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ドゥカーレ宮殿の歴史は?

ドゥカーレ宮殿は8世紀に建てられたゴシック様式の建築物です。地中海に面したドゥカーレ宮殿はベネチアの歴史でもあり、宮殿が建てられた頃は周辺諸国からの侵略もあったため、当初は城塞としての役割が強かったです。14世紀から15世紀にかけて改築が行われ、現在の姿となっています。そのため、ドゥカーレ宮殿の内部には、14世紀から15世紀に活躍した画家たちによって描かれた天井画が美しく、現在でも観光客が注目する目玉のスポットとなっています。
ドゥカーレ宮殿のチケットや予約方法は?
通常見学のサン・マルコ広場共通チケットは20ユーロです。チケットの金額は変更となっている場合がありますので、現在の確実な金額を知りたい場合は、公式サイトの確認をおすすめします。イタリアの観光名所は18歳未満無料のところが多いですが、ドゥカーレ宮殿は子供料金の設定がされています。子供は6歳から14歳までと、15歳から25歳までの学生が13ユーロです。6歳未満は無料で、その他にもベネチア在住の方も無料で入場できます。チケットには種類があり、通常の見学チケットにはコッレール美術館(Museo Correr)、ヴェネツィアの考古学博物館(Museo archeologico nazionale venezia)、国立マルチャーナ図書館(Biblioteca Nazionale Marciana)のチケットが付いているため、時間があればあわせて見学してみてくださいね。
チケットはインターネットで予約することもできます。公式サイトではイタリア語に加え、英語表記の予約サイトもあります。通常のチケットであれば、日にち指定は特に必要ありません。しかし、シークレットツアーを予約の場合は日時の指定が必要です。予約必須のシークレットツアーについては、また後ほど説明します。
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ドゥカーレ宮殿の見どころを5つ紹介!
次にドゥカーレ宮殿の見どころを紹介します。ドゥカーレ宮殿にはたくさん見どころがありますが、今回はその中でもぜひ見てもらいたいおすすめの見どころを5つ紹介します。旅行に行く方は、見逃さないようチェックしてから行ってくださいね。
ドゥカーレ宮殿の外観
1つ目の見どころはドゥカーレ宮殿の外観です。ドゥカーレ宮殿があるのはベネチアの玄関口である、サン・マルコ広場です。外壁は白とピンクの大理石が模様を描くように配置されており、イスラム建築の影響を感じるアーチ型の柱は、シンプルですが繊細で美しいです。広場側からはもちろんですが、運河に面してたたずんでいるため、船でベネチアに来た人が最初に目に入る建物となります。そのため運河側も意識して作られています。元々要塞としての役割が多かったドゥカーレ宮殿ですが、歴史と共にその役割は変化していき現在の外観となりました。
黄金の階段(Scala d'Oro)
2つ目の見どころは黄金の階段です。きらびやかな天井画が施された黄金の階段は、ベネチア共和国の時代には、議員、貴族、外国からの客人など限られたVIPしか通ることのできない特別な階段でした。金箔がたくさん使用されているため、装飾が光り輝いておりとても美しいです。当時は限られた人しか通ることができなかったことを想像しながら歩くと、さらに特別感が感じられますよ。ちなみにドゥカーレ宮殿を効率よく回るには、まず4階に上がり下の階に降りていきながら見学することをおすすめします。
大評議会の間(Sala del Maggiore Consiglio)
3つ目の見どころは大評議会の間です。大評議会は柱が一本もない、欧州でも特に大きな部屋で、1200〜2000人を収容できる、54メートル×25メートル×高さ15.4メートルもあるとても広い部屋です。全ベネチア貴族が議会を行う場所として作られました。ここにはベネチアに関する様々な絵画がたくさん並んでおり、まるで美術館のようです。その中でも特に有名なのが正面にある、ティントレット作の「天国」です。この作品は8年の月日をかけて描かれた、世界有数の大きな油絵といわれています。
羅針盤の間 (Sala della Bussola)
4つ目の見どころは、羅針盤の間です。この部屋の名前の由来は、部屋の角に置かれている木製の羅針盤といわれています。羅針盤は「十人委員会の3人の長官と調査官の部屋」の扉を隠すように配置されています。そのため、この部屋は長官に呼び出される人のための、控え室として使用されていました。また、羅針盤の間を出たところには、ライオンの口があります。ライオンの口は市民の投書を受け付ける目安箱として利用されていました。
ため息橋(Ponte dei Sospiri)
5つ目の見どころは、ため息橋です。名前の由来は、囚人たちが投獄される前に最後にみるベネチアの景色がこの橋からの景色ということで、最後のため息をつくということから、ため息橋の名前が付けられました。ドゥカーレ宮殿の見学でこの橋を通ることができますが、実際通ると意外と短く、美しい景色を眺めていたら気付きにくいため、注意しながら通ることをおすすめします。
ドゥカーレ宮殿の所要時間は?
ドゥカーレ宮殿は見どころが多く、少なくても1時間の所要時間が必要です。細やかな装飾や絵画などをじっくり見るなら、2時間程度時間に余裕があると安心です。室内の見学が比較的多いことから、あまり天気に左右されないので、天気と相談しながら他のスケジュールと上手く調整してみるといいですよ。
ドゥカーレ宮殿への行き方は?
ドゥカーレ宮殿はベネチア本島の南西側で、人気スポットのサン・マルコ広場に面して建っています。ドゥカーレ宮殿へは、ローマ広場(P.le Roma)やサンタ・ルチア駅の最寄り停留所(Ferrovia)から水上バスに乗船してアクセスするのが一般的です。乗る場所によって降りる場所が異なりますが、各停留所からドゥカーレ宮殿までは約3〜5分の距離です。
ドゥカーレ宮殿周辺のおすすめスポット
サン・マルコ広場に隣接している、サン・マルコ寺院やサン・マルコ時計塔はドゥカーレ宮殿からも近く、外観の装飾も圧巻ですのでスケジュールを調整して行くことをおすすめしますよ。そのほかにも、大鐘楼の見晴らし台は必見です。水の都ベネチアを上から眺める景色は他ではみることができないなかなかの絶景です。見晴らし台はそんなに広い空間ではありませんが、360度眺めることができますよ。
サン マルコ寺院
イタリア / ヴェネチア / サンマルコ広場周辺
- Basilica di San Marco, Piazza San Marco, 328, 30100 Venezia VE, Italy
- +39 041 270 8311
ドゥカーレ宮殿のシークレットツアーって?
シークレットツアーとは、通常のチケットでは入ることのできないエリアに入ることができるガイド付きのツアーです。このツアーで見学できるのは、処刑場やカサノヴァが閉じ込められていたという鉛牢獄、屋根裏などで、華やかなドゥカーレ宮殿のダークな部分までみることができます。
基本の申し込み方法は、公式サイトから申し込むことができるイタリア語、英語、フランス語のツアーです。日本語のツアーはオプショナルツアーだと申し込むことができますので、事前にチェックしてみてくださいね。ツアーはそれぞれの歴史や建築物について詳しく紹介してもらいながら回ることができるため、重要なポイントを見逃すこともないのできっと充実した時間になりますよ。
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