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オマハビーチの見どころや行き方を紹介!合わせて行きたいおすすめスポットも

フランスの首都パリの西、約260kmほどの場所にあるオマハビーチは、普段あまり人が多くない静かなビーチですが、第二次世界大戦のときには非常に重要な作戦が行われた場所でもあります。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、第二次世界大戦の際には欧州戦線の行方を決定することにもなった、連合軍のノルマンディー上陸作戦の最初の上陸地が、ここオマハビーチになります。

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更新日: 2024年4月20日

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オマハビーチの歴史について

1944年6月6日、アメリカを中心とする連合軍がノルマンディー上陸作戦を敢行し、この地を防衛していたドイツ軍と激しい戦闘をくりかえしました。最終的に、300万の軍隊が動員され25万人の命が失われた激戦となりました。作戦当時にイギリス首相を務めていたウィンストン・チャーチルが「疑う余地なく、これまでで最も複雑で困難」と語るほどすさまじい作戦でした。今では当時の面影を残す要塞や大砲の跡が残るほかは、あまり観光客が訪れることもない静かなビーチです。「史上最大の作戦」や「プライベート・ライアン」の映画の舞台としてロケが行われ、世界中の人に当時の様子を伝えました。

オマハビーチの入場料・チケット入手方法

オマハビーチは、一般の人が海水浴や日光浴を楽しむ場所なので、特に入場料を支払う必要はありません。周辺にある記念館に入場する場合には、それぞれの入場料が必要になります。

オマハビーチのみどころ

のんびりとしたオマハビーチですが、ビーチでのんびりするだけでなく周囲のおしゃれなカフェやレストランに立ち寄る人も多くいます。
また、ノルマンディー上陸作戦の戦没者墓地や記念館などもあるので、是非立ち寄って歴史を振り返ってみたいものです。

オマハ・ビーチ

のどかで美しいビーチが広がり、第二次世界大戦当時に激しい戦闘が繰り広げられ多くの人の尊い命が失われた場所とは思えない静けさです。満潮の際は場所によってはビーチがあまり広くないですが、穏やかな海に広がるビーチでは、観光客を中心に多くの人がおもいおもいの時間を過ごしています。

オマハ・ビーチ・ビジターセンター

ノルマンディー上陸作戦の様子や、当時の兵士の遺品などが飾られている博物館です。当時の様子を写した貴重な写真や、兵士が実際に身につけていたものなど、聞くだけでなく実際に歴史上の出来事の様子を目の前で感じることができます。作戦当日、いわゆるD-DAYの様子を時系列にしたパネルもあり、作戦決行当日の様子が詳細に書かれています。

ノルマンディー米軍英霊墓地

オマハ・ビーチ・ビジターセンターの脇にある、ノルマンディー上陸作戦で戦死した、連合軍兵士の墓地です。
広大な土地に広がる墓地ですが、綺麗に並べられた9,387の真っ白な十字架の周りも自由に歩くことができるので、なくなった日付や国籍などを見ながら回ることができます。残念ながら身元が分からず、名前の記されていない十字架もあり、戦争の悲惨さを感じることができます。また周囲のフェンスには、当時この地で戦死したものの身元が分からない人の名前も刻まれています。

オック岬

オマハ・ビーチとユタ・ビーチのあいだにあるオック岬は、断崖絶壁の丘の上にありとても眺めの素敵な場所です。ただ、ノルマンディー上陸作戦当時はオック岬周辺は多くのドイツ軍兵士達に強固に武装されていたため、連合軍がこの地を破ることができるかが作戦を成功させるための鍵だといわれていました。アメリカ軍第2レンジャー大隊をしのぶ記念碑が建てられてるほか、ドイツ軍の砲台跡やドイツ軍の掩体壕さらには生々しい砲撃によりできた大きな穴など、当時の状況が今でも残る箇所がいくつもあります。
素晴らしい景色を眺めながら、ゆっくりと歴史を振り返れるスポットです。

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観光にどれくらいの時間がかかる?

