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【オーストリア】ウィーン・ベルヴェデーレ宮殿のバロック芸術を楽しみたい!見どころとおすすめ作品とは

ベルヴェデーレ宮殿は、オーストリアのウィーン歴史地区というユネスコの世界遺産の中の一つとして登録されています。上宮と下宮という2つのバロック建築があり、その間に美しい庭園が広がります。歴史的建物やクリムトの絵画など見どころが満載です。今回は、そのベルヴェデーレ宮殿への行き方やアクセス、チケット料金や入場料を含めた観光するときに役立つ情報を紹介します

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ベルヴェデーレ宮殿の歴史

ベルヴェデーレ宮殿は、オーストリアの総司令官であったプリンツ・オイゲンが当時の代表的な建築家に夏の離宮として造らせたバロック様式の宮殿です。1716年にオイゲンの住まいがあった下宮が、1723年に迎賓館として使われていた上宮が建てられました。1752年にマリーアントワネットの母親であり、オーストリアの女帝と言われたマリア・テレイザに売却されました。現在は、オーストリアでも2番目に大きい美術館として、19~20世紀末美術を代表する画家の作品を多く展示しています。

ベルヴェデーレ宮殿へ入場するには

まずは開館時間や入場料、チケットやファストパスの予約などの確認ですね。開館時間は10:00~18:00ですが、休館日はないので、時間だけ気をつければしっかりと見学ができます。入場料は、大人が15ユーロで、シニアと学生はそこから割引が適用されます。子供(18歳以下)は無料です。当日は必ず年齢確認のできるパスポートを持参しましょう。

ベルヴェデーレ宮殿のチケットはどうすればいいの?

ベルヴェデーレ宮殿のチケット売り場は西側ゲートの隣にあり、すぐにわかります。もちろんチケットはベルヴェデーレ宮殿公式サイトからも事前予約できますが、チケット売り場で簡単に購入できるので、大変混みあう11時と14時を避ければあまり並ばずに購入できます。なおチケット売り場には、日本語のパンフレットが用意されているのでしっかり貰っておきましょう。

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ベルヴェデーレ宮殿の見どころ

上宮はベルヴェデーレ・オーストリア美術館

上宮の美術館は、地下1階から2階までの4フロアになっていて、お目当ての作品は見つけやすく見学しやすい構成となっています。グスタフ・クリムトの作品は1階に展示されています。特にクリムトの「接吻」が上宮の目玉なのですが、レプリカと撮影できる部屋があります。人気の展示物なので、たくさんの観光客が撮影しています。クリムトって誰?と全く興味がない人でもファンになってしまうくらい色彩が魅力的で引き込まれますよ。旅の記念にぜひ一枚どうぞ。

クリムトの作品を堪能しましょう

上宮美術館にある、クリムトの作品の中でも彼の代表作である「接吻」がメインの作品です。ベルヴェデーレ宮殿は、世界一たくさんのクリムトの絵が見れる美術館としてとても有名です。全部で24作品という数のクリムト作品を一度で堪能することができます。「接吻」(The Kiss)は1908年に作成したもので、クリムトが亡くなる10年前の作品なのです。抱き合うふたりの男と女が綺麗な金箔で描かれていて、とても煌びやかなキスシーンはとても幸せそうに見えますが、実は二人が抱き合っているのは断崖絶壁であるというサスペンス的な謎めいた絵画でもあります。

エゴン・シーレの作品など人気絵画が多数ある

https://commons.wikimedia.org

同じく上宮では、クリムトと並ぶほどの人気画家のエゴン・シーレの作品もあります。エゴン・シーレはクリムトと同じウィーン工芸学校を卒業後、ウィーン美術アカデミーに進学し、そこでクリムトと出会いました。アカデミーを退学し、クリムトの弟子として可愛がられたとされています。作品の路線は全く違いますが、2人の作品を合わせて観る機会もここしかありません。それから意外と人気があるのは、教科書で一度は目にしたことがあるジャック・ルイ・ダヴィッドの「ナポレオンの騎馬像」です。日本人にはとてもなじみがあるので、ここにあるのかと嬉しく感じるでしょう。他作品も含めて全体的に満足できる内容です。

バロック建築と美しい庭園

下宮は上宮と比べるとデザインがシンプルです。下宮にはオイゲン公の豪華な居室や、中世の美術品などがあります。下宮殿は上宮殿に比べてきらびやかさはないものの、中に入るとグロテスクの間・ゴールドの部屋など上宮殿にはない美しさが見られます。庭園は見事な幾何学模様の、綺麗な左右対称のデザインで作られている大変美しい庭園が広がります。多くの噴水や彫刻があるシンメトリーなバロック調となっており、真っ白な女性とライオンがミックスしたスフィンクス像が出迎えます。庭園には日差しを避ける場所がほとんどないので、特に夏に訪れる場合は日焼けや熱中症に注意して下さいね。

