草津温泉は、江戸時代の儒学者である林羅山が、日本三名泉のひとつとして賞賛したことで広く知られるようになり、当時の温泉番付でも最高位の東大関に格付けされた日本を代表する温泉地です。
今回は東京から草津温泉への行き方をわかりやすく比較してみました。特急草津を利用すれば車内で季節限定の駅弁を味わうこともできますし、高崎線の鈍行列車を利用すれば各駅ごとに異なる発車メロディーを聞き比べることもできます。高速バス「上州ゆめぐり号」を利用すれば、乗り換えの必要がないので、ゆったりとしたシートで眠っている間に到着することができます。
最適な行き方が見つかったら、時刻表で発車時刻を調べてからお出かけください。
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■草津温泉ってどこにある?
草津温泉は北関東の群馬県吾妻郡草津町にあります。群馬県では北西部にあたり、草津白根山を越えれば長野県です。県の真ん中あたりを流れる渋川から吾妻川の谷を西に入り、さらに山の中腹に登ったところにあります。
奥まった場所にあるだけに、アクセスは少し不便ですが、だからこそといえる深い自然が残っています。
■電車での行き方
特急+バス
片道 約3時間/5,800円
上野駅
↓ JR特急草津(約2時間半)/5,130円
↓
長野原草津口駅
↓ JRバス関東(約25分)/670円
↓
草津温泉バスターミナル
特急草津は、主に上野駅〜万座・鹿沢口駅間をJR東北本線・高崎線・上越線・吾妻線経由で運行している特急列車です。列車名は草津温泉が由来となっていて、現在は全区間7両編成で運転しています。
草津温泉まで特急草津号で行くと、東京から約2時間30分で草津温泉の最寄り駅である長野原草津口駅に到着します。
季節に応じた食材を使ったお弁当を販売する季節のおこわシリーズの中で、春に味わえるのが「たけのこおこわ弁当」です。
国産もち米100%を使用したおこわの上に大きなたけのこがトッピングされていて、その食感と風味を楽しめます。他にも、玉子焼やさわら西京焼、蓮根・こんにゃくの煮物などが添えられています。
鈍行+バスでの行き方
片道 約3時間半/3,610円
上野駅
↓ JR高崎線(約1時間45分)/2,940円
↓
高崎駅
↓ JR吾妻線(約1時間20分)
↓
長野原草津口駅
↓ JRバス関東(約25分)/670円
↓
草津温泉バスターミナル
高崎線は、埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅から群馬県高崎市の高崎駅までを結ぶ、JR東日本の路線です。
日本初の私鉄である日本鉄道の第1期線として、明治16年(1883)に上野〜熊谷間で仮営業を開始したのがはじまりで、開業から130年の歴史があります。発車メロディーの種類もとても豊富で、各駅に停まるたび異なるメロディーを楽しめます。
■新幹線+バスでの行き方
片道 約2時間45分/6,520円
東京駅
↓ JR新幹線あさま(約1時間)/5,850円
↓
高崎駅
↓ JR吾妻線(約1時間20分)
↓
長野原草津口駅
↓ JRバス関東(約25分)/670円
↓
草津温泉バスターミナル
あさまは、JR東日本が運営する特別急行列車で、主に東京駅〜長野駅間で運行しています。長野オリンピックの開催に先立ち、平成9年(1997)に長野市への交通アクセスとして誕生しました。列車名は、群馬・長野の県境に位置する浅間山(あさまやま)に由来しています。
現在、東京〜長野間を最速1時間23分で結び、年間で約950万人の利用者を運んでいます。
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■バスでの行き方
■直通バスの場合
片道 約4時間15分/3,200円
新宿駅南口
↓ JRバス関東 上州名湯ゆめぐり号(約4時間15分)/3,200円
↓
草津温泉バスターミナル
上州ゆめぐり号(東京・新宿~草津温泉)の時刻表は
こちら
JRバス関東が運行する新宿と草津温泉とを約4時間で結ぶ高速バスです。途中、伊香保温泉や川原湯温泉など群馬県の温泉地を経由します。
一部の便を除き、通常は前方2列に横3列シート「Gシート」が装着された「プレミアムコーチ」車両で運行されています。3200円と電車の半分程度の運賃で利用でき、乗り換えの必要もないのでとても便利です。
■車での行き方
伊香保経由
片道 約2時間半/3,000円
関越道練馬IC
↓ 関越道(約1時間20分)/3,000円
↓
渋川伊香保IC
↓ R343・145
↓
長野原(大津)
↓ R292(約1間4分)
↓
草津温泉
首都圏からも日帰りでいける温泉地として人気の「伊香保温泉」。
源泉地にある公共の伊香保温泉露天風呂や、橋の朱色が紅葉や新緑に美しく映える人気の写真スポット「湯元・河鹿橋」や、365段続く石段の両側に、旅館やホテル、食事処や土産物店が並び、伊香保温泉のシンボルとなっている石段街など人気の観光スポットがたくさんあります。
軽井沢経由
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片道 約3時間20分/3,550円
関越道練馬IC
↓ 関越道(約1時間40分)/3,550円
↓
藤岡JCT
↓ 上信越道
↓
碓氷軽井沢IC
↓ R18・R146・292(約1時間40分)
↓
草津温泉
夏は避暑地として、冬はウインタースポーツを楽しめる場所として人気の軽井沢。
約26万㎡の広大な敷地に250店舗以上のショップが立ち並ぶ軽井沢アウトレットや、トリックアートの世界を楽しみながら、見て・触って・写真を撮ることもできる「旧軽井沢森ノ美術館」、軽井沢の鹿鳴館とも呼ばれ重要文化財にも指定されている「旧三笠ホテル」など、観光的な見どころがいっぱいです。
■草津温泉バスターミナルから温泉街(湯畑)への行き方
草津温泉街の中心地にあり、草津温泉のシンボルでもある湯畑までは、草津バスターミナルから徒歩5分ほどで到着できます。
草津温泉バスターミナルの信号を湯畑方面に進み、100mほど歩くと、右手に「ちちや まんじゅう店」が見えるのでそのまま通り越します。さらに100mほどまっすぐ進むと前方に湯畑が見えてきます。近くには有料の駐車場もあります。