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【伝統芸能】盆踊り入門!初心者向け基礎知識をご紹介

更新日: 2023年12月3日

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一遍上人(いっぺんしょうにん)が広めた踊り念仏(おどりねんぶつ)が起源とされる盆踊り(ぼんおどり)。やがて宗教性が弱まり、娯楽性が高まるようになり盆踊りとして独立しました。各地方の特色を備えながら伝承され、現代の盆踊りの原型が出来上がったといわれています。
現在も「阿波踊り」、「西馬音内(にしもない)の盆踊り」などの三大盆踊りをはじめ、多くの盆踊りを各地方で鑑賞することができます。
今回はそんな盆踊りについての基本的な情報、歴史、注目の盆踊り、ゆかりの土地など、初心者の方にも役立つ情報をまとめました。

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盆踊りとは?意外に知らない基本情報を見てみよう!

盆踊りとは、祖霊や精霊、死者を供養するための行事で、「盆踊り唄」に合わせて踊ります。老若男女誰でも踊りに参加できる形のものと、限定された舞手が踊る形のものがあります。
誰でも参加できるタイプの場合、会場の中央にやぐらを立て、その周囲を回りながら踊る形が一般的。かつては娯楽的な役割に加えて、集落内の結束を強める働きもあったといわれています。なかには町内会などによる祭りの行事としてだけでなく、阿波踊り、エイサーなどのように全国的な広がりをみせた人気の盆踊りも誕生しました。
最近では、名古屋で行われる「スリラー盆踊り」などの新しいスタイルの盆踊りにも注目が集まっています。

盆踊りを広めた人って?気になる「一遍上人」について

盆踊りの源流ともいわれているのが、踊り念仏です。念仏を唱えながら踊る伝統芸能で、さまざまな形で全国各地に広がりました。平安時代に空也上人が始めましたが、鎌倉時代に一遍上人が広めたことで知られています。
時宗(じしゅう)の開祖であった一遍上人は、諸国遊行(ゆぎょう)しながら踊り念仏を行ったとされ、その遊行集団は民衆に熱狂的に迎えられました。「一遍聖絵(いっぺんひじりえ)」には、一遍上人を一躍有名にした踊り念仏として、神奈川県片瀬の浜の地蔵堂での様子が描かれています。踊り念仏の姿を、沿道を埋め尽くす多くの人々が拝む様子は、その影響力の大きさを物語っているといえるでしょう。

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いつからあったの?盆踊りの歴史をたどってみた!

盆踊りの起源として考えられているのが「踊り念仏」です。やがて、念仏を唱える「信仰」が主体の形態から、「踊り」そのものが主体となる形態(念仏踊り)にシフトしていきました。
初期の盆踊りは、念仏踊りの流行の中から誕生したと考えられています。内容としては、お盆の夏の時期における念仏踊りの一種で、記録されている中では奈良県が最初とされています。
鎮魂の意味合いを求める信仰によって流行をみせた念仏踊りでしたが、やがて宗教性が弱まり、娯楽性が高まるようになり「盆踊り」として独立。各地方に伝わり、現代に通じる盆踊りの原型ができあがりました。

いま有名な「鳳蝶美成」さんてどんな人?

鳳蝶美成(あげはびじょう)さんは、日本各地の盆踊りや民謡の指導を行う日本民踊「鳳蝶流」を設立。日本盆踊り協会の顧問のほか、日本民謡協会の教授などを務めています。「盆踊りを後世に引き継いでいきたい」との思いで多くのメディアにも登場。最近では携帯電話会社のCM「三太郎音頭」で振付けを担当するなど、大きな話題になりました。
2013年からは「中野駅前大盆踊り大会」を開催。民謡の生演奏による盆踊りのほか、J-POPを使用した盆踊りなど、新しい取り組みで盆踊りの間口を広げる活動を行っています。
「東京音頭」「炭坑節」などの定番曲から、「中野音頭」、「河内音頭」、「鹿児島おはら節」などの地域に根付いた曲まで、幅広い曲を選曲。そのほか、サザンオールスターズの「希望の轍」を炭坑節で踊る、Perfumeの「Baby Cruising Love」は相馬盆唄で踊るなど、若い方にも親しみやすさを感じる企画が人気をよんでいます。

これであなたも盆踊りマスター!注目の阿波踊りをご紹介

日本の代表的な盆踊りのひとつが、徳島県で行われる「阿波踊り(あわおどり)」。「踊る阿保に見る阿保、同じ阿保なら踊らにゃ損損」のフレーズが有名です。
毎年、お盆の時期に徳島市内中心部の公園や通りなど、複数の会場および各地の街角で行われ、徳島中が熱気に包まれます。
日本三大盆踊り、四国三大祭りの代表的な存在として知られ、踊り子や観客数は国内最大規模を誇る阿波踊り。400年以上の歴史を持つ、日本伝統芸能のひとつです。

JR徳島駅周辺

088-677-3710(阿波おどり運営事務局)
https://www.awaodori.tokushima.jp/

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