ベルヴェデーレ宮殿を鑑賞する所要時間

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ベルヴェデーレ宮殿上宮だけを見学するなら2時間くらい、庭園も散策するなら2時間半位が目安となります。ですから、例えば午前中にベルヴェデーレ宮殿を全部見てから、お昼は上宮1階にあるカフェ・レストラン「Menagerie」で食べてから、午後にまた別の場所に移動するということも可能です。

ベルヴェデーレ宮殿へのアクセス

ベルヴェデーレ宮殿はウィーンの中心部なので交通の便は充実していて、トラムや徒歩などで簡単に行くことができます。もちろん電車でも地下鉄からでもいいですよ。トラムで行くならシュロス停留所、またはクヴァルティア停留所で降りて下さい。徒歩では約10分。ウイーン中央駅からです。一番楽に行けるのは、やはりトラムでしょうか。わかりやすいですね。おすすめはチケット売り場側で、シュロス停留所で降りるといいでしょう。

ベルヴェデーレ宮殿

オーストリア / ウィーン

Rennweg 6A, 1030 Wien, Austria
+43 1 795570
木〜火10:00〜18:00、水10:00〜21:00
無休
https://www.belvedere.at/

ベルヴェデーレ宮殿と合わせて行ける場所

世界一美しい図書館・オーストリア国立図書館

ベルヴェデーレ宮殿で楽しんだ後は、オーストリア国立図書館に行ってみましょう。ベルヴェデーレ宮殿の西側ゲートから出て、トラムのシュロス・ベルヴェデーレ停留所に移動しトラムD番に乗り、カールスプラッツ駅まで行きます。そこからは徒歩8分の国立図書館に向かいます。まずはケルントナー通りを北に歩いていき、その後ケルントナー通りにきたら左に曲がりアウグスティーナ通りをしばらく歩くと、国立図書館に到着です。

建物の前はヨーゼフ2世の像が立っているヨーゼフ広場があるので、像を目指して進みましょう。中央入口から入り、チケットを8ユーロで購入して下さい。左側の入口から階段を登ると「プルンクザール」と呼ばれるとても豪華な広間があります。世界一美しい図書館というだけあって、なんという絢爛豪華さ!映画のワンシーンに出てくるような幻想的な空間が広がります。約20万冊に及ぶ蔵書や、古い書籍がビッシリ詰まった書棚はとても雰囲気があり、圧倒されますよ。

オーストリア国立図書館(プルンクザール)

オーストリア / ウィーン

Josefsplatz 1, 1015 Wien, Austria
+43 1 53410
10:00-18:00 ※火は14:00-18:00
https://www.onb.ac.at/

ベルヴェデーレ宮殿のオプショナルツアーがオススメ

オプショナルツアーとして、ウィーンで人気の2大美術館へご案内する「ベルヴェデーレ宮殿+ウィーン美術史美術館」のツアーがあるので紹介します。日本語ガイドがポイントをおさえて案内しながら、午前中に市電でベルヴェデーレ宮殿と美術史美術館へ移動し、見学します。最後は美術史美術館で解散となっています。

美術史美術館で特に有名なのは、世界最多のブリューゲルのコレクション。中でも『雪中の狩人』や『バベルの塔』は見ごたえ十分です。その他にもフェルメール、ラファエロ、クラーナハ、ルーベンスなどの傑作が目白押しです。午前中にこれだけの2つの美術館がサッと周れるのは、ツアーを利用する価値がありますね。
美しい建物と有名な美術作品を揃えた宮殿はオーストラリア世界遺産に認定されています。観るもの全てがバロック時代を思わせるすばらしいものばかりです。是非記事を参考に足を運んで訪れてみて下さい。世界遺産ウィーンにあるベルヴェデーレ宮殿で観光を満喫しましょう。

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世界遺産+音楽の都!ウィーン歴史地区の見所&アクセス情報まとめ

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【ウィーン】シュテファン大聖堂周辺の観光スポットおすすめ20選!芸術と文化の街へ

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ウィーンのシンボルシュテファン大聖堂は、市内の旧市街中心部に建つゴシック様式の大聖堂で、地下鉄のシュテファンプラッツ駅からすぐの場所にあります。 12世紀に建設が始まったシュテファン大聖堂はその後幾度か改築され、現在はオーストラリアを代表するゴシック建築の1つ。モーツアルトの結婚式が行われた場所、ハプスブルク家の墓所としても知られています。 大聖堂には4つの塔がありますが、特に天高くそびえる南塔の高さは約136m。合計343段の階段を使って塔に登ればウィーン市街を見渡すことができます。また、大聖堂の内部も天井が高く、多くの柱や美しい彫刻が大変印象的です。今回はそんなシュテファン大聖堂周辺の見どころについて紹介します。

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【ウィーン】国立オペラ座周辺の観光スポットおすすめ24選!充実した旅行を!

