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この記事を書いたのは
トラベルブック編集部 正田
- セブは2年ぶり2回目。まったくアクティブに見えないのに、一人でも海外のリゾートに泳ぎに行ってしまう海好きな大人女子。
セブ・パシフィック航空とは?
セブ・パシフィック航空は、セブ島やマニラを拠点とするフィリピン最大の航空会社。国内線は55%、国内貨物は47%の市場シェアを誇るLCC(格安航空会社)です。
2020年2月現在、フィリピン国内線は37路線、国際線は25路線が就航しています。国際航空輸送協会(IATA)の運航安全監査(IOSA)を取得。これは航空業界で最高水準の証です。
関連記事『いざセブ島へ!セブ・パシフィック航空を徹底調査』ではセブ・パシフィック航空を詳しく紹介&レポートしています。
機内食のテーマは「家庭料理」
飛行中は誰もが「旅の途中」。フィリピンと世界をつなぐセブ・パシフィック航空では、フィリピン人に愛されている家庭料理を提供することで、懐かしさや幸せを感じてほしいと考え「フィリピンの家庭料理」が新メニューのテーマとなりました。
行き先によって多少メニューは異なりますが、新メニューは日本を離発着する便を含めたすべての路線で提供されます。
機内食「予約制」のいいところ 1 メニューが多い!
機内食は予約制。出発時刻の24時間前までに、公式サイトから行います。行き先によって1回のフライトにつき、2食~4食まで注文可能です。
フルサービスキャリアの機内食といえば「ビーフ?ポーク?」と2種類から選ぶイメージですよね。セブ・パシフィック航空ではなんと、全9種類から選ぶことができます(3月30日まで。4月中にリニューアル予定)。
機内食「予約制」のいいところ 2 おいしい! 3 ムダがない!
機内食を事前注文式にしたことで「温かくておいしい」食事を「必要なだけ」調理することができます。余計な数を作って廃棄することがないのは、乗客の一人としても気持ちがいいですね。セブ・パシフィック航空では食品廃棄を減らすこの取り組みを、社会貢献として続けています。
ちなみに予約制のメニューの他にも「ファン カフェ」という別メニューから、軽食や飲み物を購入することが可能です。
実食レポ 1 本当に温か……熱っ!?
実際のフライトで、私がフィリピンらしい料理を求めて注文したのは「ビーフ・サルピカオ」。肉好きな私が選んだこちらの一品、期待が高まります。
フライトが朝だったためか、離陸後早いタイミングで機内食の時間に。予約の名前を確認して、注文した品を渡されると……あっ、アツアツ!?アルミ製の容器のためホッカホカの状態で届きます!「温かい」とは知っていましたが、これは思わず喜んでしまう温かさです。
実食レポ 2 コンビニでも売ってくれませんか……?「ビーフ・サルピカオ」
厚切りの牛肉。しっかりと噛みごたえがあるのに柔らかくてジューシー。正直レポートのことを考えて緊張していましたが、一口で「これ好き……」とつぶやいてしまう美味しさでした!
醤油ベースでニンニクが香るお肉×ガーリックライス。攻めています。ニンニク醤油だからか、日本人向けに作られたのかと思ってしまうほど舌に馴染みました。コンビニで売っていたらいいのに!
ちなみにそんなに量は多くないので、色々食べたい方は同行者さんと2人で3つ目をシェアする、という楽しみ方もできると思います。
実食レポ 3 具材盛り盛りが嬉しい甘辛い「チキン焼きそば」
帰りの便で選んだのは「チキン焼きそば」。こちらも醤油が使われていますが、甘酸っぱいお味。フィリピンの料理は甘みを感じるものが多いように思います。知らないはずなのに知っているような……そしてそれが不思議とおいしい!
麺は焼きそばというより、日本のそばのような食感。その上に鶏肉とたっぷりの野菜で麺が埋もれるほど。具だくさんは嬉しいポイントですね。
ちなみに写真右側のアップル・グリーンティは、はじめにりんごジュースの味、後味に緑茶の風味が残るのですが、思いのほかクセになりますよ!
ハラール・ベジタリアンにも対応
新メニュー9種類はすべてハラール認証を受けています。ハラールとは「イスラム法において合法なもの」のこと。ムスリム(イスラム教徒)も安心して食べられます。ベジタリアンメニューもあるので、公式サイトでメニューを選ぶ際に「ハラール」「ベジタリアン」のマークを見てくださいね。
また国際的な衛生管理手法であるHACCP(ハサップ)に基づいて製造されています。栄養成分や商品情報も公開されているので健康志向の方もメニューを選びやすいですよ。
突然始まるクイズ大会「Fun Games」!
機内食の他にもあるセブ・パシフィック航空のお楽しみといえば、クイズ大会「Fun Games」。路線も限られており、お昼の時間帯の飛行中にしか行われませんが、体験したことのない方にはぜひ楽しんでいただきたいコーナーです。セブ・パシフィック航空の限定グッズなどがもらえますよ。
といっても、このイベントは嵐のように始まって終わります。CA(キャビンアテンダント)さんたちが前方に集まり始め、機内販売かな?と思ったときにはイベント開始!
「日本のパスポートを見せてください!」など簡単な内容ですが、「あっ」と思ったときには終わってしまいます。景品のグッズを手に入れるには、ゲーム開始を察知する洞察力と素早く回答する俊敏さがカギとなります!
Wi-Fiレンタル開始でさらに便利に
海外旅行の心配点として、電波状況のことがありますよね。ホテルではFree Wi-Fiが使えることが多いですが、街中に買い物に出たりする際には、Wi-Fiを携帯している方が絶対的に安心です。
セブ・パシフィック航空では2019年12月より、日本からの旅行者向けにCEB Wi-Fi Kitのレンタルが始まりました。
CEB Wi-Fi Kitは4G搭載で最大5つの電子機器に接続できます。スマホ以外にパソコンを使う場合も、家族やお友達と一緒の場合も安心ですね。無制限4G LTEで約1,000円/1日でレンタル可能です。
まだ始まったばかりのこのサービス、現段階ではマニラのニノイ・アキノ空港のみ受け取り・返却可能。セブ島でのレンタル開始が期待されます。
まとめ
機内食がリニューアルされ、Wi-Fiのレンタルも始まったセブ・パシフィック航空。セブやマニラへの旅行の際に利用すれば、楽しく便利な旅のスタート、そして締めくくりになりそうですね。
関連記事『いざセブ島へ!セブ・パシフィック航空を徹底調査』では、機内の様子はもちろん、運行スケジュール、愛らしいマスコットキャラクターなどについてご紹介。
プレスツアーで宿泊した『デュシタニ マクタン セブ』のレポートも合わせてお楽しみください。