オマハビーチに行く場合、アトラクションではないのでビーチに滞在する時間などにより所要時間は大きく変わります。個人で行く場合には時間の使い方もその人次第になりますが、パリなどから出ている観光ツアーで出かける場合の目安となる時間としては、13時間ほどになります。

オマハビーチーへのアクセス

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オマハビーチ周辺は、あまり公共交通手段が発達していないため、日本人が旅行をする際に個人で行くのは容易ではありません。よって観光でオマハビーチへ出かける際には、電車やバスなど限られた交通機関を利用することになります。電車で出かける場合には、SNCF急行Intercitesで「Paris St-Lazare」から「Bayeux」で下車します。そのあとバスに乗換て「Bayeux」から「Colleville-sur-Mer」にて下車するという方法があります。

それ以外には、車の運転ができる人であればレンタカーを借りて、ドライブがてらオマハビーチへ向かうという方法もあります。
3時間ほどの道のりですが、レンタカーを使うことでオマハビーチだけでなく周辺の観光地にも気軽に立ち寄ることができます。

オマハビーチ

フランス / その他の観光地

Avenue de la Libération, Saint-Laurent-sur-Mer, France
http://www.musee-memorial-omaha.com/

合わせておすすめの観光スポット

オマハビーチへ出かけるのであれば、是非とも近隣の観光地にも立ち寄ってみたいところです。あまり観光開発されていないオマハビーチ周辺ですが、そんな中でも是非とも合わせて訪れたい、おすすめスポットを紹介します。

ユタビーチ上陸博物館

ユタビーチ上陸博物館は、ドイツ軍によって作られた、トーチカ跡に建てられている博物館で、ノルマンディー上陸作戦当時の展示品やドキュメンタリー映画、更にはB26の展示などが行われています。

それ以外にもLCVP上陸用舟艇など、実際に上陸作戦で使用されたものや砲台跡など、当時の様子を知る手掛かりになるものをたくさん見る事ができます。

ユタビーチ上陸記念ミュージアム

フランス / その他の観光地

Musée du Débarquement de Utah Beach, La Madeleine, 50480 Sainte-Marie-du-Mont, フランス

カン平和記念館

オハマビーチから50kmほど南東に位置する都市「カン」は、ノルマンディー上陸作戦で町のほとんどが焼きつくされるほど大きな被害を受けました。カン平和記念館は、フランスのノルマンディー上陸作戦から44年目の1988年6月に開館した記念館で、上陸作戦以外にも第二次世界大戦全般にわたる展示が行われています。「第二次大戦」「冷戦」「平和」の3つに分けて展示されていますが、第二次世界大戦当時以外にも現在までの様子や戦後処理などに関する資料も展示されています。

アロマンシュ上陸博物館

すべての港がドイツ軍に占領されてしまったフランス軍は、人工の港を作り、そこから反撃する作戦に出ました。その一つがアロマンシュの町で、今でもその残骸を見学することが出来ます。アロマンシュ上陸博物館は、人工港の敷地内に建造された博物館で、当時の人口桟敷や前線基地などの様子を知ることが出来ます。博物館の周りには砲台の跡などが現在でも残っており、当時の様子が忍ばれます。

ペガサスブリッジ

ノルマンディ作戦を成功させるために、何としても成功させる必要があったのがこの作戦で、ドイツ軍の援軍を抑え込むためには決して欠かす事ができない作戦でした。橋も元の場所に復元され、フランスの開放に大きく貢献しました。上陸作戦の様子を展示する展示館もあります。当時の貴重な様子を展示するほか、未来の平和への警笛を鳴らす展示がたくさんあります。フランスの歴史を知る上では外せない、大切なことを知ることが出来る場所です。

オマハビーチを訪れるにはオプショナルツアーもおすすめ!

交通の便があまりよくないオマハビーチ周辺なので、観光に出かける際はパリなどより出発している、オプショナルツアーに参加するのが便利でおすすめです。行き帰りのバスをはじめ、見どころを効率よく回ることができるので、おすすめスポットを無駄なく回ることができます。フランス語が苦手な人でも英語のガイドが付くツアーもあるので、安心して楽しい一日を過ごすことができます。見どころを効率よく回ることが出来る上に、レンタカーなどと違い運転などをしなくても目的地に到着するツアーなら、観光に集中して楽しむことが出来ます。

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