おすすめの高級そうめん！人気9選

安価なものも含めるとたくさんの商品が流通しており、こだわらなければたやすく入手できることの多いそうめんですが、数百年昔の製法に沿って作られる「手延そうめん」をはじめとする高級そうめんは日本において歴史ある食べ物のひとつ。安価な機械式製法のそうめんに比べて作るのに手間も時間もかかる手延そうめんをひとたび口にしてみれば、一般的なそうめんとは全く別物ともいえるコシ、喉越し、旨味に驚く人が多数。冷たくしても温かくしても美味しい高級そうめんは、贈答やギフト用としても最適です。
今回は、個性豊かな高級そうめん10選をご紹介します。

高級そうめんの製造法

日本では播州（兵庫）、三輪（奈良）、小豆島の3大産地をはじめとするそうめんの産地があります。高級そうめんの定義の一つの目安として、製法が量産タイプの「機械式製麺」でなく「手延式製麺」であることが挙げられます。手延そうめんは400〜600年前から受け継がれる伝統的な製法により作られ、コシの強さや喉越しなどが秀逸であるという特徴があります。

高級そうめんの選び方

スーパーなどで見かける商品の中では有名産地の名を冠した低価格製品も多いですが、その多くは「機械製麺」。高級そうめんの代表的存在である手延そうめんは手間がかかるぶん、商品価格が高価です。このように1つの判断基準としては「価格」がありますが、名産地の商品であれば「組合」に属しているかどうかも判断材料になります。

そうめんのおいしい作り方

「沸騰したお湯を使い」、「指定の時間をきちんと計って茹で」、「最後に氷水で締める」という3つの大きなポイントがあります。また、そうめんには製造工程で油を使うものがほとんど。茹で上げ後にはしっかりともみ洗いをし、余分な油を落とすことも大切です。とはいえ、そうめんは水にさらす時間が長いと風味が落ちてしまいます。手早い作業を心がけましょう。

おすすめの高級そうめん！人気9選をご紹介！

■揖保乃糸 特級品（黒帯）

おすすめの高級そうめん！人気9選、1番目は 「揖保乃糸 特級品（黒帯）」です。
揖保乃糸特級品【黒帯】は揖保乃糸の中でも高級品のため、ギフト用にもおすすめです。
上質な小麦粉を使用し、12月から2月までの厳冬期のみ製造します。より細く仕上げるため、熟練した職人が製造し、麺の太さは0.65〜0.70mm（上級品は0.70〜0.90mm）になり、細く滑らかで上品な味わいが特徴的です。

■揖保乃糸 上級品（赤帯）

おすすめの高級そうめん！人気9選、2番目は 「揖保乃糸 上級品（赤帯）」です。
揖保乃糸上級品【赤帯】は昔ながらの二日間製法を守り、丁寧に作られているので、麺のコシ・歯ざわりの良さが味わえます。麺の太さは0.70〜0.90mmで、50g（1把）あたりに約400本のそうめんが入っています。
揖保乃糸全生産量のおよそ80%を占め、最も人気のある商品のため、大手スーパーや高級食料品店に置いてあることも多く、入手しやすいです。

■揖保乃糸 縒（より）つむぎ

おすすめの高級そうめん！人気9選、3番目は 「揖保乃糸 縒（より）つむぎ」です。
揖保乃糸 縒（より）つむぎは国内産小麦を使い、国内麦特有のもちもちした食感と小麦本来の風味が特徴で、ゆがいた後の麺の艶も良いです。麺の太さは0.70〜0.80mmと上級品よりやや細く、50g（1把）あたりに約400本のそうめんが入っています。
食欲のない方や療養中の方でもあっさりとしていて食べやすいと評判です。

■三輪山本 白龍

おすすめの高級そうめん！人気9選、4番目は 「三輪山本 白龍」です。
三輪山本白龍は独自の伝統技法によりつくりあげ、更に食味を増すためにじっくりと熟成させた極細手延べそうめんです。10g当りの線状は約130本、直径約0.60mmとかなり細い素麺ですが、コシ等旨味を充分に追求した製品で、5年連続でモンドセレクション最高金賞を受賞しています。
ギフト用として、また各地の料亭等でも高級そうめんとして重宝されています。

■三輪山本　白髪

おすすめの高級そうめん！人気9選、5番目は 「三輪山本　白髪」です。
三輪山本白髪は直径約0.30mm、10gあたりの麺線は約300本と、そうめんの細さの限界に挑戦した逸品です。限られた腕の良いそうめん師だけが造ることのできる希少価値の高い「超極細麺」です。その細さゆえの優雅な舌触りと喉越しは、数あるそうめんの中で類を見ないものです。極細のそうめんが好みの方にぜひおすすめしたい商品です。

■島の光 赤帯

おすすめの高級そうめん！人気9選、6番目は 「島の光 赤帯」です。
瀬戸内・小豆島に手延素麺づくりの技が伝えられたのは約400年前のこと。小豆島の特産品であるこちらは、白糸のような細さが特徴の手延そうめんです。厳選された小麦粉、食塩、ゴマ油を使用し、喉越しの良さ・麺のコシ・小麦本来の香りや風味などのバランスが完璧。高級そうめんの代名詞的存在である「揖保乃糸」に似た印象です。

■島原手延素麺 郷の白糸

おすすめの高級そうめん！人気9選、7番目は 「島原手延素麺 郷の白糸」です。
長崎県の南島原市で生産される島原手延そうめんは、手延そうめんの全国シェアの3割を占めています。一説にはそのルーツは遣唐使時代に遡るといわれています。時間をかけて丁寧に熟成させながら作ることによって、茹で伸びしにくくしっかりとした歯ごたえがあり、小麦の豊かな味と香りが生きた一品。こちらもコシの強さが特徴で、炒め物や鍋の〆にも適しています。

■半田手延べそうめん

おすすめの高級そうめん！人気9選、8番目は 「半田手延べそうめん」です。
多数の支持を集めるこちらの製品の特徴は1.3㎜〜1.7㎜くらいの麺の太さとコシの強さ。ひやむぎを想起させる麺の太さですが、ひやむぎにはないコシがあり、噛みしめるごとに感じられる味わいは格別。もちもちとした食感と小麦独特の甘みが生きた味わいとが人気です。太麺なのでしっかりしためんつゆや汁にもよく合います。

■大門素麺

おすすめの高級そうめん！人気9選、9番目は 「大門素麺」です。
四角い包みの中に入った丸く束ねられた麺が特徴的な大門素麺は、約160年以上前よりの伝統製法にて作られる富山県・砺波地方の名産品。乾燥した空気に満ちた真冬の真夜中に仕込まれ、何度も何度も捏ね合わされて作られる麺はコシが強く、風味豊か。半生状態から丸めて本乾燥されていることにより独特の味わいが出るといわれています。

まとめ

たくさんの商品が出回っているそうめんですが、数百年も前からの伝統的な製造法をかたくなに守って作られ、通常のものとは価格帯が異なる高級そうめんの味は格別です。今回は、機械ではなく人の手で手間暇かけて作られる手延そうめんをメインにご紹介しました。冷たくしても温かくしてもおいしいそうめんはギフトにも最適です。選ぶ際の参考にしてみて下さいね。

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