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国立オペラ座はウィーン旧市街にあるオペラの殿堂。世界三大オペラ劇場の1つに数えられ、音楽の都ウィーンの象徴として世界中のオペラファンが憧れる歌劇場です。 国立オペラ座では年間60以上のオペラやバレエのプログラムが公演されており、その幅広いレパートリーも特徴。ウィーン旅行では本場のオペラを鑑賞したいという人は事前に公式サイト等でチケットを手配しておくと良いでしょう。 また、観劇には興味がないという人もネオルネッサンス様式のオペラ座の豪華な建物は一見の価値があります。内部のガイドツアーには日本語も用意されていて、日本人旅行者にもおすすめです。今回は、そんな国立オペラ座周辺の見どころについて紹介します。

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【ウィーン】ベルヴェデーレ宮殿周辺の観光スポットおすすめ24選!充実した旅行を!

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ハプスブルク家に仕え、多大な功績を残した軍人、プリンツ・オイゲンの夏の離宮として18世紀前半に建てられたベルヴェデーレ宮殿。迎賓館として使用された華やかな上宮と、オイゲン公の住まいであった下宮の2つの宮殿、広大な庭園から構成されています。 現在は美術館として公開されており、特に上宮にある世界最大のグスタフ・クリムトのコレクションが有名。ここにはクリムトの代表作「接吻」も展示されており、世界中から名画を鑑賞しようと多くの人が訪れています。 ベルヴェデーレ宮殿はウィーン中央駅からは徒歩10分ほどで、中心市街地からはトラム等で簡単にアクセスできます。今回は、そんなベルヴェデーレ宮殿周辺の見どころについて紹介します。

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【オーストリア】ウィーンウエストバーンホフ駅周辺でおすすめの観光スポット20選!美食の国を味わおう!

ウィーン - 寺院・教会,広場・公園,文化遺産,モニュメント・記念碑,城・宮殿,市場・夜市

ウィーンウエストバーンホフ駅は、オーストリアの首都・ウィーンの主要駅です。 地下鉄UバーンのU4とU6の駅になっており、構内はウィーン西駅とつながっています。鉄道への乗り換えや、空港バスへの乗り換えなどに便利な駅になっており、海外からの観光課客を含めたたくさんの人が利用し、賑わいを見せています。駅構内には、スーパーやカフェなども入っており、旅行に必要な商品から日用品までそろっているので大変便利。カフェもテイクアウトが可能なので、電車の中での食事なども購入できます。 今回は、そんなウィーンウエストバーンホフ駅周辺の見どころについて紹介します。

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【ウィーン】カールス教会周辺にあるおすすめ観光スポット23選!優雅なひとときを♪

ウィーン - 文化遺産,モニュメント・記念碑,城・宮殿,寺院・教会,市場・夜市,広場・公園,史跡・遺跡,旧市街・古い町並み

カールス教会は18世紀に皇帝カール6世の命で建てられた教会で、リング通り沿いのカールス広場の南側にあります。 大きな緑色のドーム屋根と2つの円柱を有する外観が特徴的なこの教会は、ウィーンの中でも最も重要なバロック建築の1つ。大理石の柱やレリーフ、天井フレスコ画で飾られた内部は息を呑むほど壮麗な美しさです。 カールス教会は現在天蓋部の修復工事中で、観光客も工事用のエレベーターを使って天井近くまでのぼり、天井のフレスコ画を間近に見るという貴重な体験ができます。また、同教会では定期的に夜のコンサートが行われ、モーツアルトの『レクイエム』やヴィヴァルディの『四季』等の曲目が楽しめます。今回は、そんなカールス教会周辺の見どころについて紹介します。

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【ウィーン】シェーンブルン宮殿周辺にあるおすすめ観光スポット8選!優雅なひとときを♪

ウィーン - 文化遺産,城・宮殿,広場・公園

ウィーン郊外にあるシェーンブルン宮殿はハプスブルク家の夏の離宮として17世紀に建造され、18世紀には女帝マリア・テレジアの命で大改装が行われました。外観はバロック様式、内部はロココ調の豪華絢爛なこの宮殿には1400室以上もの部屋があり、その内公開されているのは40室ほど。ウィーン会議の会場となった大広間や、6歳だったモーツアルトが演奏したという鏡の間などが主な見どころです。 華麗な宮殿の建物に加え、宮殿背後のフランス式庭園も必見。広大な庭園内には温室や迷路、日本庭園、動物園などが立地し、ゆっくりと散策を楽しめます。今回は、そんなシェーンブルン宮殿周辺の見どころについて紹介します。

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【オーストリア】ウィーン分離派会館周辺にあるおすすめ観光スポット20選!優雅なひとときを♪

ウィーン - 文化遺産,寺院・教会,史跡・遺跡,市場・夜市,広場・公園,城・宮殿

ウィーン分離派会館は、1897年にグスタフ・クリムトが中心となって結成した芸術家のグループ「ウィーン分離派」の芸術家たちによって建てられた展示会館です。 ヨーゼフ・マリア・オルブリッヒによって設計がされた建物になっており、ウィーンの中心部から南に少しはじれた場所に位置しています。月桂樹の葉による球形「金のキャベツ」は、ウィーン分離派のシンボルで、遠くからでも見ることができます。館内では、毎年20展ほどの展覧会が開催され、最先端の現代美術を見ることができます。 今回は、そんなウィーン分離派会館周辺の見どころについて紹介します。

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