマトベースのスープで蒸し煮したシンプルな料理です。「バカリャウ」は、この国伝統の干しダラを使った料理のことで、1000通りものレシピがあると言われています。他にも「アロス・デ・マリスコス」(魚介の炊き込みご飯)や「サルディーニャス・アサーダス」(イワシの塩焼き)、「パステル・デ・ナタ」(エッグタルト)など味わってみたい、おすすめのグルメがたくさんです。食事の際には、音を立てないことがマナーとして重要です。
ポルトガルの気候は?季節に合わせて服装を選ぼう!
ポルトガルの気候は、1年を通じて温暖です。一般的には、6月から9月(夏~初秋)までが乾季で、旅行のベストシーズンだと言われています。この時期は、日中は暑くても朝晩は冷え込むこともあるため、カーディガンやサマージャケットなどの羽織もあると便利。日差しが強いので、帽子やサングラスなども持参しましょう。秋(9月~11月)は、日本の秋とほぼ同じような感じで、10月頃までは半袖に羽織くらいでちょうどよく、11月になるとセーターや薄手のコートが必要になってきます。また、リスボンやポルトなど北部では雨の日もあるため、雨具(傘や防水ジャケット)も用意しておくと便利。冬(12月~2月)は、リスボンなどの主要都市部は温かく、秋より少し気温が低いくらいで秋の服装で良いですが、朝晩や雨の日は冷え込むのでフリースなどを持参するのがおすすめ。また雨も比較的多いため雨具の準備も必要です。春(3~5月)は、東京より暖かく、日中はシャツなどで過ごせます。5月になると少し温度が上がりますが、それほど暑い日は多くないので、長袖やジャケットが基本。日差しが強くなるため、紫外線対策にも気を付けましょう。
もう迷わない!ポルトガルの一押しお土産は?
ポルトガルでは、魚介類の缶詰の生産量が多く、スーパーなどどこでも手に入りますが、中でも人気なのが「イワシの缶詰」です。容器もレトロで可愛く、ばらまき用として購入するのもおすすめです。「コンフェエイト」は、日本でも馴染みがありますが、ポルトガル発祥のお菓子。日本の金平糖とは見た目が少し異なり、日持ちするのでお土産におすすめです。ワイン好きの人へのお土産には、「ポルトガルの宝石」とも呼ばれている「ポートワイン」を選びましょう。ブドウの発酵を途中で止め、ブドウ本来の甘さと果実味を引き出したポートワインは、甘みが強いのが特徴。ポルトガルには、可愛らしい雑貨がたくさんありますが、お土産におすすめなのが、15世紀から続くポルトガルの伝統的手法で作られた装飾タイル「アズレージョ」です。イワシの置物など、場所を選ばず飾れる素敵なオブジェクトもあり、お土産にぴったりです。
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■Ponta da Ferraria
Ponta da Ferrariaはサン・ミゲル島の西端に位置するエリアです。地球の火山活動をものがたる岩肌や崖が多い場所で、大西洋を見渡す展望台があります。そのエリアの海は火山活動の恩恵から自然に生まれた天然の火山性温泉が湧いており、まるで海で温水プールに入っているような興味深い体験が叶います。
海といっても水温は高く干潮時には28℃ほど、時期によってはさらに高温になることもあります。また引潮に注意して楽しむことが重要です。温泉に浸かりながら見える景色は、大西洋の大海原。まるでスパにいるようにリラックスできるのは、この自然な環境ならではです。
Ponta da Ferrariaまではポンタ・デルガタ市街から車、ツアーに参加して訪れることも可能です。
Ponta da Ferraria
ポルトガル / サン・ミゲル島 / ポンタ・デルガダ
- R. Padre Fernando Vieira Gomes 11, Ponta Delgada, Sao Miguel 9555-102, Portugal
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■フォーゴ湖
フォーゴ湖はサン・ミゲル島の中央部に位置するカルデラ湖です。標高947mに位置し、フォゴは島の一番東に位置する成層火山です。他にもサン・ミゲル島には成層火山が2つあり、それぞれにカルデラ湖があります。
フォゴ湖はその2つと並び大変規模の大きな湖です。周囲は緑一面で覆われており、山の緑と水面のエメラルドグリーンが大変美しく神秘的な景観をパノラマビューで眺望することができます。
ビューポイントまではレンタカーでの移動、もしくはフォーゴ湖の見学を含めたツアーやアクティビティが多数あり、参加してアクセスすることが可能となっています。
フォーゴ湖
ポルトガル / サン・ミゲル島
- Miradouro da Serra Barrosa | Agua de Pau, Sao Miguel, Portugal
- +351 966 885 448
■カルデイラ・ダス・セッテ・シダーデス
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カルデイラ・ダス・セッテ・シダーテスは、サン・ミゲル島の北西に位置する小さな村の中にあるカルデラです。大きいカルデラ、小さいカルデラがいくつもあり、水の溜まったカルデラ湖が二つ、南北にひょうたんのようになっています。
北側のアズール湖は青くに見えることから「青の湖」、南側のヴェルデ湖は緑に見えることから「緑の湖」と呼ばれています。またカルデラ湖は「7つの町の湖」の意味を持ち、火山活動により7つの町が破壊されてカルデラになったことがその由来と言われています。
山の上の展望台からは、その神秘的で美しい景観を一望でき天気がよければ大西洋までの雄大な景色を臨むこともできます。別名「王の展望」とも呼ばれているそうです。また、周囲はハイキングやトレッキング、サイクリングができるよう整備されており、湖の上ではカヌーを楽しむこともできます。
カルデイラ・ダス・セッテ・シダーデス
ポルトガル / サン・ミゲル島
- From Ponta Delaga 10 km, Sao Miguel 9240-113, Portugal
- +351 296 206 700
■ファーナス
ファーナスは火山島であるサン・ミゲル島にある成層火山の一つです。ファーナスはいくつものカルデラを形成し、大きなフラスコ湖はファーナスの中で有名な湖です。フラスコ湖の緑に囲まれた美しい景観は絶景です。
また、湖畔では火山活動による地熱を活かした天然温泉が湧いています。その地熱を活かした地熱料理は、この地域の伝統的な料理手法となっています。またカルデラ湖を見るためのビューポイントが作られたり、公園の中で地熱をいかした温水プールに入れたりと、その恩恵で様々なスポットが生まれています。
島にはほかに2つ成層火山がありますが、それらとともに島を代表する湖となっています。
■Parque Terra Nostra
Parque Terra Nostraはサン・ミゲル島ファーナス近くにある自然あふれた公園です。非常に美しく管理されており、利用の場合は入場料が必要です。
とても広い公園で、1日中歩き回れるほどの敷地があります。公園内には世界中の様々な植物や散策道が整備されており、リラックスした時間を過ごすことができます。そして公園の真ん中には、このエリアの恩恵でもある温泉プールが数か所あります。鉄分が多い温水ですので、少し濁っているため白いタオルや水着には注意が必要です。もちろん更衣室もあり、大自然の中で温泉プールを満喫することができる魅力的なスポットです。
Parque Terra Nostra
ポルトガル / サン・ミゲル島 / ファーナス
- Rua Padre Jose Jacinto Botelho | Povoacao, Furnas, Povoacao, Sao Miguel 9675-061, Portugal
- +351 296 549 090
- 10時~18時
- なし
■Poca Da Dona Beija
Poca Da Dona Beijaは火山島であるサン・ミゲル島の天然温泉です。フルナス湖の近くに位置しており、天然温泉と近くの川の水が混じった温水プールが用意されています。施設内には6つの温水プールがあり、少しずつ違った効能となっています。
その中のひとつは硫黄成分が強く、まるで日本の温泉のような香りが漂います。また水は鉄分が多いため濁っているので、白いタオルや水着は色が移ってしまう可能性があり注意が必要です。温水プールには日本でいう露天風呂のように屋外で入ることができます。
入場料はかかりますが、更衣室やトイレは用意があります。23時まで営業しています。
Poca Da Dona Beija
ポルトガル / サン・ミゲル島 / ファーナス
- Lomba das Barracas, Furnas, Povoacao, Sao Miguel 9675-044, Portugal
- +351 296 584 256
- 7時~23時
- 月曜日